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とにかく車、単車、メカが好きです。 それと家族が大好き。 125ccのスクーター&オフ車でたまにツーリング&林道探索してます。 愛車は、 単車:台湾YAMAHA社製BW's125x&YAMAHA WR250R ブラジルYAMAHA社製XTZ125Eはドナドナされました。 車は:日産セレナ こんなおっさんですがよろしくです。

2020年9月1日火曜日

エアーコンプレッサーの修理をしてみた

先日、ポニー号('03YZ125)の整備をしていたら、エアーコンプレッサーが壊れて、最近はエアーコンプレッサーの修理、静音の事ばかり考えていた大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。

とりあえず、自分でネジ切ってしまった部品が届きました。

部品名は「逆止弁」だそうですが、量販店には置いていないようでした。

なぜかAmazonでは数件ヒットしました。


そんな部品を交換するついでに色々とメンテナンス出来るところはメンテナンスしておこうと、ドレンコック(タンク底部にある水抜き穴の栓)を外していたら…

圧縮された空気が充填された時に飽和水蒸気量と露点の関係で…以下省略

とにかく圧縮された空気を溜めるとタンク内に僅かながらでも水分も溜まっていくんです。

使用後には毎回ドレンコックを開放し、次使用するまでそのままにしているのですが、結構な水が溜まっていて、それがタンク内の底部を錆びさせ、水と錆が一緒に止めどなく出てきていました(汗)

色々と傾け、出せる分は出し尽くしました。


さて、肝心の届いた部品です。

左側が私がネジ切った部品、右側が届いた部品です。

Amazonのレビューじゃ、ネジが合わないやら、加工が荒いやら色々とおっしゃっている方々はいらっしゃいましたが、問題なくポン付け出来ました。 


この逆止弁を回す時に邪魔なので、手で持っている銅パイプを外しておきます。


さあ付けようかと思ったら…

シールテープがありません。
(シールテープとは、ネジの部品に巻き付ける事によりネジあるいはボルトの接合部の隙間を埋め、空気もしくは水等の流体の漏洩を防ぐ為のテープ)

工具箱にあると思い込んでいましたが、微塵もありませんでした。


って事で、ホームセンターへ必要な物の買い物。


これは、上手く使えないかな?


逆止弁にシールテープを巻き付けて


取り付け完了。

スイッチボックスへと接続されている管も接続。



先ほど外した銅パイプを復旧。



ドレンコックのOリングを交換。

サイズは計測していったのですが、コック右に付いている古いOリングを外したら、Oリング用に溝が掘られていて、コック左に付けているOリングでは少しガタが出ましたが、また買いに行くのも面倒なので、今回はバスコーク(シリコンシーラント)を埋めてなんとかごまかしました(笑)

どうせ私しか使わない道具ですからね。


ドレンコック取り付け完了。


振動防止も兼ねている、ゴムも劣化していたので、合いそうなゴムを取り付け。


それっぽくなりました。


買ってから何年経ったか忘れましたが、多分十年以上経っていると思います。

クランクオイルの交換なんてした事ありませんでした。


写真下のドレンボルトと共に、覗き窓も外したら、ここのパッキンもボロボロだったので交換。


クランクオイルは、エアーコンプレッサー用のを買ってきていましたが、どれくらい入るか分からなかったので、とりあえず200cc買っていたら、適量の赤点には届きませんでした(涙)

また買ってこなくちゃ。

オイルは少なかったけど、ない訳じゃないから試運転。

症状は、改善せず。

原因は逆止弁ではありませんでした(泣)

コンプレッサーが始動し、タンク内に空気を充填していき、設定圧力に届きそうな時にどこからかエア漏れの音がします。

色々、調べてみて、どうやらスイッチボックスが怪しい。

カバーを開けて、調べてみると


ドライバーの先で示している部分が圧力が上がったときに上がらないといけないのが上がっていませんでした。

更なる原因を追求すべく、バラしてみると…


こんなんなっていました(笑)

ダイアフラムになっていて、タンク内の圧力が上がると、穴の空いているゴムが圧縮空気で押し上げられて、写真左のピストンを押し上げ、先ほどのスイッチを上げコンプレッサーのスイッチを止めるという感じのようです。

さすがにもうお手上げか???

と思いましたが、最後の悪あがき。


家にあった、防水ガムテープをダイアフラムの両面に張り付けてみます。

防水なので、普通のガムテープより強いです。

復旧して、試運転してみるとバッチリ。

Amazonで同型のスイッチボックス一体が売っているようですが、しばらくこれでなんとかなりそうです。

パッキンシートがあれば、新しいダイアフラムも作れるし。


本体は良くなったので、良いのですが静音仕様にしたく、色々と調べましたが、箱で被うと言うのがほとんどでした。

わが家には、ガレージを建ててもらった際に余っていたコンパネ、材木等あったので、作ってみようと、試行錯誤し我ながら今までにないアイデアで防音性と熱対策を兼ね備えた箱が作れると思いましたが、恐ろしくデカイ箱になることに気が付きました。

なので、今回は却下。

しょっちゅう使うわけでもないし、充填していてもジワジワとエア漏れしていた原因も分かって修理したので、夜に使いたかったら、夕方タンクに充填しておいて使うか、タンクだけ買うのもありかな?


それでも、僅かな悪あがきで音の原因の一つがこのエアクリーナー兼消音器ではないかと思い一細工してみることに。


ちなみに10年以上漬かっていてもご覧の通り、ほとんど汚れていない。


エアクリーナーボックスの周りに隙間テープ貼って。


また貼って。


最後にコレ被せたら静かになるかと思ったけど、全然効果ありませんでした(泣)

とりあえず、壊れたと思って捨てるに捨てられなくて、困っていたコンプレッサーがそこまで金額かからず直ったから一安心かな。

今度は、コンプレッサーのオーバーホールでもしてみるか???(笑)