先日のKTM大分さんの走行会でFE350の乗り方が分からなく悩んでいた 大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。
そんなFE350君と、またまた練習に訪れたのが、先日KTM大分さんの走行会で訪れた「テストコース今市」さん。
ただ、先日と違うのは…
雪景色!!!
雪国の皆さんならこんな景色大した事ないのでしょうが、九州の大分県では珍しい景色です。
コースまであと少し、という所で路面凍結箇所があり、ノーマルタイヤのセレナでヒヤヒヤしながらなんとか到着したコースでしたが、こんな景色を見せられたら走るかどうか悩んでしまいます。
せっかく来たし、どっちみち今回は基礎練習をしようと思っていたので、とりあえずバイクをセレナから降ろして着替えましたが、寒かった。
完全に雪にビビッてます。
こんな感じで8の字走行をしていたら、雪が徐々に削れていきました。
そして、帰るころには完全にドライって…
雪景色に白いハスクバーナの車体が映えますね。
当初の予定通り、基礎練習として8の字走行の練習をひたすらしてきました。
動画で解説も書いていますが、今回自分なりに色々と思うところがあったので、文章でも説明してみたいと思います。
※興味の無い方はスルーして下さい。
それと、これから書く事、動画で説明している事は私個人の見解ですので、勘違い間違い等あると思います。
そんな時は、アドバイス等いただけたら幸いです。
練習始めは、自分でも何をしようか気持ちがまとまっていなかったので、8の字走行を開始しました。
ただ、その時はシッティングでメリハリもなくなんとなく加速して減速、旋回、みたいな走りだったので、もちろん走りもまとまりません。
そうこうしていたら、そういえばこの前KTM大分の店長さんから立って乗る練習をするように言われたなぁと思い出し、スタンディングでの8の字走行。
すると、やっぱりコーナーリングは座らないと曲がりづらい。
(この点に関してはKTM大分の店長さんも座って良いと言っていた。)
立ったり座ったりと忙しいけど、走り出すと…
ここは、こうだったな…、あれは、あんな感じで…と今まで自分がスクールで教わった事や先輩に教わった事、自分で調べた事等の知識が重なってきました。
まず、加速時
・スタンディングで頭を低く(低くといってもシッティング時と同じ位置)
これはYouTubeのYoshiki Inagaki Motocrossチャンネルで勉強した事。
・また、私のような身体の大きい人間がスタンディングをして頭を上記の位置にするとどうしても腰を引かないとそのポジションにならないので、しっかりとステップに足を載せて膝を少し曲げる感じで腰を引く。
・ただ、そのポジションであっても重心を意識して頭と腰の位置は調整する。
上記の重心というのは、バイクの重心(クランク軸の中心)と自身の重心をなるべく近づけるイメージを持つ。
これは、平尾雄彦のフラットトラックライディングスクールで教わった事。
最初は、腰を引きすぎてスロットル開度が上がってきた時にフロントアップになってしまったり、逆に頭を前に突き出し過ぎていたら、ブレーキング時にフロント荷重になりすぎてバイクの挙動がおかしくなってしまいました。
そこで、重心の事を思い出して、物理的に無理でもイメージだけは人とバイクの重心を近づけるイメージを持つようにしました。
次にブレーキング後のコーナー侵入
・ブレーキング前の準備として、ブレーキング時の慣性力を相殺する為に腰を引いてリア荷重にしておいて、ブレーキング時にバイクとライダーを合わせた重心を真ん中に持っていくようにします。
・次にブレーキングは、KRS(柏秀樹ライディングスクール)で教わったブレーキ3兄弟が生きてくる。
ガツンと効かせすぎても困る、そんなシーンでジワリと効かせたいブレーキング。
・コーナーリングスピードまで十分に減速したら、バイクを寝かせていく。
モトクロスでのコーナーへの侵入時はスタンディングでバイクを寝かさないとバイクが曲がらないと教えてくださったのはYSP大分社長です。
・この日のFE350での練習では、2速オンリーで走りコーナーではクラッチを切っていません。
コーナーリング(旋回)
・しっかりとバイクが寝たら、なるべくシートの前側、シートの外側の角へお尻の割れ目というか、私はイン側の太ももを載せていました。
ちなみに外側の足はステップにしっかり土踏まず部分を乗せ、曲げた膝はシュラウドもしくはタンクにしっかりとのせてスロットルを開けすぎた時にバイクが起きすぎないようにおさえておく。
・上半身は前でも後ろでもなく真っすぐに下す感じ。(ここも重心を意識してます。)
・座ってすぐにスロットルの遊びを取るというか、気持ちスロットルを開けている感じ。
