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大分市, 大分県, Japan
とにかく車、単車、メカが好きです。 それと家族が大好き。 125ccのスクーター&オフ車でたまにツーリング&林道探索してます。 愛車は、 単車:台湾YAMAHA社製BW's125x&YAMAHA WR250R ブラジルYAMAHA社製XTZ125Eはドナドナされました。 車は:日産セレナ こんなおっさんですがよろしくです。

2018年6月23日土曜日

寺山牧場まで日帰りで行ってみた。(大分県大分市から鹿児島県薩摩川内市までのツーリング)

ども、最近チャリトレでもKRS(柏秀樹ライディングスクール)のメソッドを取り入れてトレーニングしたり、梅雨のジトジトした雨の日には懐かしのビリー隊長(一昔前に流行ったビリーズブートキャンプ)とトレーニングしたりしている二輪車安全運転指導員のおっさんです。


今回は、何をトチ狂ったのか、急に思い立って、梅雨の間の晴れ間を狙って鹿児島県薩摩川内市にある寺山牧場へ偵察ツーリングに行ってみる事になりました。(←いや、お前次第だろっ)

寺山牧場の情報は→コチラ Facebook 寺山牧場オフロードコース-ホーム
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                  Instagram ♯寺山牧場

わが家のある大分県大分市から目的地である寺山牧場までは、Google先生に調べてもらったら…


こんな感じ。

4時間過ぎ、340km…

行くのか?行けるのか?自分?と自問自答を繰り返していても答えはもう決まっている。

思いついた時点で行く気になっていたのだから。


そもそも、なぜ寺山牧場が気になりだしたかというと、最近何回かお邪魔してお世話になっている御所オートランド(リンク先はコチラ)のスタッフの方々から鹿児島にも面白いコースがあってエンデューロレースをやっていたりしますよという話を聞いたのが始まりでした。

そんなん聞いたからって片道340kmの距離行く??

行くんです!!!

そこに面白そうなコースがある限り!!!

それがKRS、K(私の本名のイニシャル) Riding Spirit!!!、違うか??

深い考えなんてありません、気になったコース、休みの日程、天候、家族の都合、様々な状況が「行ける」という状況になったので、行ったまでです。



さあ、冒険の始まりです。
この時は、まだまだ先の苦労を考えずに元気だったな…

今回は、ネクスコ西日本さんが4月27日から案内して下さっていたETCのツーリングプランというものを利用してみました。(詳しくは→コチラ)

ちなみに、私が利用したのは、九州ツーリングプランの熊本・宮崎・鹿児島コースというプランでした。

決行当日まで行くかどうか悩んでいて、当日申し込みましたが、当日申し込みでもバッチリでしたよ。

申し込んだプランが延岡南インターチェンジからの定額プランだったので、若干ケチくさく、自宅から大分県南部に位置する佐伯インターチェンジ(佐伯IC→延岡南ICまでは無料区間なので)まで下道で移動です。


そんな事で、佐伯ICで高速道路に乗る前に水分補給。

先日、auのスマートパス会員特典で当選したほうじ茶の交換券でゲットしたほうじ茶で水分補給。

後は、高速乗っとくだけと思いきや、その高速乗っとくだけがキツイ。

今回出動したのは、バルパンサー号(WR250R)でしたが、オフ車はやっぱり高速走行に向いていないですねぇ。

でもわが家の中にある車両で高速走行出来るのはコイツだけ。

暇つぶしの音楽聞く用のインカムも高速乗る前にバッテリー切れ。

往路は、ずっと充電してました。


まずは、宮崎県の川南パーキングエリアで給油ついでの休憩です。

奥の煙は火災ではありません、宮崎名物地鶏を焼いたり露店がでていました。

ここまでが、自宅から156km位、半分も来ていない。

再スタートし、またタダひたすら走る。

お尻をズラしたり、ライディングポジションを変えてみたりしながら、お尻の痛みを散らす。

これ、最近していたチャリトレの応用です。

チャリトレで鍛えられたお尻もこの日の長距離ツーリングに耐えてくれました。

そうこうしながら、KRS(柏ライディングスクール)でならった様々なメソッドを試したりしてみる。

もちろん、道中もスタートは半クラ3兄弟は意識して、CKMで走っていましたよ。

何も考えずに走るより、走る事に意識を向けるだけで、走りの繊細さが変わってきた気がします。

道中、肩に力が入っているな?と感じるのも以前より感じ易くなったので、そこは肩の力を抜いてみたり。

おかげで、長距離の強行軍でもなんとか疲労を軽減して走り続けられました。

なんだかんだで、鹿児島県霧島市にある横川インターチェンジを降ります。

ここで、また給油。

タンク容量7.6Lのバルパンサー号では燃費がそこそこ良くたって160km位で燃料警告灯が点灯します。

高速道路で、ちょっと開け気味で走れば、130~140km位で燃料警告灯が点いたり。

この時も、すでに燃料警告灯が点灯していて、145km走行していました。
給油量は6L位だったので、まだ1L弱余裕があったみたいですね。

高速走行が飽きたというか、解放された気分で下道を走ると気持ちが良い。

タブレットに道案内をゆだねましたが、古いタイプの地図対応でタブレット専用でないタンクバックの地図を入れる場所にタブレットを入れていたので、タブレットが直射日光を受け続け、GPSを使用した自身の熱も発して絶不調。

