梅雨のシトシトした雨も止み、しばらく好天が続いていますねぇ。
好天は良いのですが、梅雨が開けきっていないので、湿気を含んだ暑さが体にまとわり付くようで、気持ち悪い暑さです。
そんな暑さの中、平日休みだったのでバルイーグル号(BW's125x)で遊びに行ってきました。
午前中は洗濯等の家事を済ませ、昼前からの出動です。
今日の目的は、初心者でも楽しめる林道散策。
オフローダーの一部は、感覚が麻痺して自分では簡単、安全だと思っている林道を初心者に案内して、初心者に騙されたと言われる事があります。
それは、オフロードに慣れてしまった人と、オフロード初心者との感覚の差が大きいところからくるのだと思われます。
そんな自分もかなりオフロードライフを充実してきている人間かもしれません。
そんな自分がオフロード初心者等を林道に案内する際、どういう林道が良いだろうか?と考えたところ、オンロードタイヤを履いたスクーターで先導する林道なら初心者でもオフロードバイクに乗っていればゆっくり楽しめるのでは?といった発想からバルイーグル号での出動です。
目指す林道は、ちょいと前KTM大分スタッフNさんと御一緒させていただいた林道。
と言っても、林間セクションは抜きにして、広々としたフラットダートのみの区間です。
後で調べたら鎮南山林道という林道だったようです。
林道の旅人という方のホームページでも詳しく載っていますが、データが古いのと私は佐伯方面からではなく、臼杵市内からの道順で向かいました。
まずは、自宅から県道205号線(旧臼坂有料道路)を南下し臼杵へ向かいます。
臼杵市内に入ったら臼杵消防署の交差点を右折、しばらく道なりに走り、農免道路との分かれ道で左折、その先の信号を右折して国道502号線に入ります。
石仏入口を通過し、その先の斜め左に入っていく道へ入ります。
その先を左折し県道633号線に入ります。
県道633号線を道なりにしばらく走ると臼津交通の「神野口」と言うバス停が左手に見えてきたT字路を左折し県道204号線に入ります。
県道204号線をしばらく道なりに走ると、左手にグラウンドのような施設が見えてきて、東屋の屋根のようなものも見えてきます。
その先は、工事中でしたが、グラウンドらしき施設が切れたトコにある道を左折。
林道入り口は、こんな感じ。
林道は、砕石が敷き詰められ良く固めてあり、天気が良いときは、最高のフラットダートです。
ただ、最近の豪雨の影響で数箇所道の一部が塞がれているところはありました。
それと、豪雨の影響で、道が削られ所々轍が出来ているところもありました。
ガレ場と轍の時は、ドカっとシートに座っていては、ショートストロークのサス、小径のキャストホイールのおかげでお尻に衝撃がドッカンドッカンくるので、タンデム用のステップ的な段差に足を乗せ、メットインをクルブシホールドし、スタンディングでガンガン進みます。
変な体勢のスタンディングなので足がプルプルしました。
約7Kmのフラットダートを満喫したら、フラットダートと舗装路が入り乱れてきます。
そんな中、丁度良い日陰の広場を見つけたので、休憩をする事に。
敷物を広げ、お昼ご飯。
と、思ったら。
林道に入る前に、コンビニで買ったオニギリと凍った麦茶がない(汗)
と、言うのも、買い物をした時、メットインがいっぱいだったので、買った物をコンビニフックに引っ掛けていました。
そう言えば、走っている途中、ビニール袋の片方が外れてたな、と思いベースキャンプは設営したまま、オニギリ、麦茶捜索隊を派遣しました。
1個目発見。
2個目。
麦茶、崩落現場に落ちていました。
もう少し寄ってみます。
無事に3者を救出しベースキャンプへ戻ります。
帰ってコンビニ袋を見てみたら…
穴が開いていました(涙)
全部落ちていなくて良かった(笑)
オニギリの他にもう一品、これは家から持ってきていたので、メットインで無事でした。
食後は、もちろんコーヒーブレイク。
ホントは昼寝とかのんびりしたかったのですが、出発も遅かったし、原住民のアリさんたちにブルーシートが占領されつつあったので、素早く撤収しました。
ベースキャンプの先へ進むと残りは、ずっと舗装路でした。
こんな記念碑があったりしました。
起点。
こちらは、山庵寺というお寺へ向かう道への起点。
この分岐点を左に行けば山南林道、右へ行けば津久見方面。
津久見方面へ進むと、戸高工業の石灰石採掘現場がいつも(国道)と違う角度で見られます。
津久見湾と津久見の街並みも見えたりしました。
林道を下って県道217号線と合流します。
旧道(昔の国道217号線)ですね。
林道の旅人さんは、ココを右折して津久見の街に下っていましたが、私は左折し臼杵方面へ向かいました。
この道は、大型ダンプの通る道であることは知っていたので、グッドライダーミーティング外伝???で習った走り方で余裕を持ってコーナーリングをしていました。
すると、すぐにもそのおかげで助かる場面に遭遇しました。
大型ダンプではなく軽トラでしたが。
左コーナー抜けた後の右コーナーと言うS字コーナーでしたが、対向車が見えるまで、パーシャルで旋回していたところ、一般的な概念とは違うドライバーの方がイン、アウト、インというライン取り、アウトは中央車線から車半分飛び出すと言う豪快な運転でこちらの車線に飛び出してきました。
まぁ、こっちは余裕持って走っていたので普通に回避できましたが、コッチ車線をアウト、イン、アウトで膨らんでコーナーを抜けていたら完全に衝突コースでしたね。
良く師匠が言っていますが、人の数だけ考え方も違うから、運転する時も、法律でこうだからとか、常識的にはこうだからとか思わない方が良いと言う典型的な例でした。
臼杵側に降りた後も、40km/h制限の所を制限速度+α位で走っていると猛烈な追い上げの軽自動車が現れたので、見晴らしの良い直線で左に寄って減速したら豪快に抜いていきました。
田舎のじいちゃんは豪快な運転が多いようです。
臼杵市内からの帰りは、九六位山経由で峠道を楽しみながら帰り、ついでにKTM大分さん、ギアチェンジワールドさんに寄り道して帰りました。
とても初心者向けな林道だったと個人的には思うのですが、誰かオフロード行きたい方いらっしゃらないですかねぇ。
安全、安心で御案内いたしますよ。