これは、練習しながら思いましたが、ペースが上がってくれば徐々にスロットル開度は開けていけると思いました。(ただその時も旋回中はアクセル開度一定)
また、スロットルの遊びを取っておくとスロットルのレスポンスも良くなるので、旋回時転倒しかけた時にちょいとスロットルを捻るとバイクが起き上がってくれるので、安心でした。
これは、グッドライダーミーティングでAN師匠に教わっていた事です。
舗装路での講習会の技術でもオフロードで十分に役立ちます。
・最後にここがこの日一番感動したところですが、コーナー外側の肘の位置。
これをホント天に突きあげるイメージで上げてちょいちょいと動かすと面白いほどフロントの動きが変わる。
寝かし足りない時とかの微調整ができました。
ただ、慣れないとクラッチ側の肘を上げてのスロットル操作が難しかったです。
お弁当を食べる時でも肘を高く上げている元モトクロスIAライダーを見習わなくては(笑)
立ち上がり
・旋回あけの位置でスロットルを徐々に開けていく。
これはKRSのアクセル3兄弟でも習いましたし、平尾さんのスクールでも習いました。
・加速へ移行する際、重心はイメージしつつ気持ち背中やお尻をシート後ろにずらしトラクションをかけていきます。
これは、築城エアライドパークでヤマケンさんと走った時に教えていただいたコーナー立ち上がりのテクニックです。
・トラクションがかかり完全に加速状態になったら、立ち上がり最初の加速時の姿勢へ戻ります。
とまあ、練習をしながら色々な方々のアドアイスや教わった事を思い出して走っていたら、次から次に皆さんの教えが繋がっていき、一つの形になりました。
多分、皆さんが伝えたい事は一緒なんでしょうけど、受け取り手であるコチラのキャパシティーも当時はいっぱいいっぱいで受け止め切れていなくて、その時気になったキーワードだけ強い印象で残っていて部分部分で断片的になっていたんでしょうね。
そんな指導をしてくださった皆様に感謝しかありません。
最終的には雪も解けましたが、ひたすら2時間以上8の字を書いていたら、綺麗に整地されていました。
基礎練習をここまでガッツリやったのは初めてじゃなかろうか?
おかげで、最後の方はシッティングとスタンディングの繰り返しだったので、太ももの筋肉が悲鳴を上げ始めていました。
旋回時にシートの角に太ももを置いただけで筋肉の繊維が刺激されて痛かったです。
路面は、そこまでマディではありませんでしたが、短い距離の往復だったので、結構泥が付いていました。
リアフェンダー内なんてこんなに。
この前のKTM大分の走行会の時とは大違いです。
10時前位から13時前位まで練習したので、お腹ペコペコです。
自分で握ってきたおにぎりとお茶は、たくさん遊ばせて下さった「テストコース今市」さんに置いてある自販機で購入。
おにぎりは、今は亡き母がコンビニのおにぎりが流行り出した時に海苔をパリパリのままで包装していたアイデアを真似してサランラップで巻いていたのを思い出して同じようにしてみました(笑)
こんなもんよねぇ。
帰りがけに、YSP大分さんへ
今までお世話になっていた、店長が退職するとの事でお別れを言いに行ってきました。
店長には、BW's125Xのオーバーホール時に色々と頑張っていただいたし、WR250Rにもツーリングセローのアドベンチャースクリーンを無理やり取り付けてもらったり、ホントお世話になりました。
先に辞めた元営業の方と店長は、私と同い年という事もあって仲良くやっていたんですけどねぇ。
残念ですがしょうがない。
という事で、御本人からのリクエストがあったので、ガンダムMKⅡのティターンズ仕様のプラモデルを献上してきました。(私の手元に来た時には通販で包装していたので写真が撮れなかったので、御本人投稿のSNSから勝手に拝借させていただきました。)
テレビリモコンと比較したら大きさが良く分かりますね。
私もこんなプラモデル買った事なかったですが、退職のはなむけならば、最高な物が良いだろうと奮発しました(笑)
御本人も喜んでくれたようで良かったです。
夜勤入り前にグラタンの下ごしらえをしていてくれた嫁さんのおかげで、夕飯も熱々で美味しくいただけました。
この前の練習後に洗車出来ていなかったので、今回は雪がチラつく中しっかり洗車しました。
写真撮った時も雪が舞っていたのですが、写って無いですね。
エアクリーナーもKTM大分さんで購入した新品に交換。
フィルターオイル付きだと楽チンですね。(ただし一回限り:毎回新品なんて使えない)
寒い中走って、筋肉も傷めつけた後のお風呂は最高でした。
今日1日で少しはFE350君と仲良くなれたかな???
ハスクくんとドンドン仲良くなってますね(^-^)/
返信削除kazuさん
削除お互いを良く知り、仲良くしていこうと話し合っているところです(笑)