騙し騙し、位置確認しながら走ってみると…


どこココ???って舗装林道走ったりしていました。


で、何とか到着した寺山牧場。

この時すでに、15時前。

出発は9時頃。

所要時間約6時間。

Google先生の嘘つき。

まぁ、想定内でしたけどね(泣)


にしても、なかなかナイスな感じのコースですな。

とりあえず、お腹が空いたので、何か食べさせてもらう。


こんな本格的な窯でピザ焼いてくれます。
おススメっていうので、ピザ頼みました。


メニューはこんな感じ。


こんなレトロな感じの店内。
コレはコレでありですよ。


置いてある雑誌も年季の入ったものでしたよ。
当時を知るライダーには垂涎物かも。


ピザが出来るまで、エンデューロレース時の画像がTV画面に流されていたので、それを鑑賞。


ピザ(ペパロニ)
ちょいとお焦げがあるのは御愛嬌かな(笑)
お水はセルフでお願いしますって。

美味しかったですよ。

それとおススメのチーズケーキってのを食べてみたかったのですが、自分の訪問時間が遅すぎたので、売り切れてました。

今度は、チーズケーキある時間に訪問しないと。


コース図。

今度、8月12日(日)にレースがあるそうですよ。
トレール車で周回できるコース(白線)と上級者向けのエクストリームコース(赤線)があるそうです。

発参戦で、エクストリームコース周回出来たらチーズケーキプレゼントなんだとか。
参戦してみるか???


建物の中からは、コースの様子を眺めたり出来ます。

この日も、地元の老若男女が集まり、それぞれ練習したり遊んだりしていました。

私は、往路の苦労を考えると復路の体力も残しておかなければと見学に徹していましたが、寺山牧場のマスターや練習をしていた若者から「レンタル車両もあるから走らんですか?」とお誘いをいただきましたが、上記の理由で誘いを断りつつ。

つーか、トラテクある子や、マスターもロード用の使い古しの様なTWでフロントアップして、丸太越えしてるし(驚)

私の中でのマスターのイメージはイニシャルDの主人公藤原拓海の父、藤原文太って感じでした。

くわえタバコでやる気無さそうな雰囲気を醸し出しつつ、やることやってしまう凄さ。



そんな状況を目の当たりにしていたら、心の中のどこかで「1周位なら良いんじゃね??」と聞こえてきました。

そうだな、1周4.7kmって書いてあったし1周くらいなら…

いやいや、また6時間300km以上走るんだから…

でも、何しに来たんだ俺??

コースを見に来てコースを経験せずに帰る??

そんなのKRS(ココでいうKRSとはバッタもんのK(私の本名のイニシャル) Riding Spirit)に反する。

後はなるようになる、後のことなんか知るかっ!!!

って事で、マスターのKTM250EXCを拝借。

トレールの走れるコースをゆっくりでってお願いしてスタート。

しょっぱな、激下り。

自分は、エンデューロレースやトライアルごっこで慣れていたからすんなり下りられたけど、初心者やったら、立ち止まって下りられないでしょうね。

最初は、トレール車コースだったと思います。

ですが、途中から雲行きが怪しい。

気がついたら、自分の後ろに1台だったハズのバイクが複数増えてる。

マスターも入っていて、先導してくれている若者にコースを目配せしている。

???

だんだんハードな登りや、ニュルニュルセクション出てきたやん。

どうやら、私の走りを見て、徐々に試されている感じになってきたぞ。
(彼らにとっては楽勝コースなのか???)

そんな感じになってきたので、これは私が格好悪い走りをしたら大分県のオフロードライダーが笑われてしまうし、ココを紹介してくれた御所オートランドの皆様にも御迷惑をおかけするという勝手なプレッシャーを感じ、自分なりに頑張りました。

飛ばしはしませんでしたが、ほぼほぼスタンディングで無転倒で周回する事が出来ました。

これも、KRS(ココは本物)のメソッド、ここ1ヶ月のチャリトレの効果も出ているのかな?と勝手に思っています。

しかし、やっぱりライダーですね。

最初はちょっとよそよそしかった方々も一緒に走ったら気持ちが一気に縮まりました。

やっぱり走って良かった。

マスターやコースを御一緒して下さった皆様にお礼とまたの訪問を約束してお別れ。



しかし、ゆっくりな周回だったとはいえ、エンデューロコース1周してからの帰宅。

身体が火照って若干の頭痛が。

あっ、水分補給していなかった。

帰りの道中で道端の自動販売機でポカリスエットを購入し一気飲み。

一気に症状が改善していく。

熱中症になりかけていたかもね(汗)

帰りの道中は、来た時と違って綺麗な道だったなぁ。

往路は、間違って変な道走っていたみたい。

燃料が心配なので、往路で給油した横川インターチェンジ近くのガソリンスタンドで給油。


さっさとぶっ飛ばして帰りたかったのですが、霧島サービスエリアに寄ります。


家族への御土産。

そういや、鹿児島らしいトコ寄ったかなぁ??

せめて、お土産は鹿児島らしく。

作っているところは宮崎だったとか言うのは内緒です(笑)

サービスエリアを出ようと思ったらポツポツとしたものが…

ココだけだろうとタカをくくって出発…


はい、案の定土砂降りに(泣)

晴れ予報だったので、カッパなんて持ってきてないし、聞いてないよぉ状態。

まぁ、往路から霧島辺りは、山の上に雲がかかっていて怪しい雰囲気だったんですけどねぇ。

宮崎高崎パーキングエリアでタンクバックをトップケースに入れて、ジャケットのベンチレーション(空気取り込み用のスリット)を全て閉めました。

すぐに止んで、降っているトコがあっても少雨だったので、通り雨的なヤツだったようです。

雨にも降られ、どうでも良くなった状態で、インカムで聞いていた音楽から流れてきたのが
コチラ↓↓↓↓


ウルフルズの「それが答えだ!」

自分は、何で大分から鹿児島までコースを見に行ったのか?何でチャリトレ一生懸命やっているのか?柏さんの教えを忠実に練習しようとしているのはなぜか?

様々な疑問はあります。

自分の中の気持ちに正直に生きているつもりですが、どこかで疑問と答えが重なる時が来るのかも知れない、こないのかもしれない、人からどう見られているんだろう、こんな事ばっかりしていて良いのか?家族に迷惑かけていないか?

ですが、コレを聞いて色々な悩みが吹っ飛びました。

これが答えではないかも知れません。

強引でも良い!!!

自分らしくあろうと思います。

それこそ私なのだから。

他にも、自分が元気になる曲をチョイスして携帯に入れていたので、帰りの高速は、ヘルメット中でカラオケ大会です。

喉が潰れそうな位大声を出したって誰も気にしなくて良いカラオケステージ(笑)

気持ちも上がっていたら、スロットルも開け気味になっちゃいます。

気持ちを抑えつつ走りましたが、ちょいと開け過ぎるだけで燃費に影響が出てきます。

往路で給油した宮崎県の川南パーキングエリア手前で燃料警告灯が点灯しました。

あそこで帰りも給油するつもりだったので、そんなに焦らず走り続けました。

予定通り川南パーキングエリアに到着し、給油しようと思うと、ガソリンスタンドの灯りが点いていない。

給油装置の電源は入っていたので、節電かな?と思いつつ、給油をしようとバイクを停めて準備をしていると、職員の方が、もう終わりですと一言。

どうしようもないのと計算上あと40km位は走れそうだったので、次の都農インターチェンジで降りました。

しかし、国道に出たのに、コンビニ以外は真っ暗な道が続く。

ガソリンスタンドがあっても真っ暗。

走行距離は徐々に延びている。

どこまで保つか分からない燃料、真っ暗な国道。

いざとなったらJAFか??知り合いに助けを頼むか?諦めて近場のホテルで一泊するか?押して歩くのか?

様々な不安に苛まされつつ、燃費が少しでも良くなるような運転を心がけ、オドメーターとにらめっこを続けていたら、日向市でガソリンスタンドの看板が見えました。

あの時ほど、ガソリンスタンドの看板が眩しくありがたいと思った事はありません。

給油してみたら、7.6Lタンクに6.84L入りました。

まだ余裕がありましたけど、嫌な感じでしたねぇ。


その後、門川インターチェンジから高速道路に乗り、佐伯インターチェンジまで。

ホントは、ツーリングプランの区間外で別料金払っても良かったのですが、運悪く佐伯インターチェンジ~臼杵インターチェンジ間は、夜間工事中で走行不可でした。

最後まで気を緩めず、安全運転で無事故無違反で帰宅できました。

往復700kmちょいのツーリングを日帰りでこなせたのは、今まで習ってきたグッドライダーミーティング、二輪車安全運転指導員としての自覚、柏秀樹さんのスクールでの教え、チャリトレで培った体力、様々なものが絡み合ってでた結果だと思います。

1日700km走れるなら、実家の群馬に自走で帰省できるかな??

それは、大きなバイクの方が良いだろうなぁ。


帰ってみての要らない御土産。


ジャケットについた虫達。


もちろん、バルパンサー号にも…


この通り


ミラーにも


ハンドガードにも

よく頑張った、バルパンサー号そして俺。

この日、帰宅は23:30頃だったので洗車、洗濯はまた後日。


思い立ったが吉日、思い切ったツーリング。

たまには良いけど、今度は最低一泊だなぁ。



走った距離も長かったけど、文面も長過ぎた今回のブログ。

もし、最後まで読んで下さった奇特な方がいらっしゃったのなら、ありがとうございますm(_ _)m

ツーリングもブログも思い付きでやっていますので、更新間隔、文面にバラつきがございますが、なにぶん素人のブログなので御了承下さい。