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大分市, 大分県, Japan
とにかく車、単車、メカが好きです。 それと家族が大好き。 125ccのスクーター&オフ車でたまにツーリング&林道探索してます。 愛車は、 単車:台湾YAMAHA社製BW's125x&YAMAHA WR250R ブラジルYAMAHA社製XTZ125Eはドナドナされました。 車は:日産セレナ こんなおっさんですがよろしくです。

2018年1月26日金曜日

かりゆし58のライブに行ってきた。(2018.01.25 DRUM Be-0 大分公演)

いつもはバイクネタばかりですが、昨年の年末に沖縄旅行に行って以来、沖縄にかぶれちまっていると家族に呆れられているおっさんです。


どれだけかぶれたと言うと、沖縄民謡が聴けるレストランで食事をしたときに、


沖縄民謡である「てぃんさぐぬ花」という唄を聴かせていただき、その歌詞は島の言葉だったので、分かり易く訳した言葉で意味を教えていただいたら、とても良い歌詞だったので、沖縄という場所も好きだったのが、城(グスク)に興味を持ち出し、しまいには島唄に興味が出てきました。

で、色々と沖縄の音楽を探していたら、沖縄出身の有名なアーティストいっぱいいました。

どのアーティストの方々も、沖縄独特の文化を融合しつつ、現代音楽に結び合わせて、太古の沖縄の歴史や戦争の話等、沖縄の人でしか語れない内容の歌詞の入った歌が特徴的だなと感じました。

その中でも、かりゆし58は、


世界仰天ニュースでも取り上げられた「アンマー」の作成秘話等を以前もTVで見た事あったのですが、改めて見たらとても感動的な話で、感動的な歌でした。

その他の歌を聴いてみても、どれも前向きで、未来へ進む曲で私のフィーリングに合う歌が多かったんです。

それで、ライブとかやっていないかな?とネットで検索したところ、あるじゃありませんか大分公演。

即効で予約してから、年を越しました。

ライブ1週間前に、息子がインフルエンザB型に感染し、自分にいつ感染るか分からない状況の中、気合と市販の薬でウイルスを撃退し、ついにその日を迎えました。

1泊2日の航海を終え、帰宅し、まずは風呂に入り、インフルも治った息子と嫁さんと早めの夕食を摂り、いざ鎌倉!!ではなく、いざライブ会場であるライブハウスDRUM Be-0へ。

開場時間の18時30分より若干早めに到着。

何やら、ライブハウスの前にもう行列が…


慌ててチケットを取り出すけど、座席番号とかではなく、整理番号170と書かれている。
整理番号???
良く分からないので、とりあえず行列の最後尾に向かう。

そして、勇気を出し、最後尾の若者にこの整理番号の意味を尋ねてみる。
とても親切な若者で丁寧に教えてくれた。

どうやら整理番号とは、この行列の順番になるらしい。
ちなみにこの時尋ねた若者は250だった。

そこから、前に進みここら辺かな??と思える方に整理番号を尋ねる事4、5回目。
169です。
と答えて下さった女性の後ろに入れていただく。

皆さん要領を心得ているらしく、ここで横は入りしても誰も文句は言ってこない。

ちなみに169番の女性にこのライブハウスはどのようなシステムなのか尋ねたところ、彼女も10年ぶりのライブハウスなので良く分からないとの事だった。

昼間は雪のチラついていた大分市内、まだまだ寒気は居座っているようで、待っている間はとても寒かった。

整理番号順に少しずつライブハウス内に案内をされていく。



今回ライブのあったDRUM Be-0。


今回のライブの看板。

ライブハウス内は、別途ドリンク代500円を支払うシステムらしい。

その後、ライブハウス内に入ると、かりゆし58のライブグッズが売っていた。


前の方の様子を伺いつつ、どうやらタオルは必須のようだと思い、タオルを購入し、勢いでリストバンド2個も買ってしまった。

ライブハウス内の2階で、ドリンク交換用のバッチを貰っていたので、ドリンクと交換。
結局追いを打たないと良い飲み物は貰えないようだったけど、追いは打たずミネラルウォーターをゲット。

ゆっくりライブを見たかったので、荷物と上着をライブハウス内のロッカーに入れる。
このライブに来る前にネットで調べたところ、ライブの時は暑くなるからTシャツの方が良い的な事を書かれていた方がいたので、上はパーカーも脱いでTシャツ1枚になり、タオルと水だけ持ってライブハウスのステージ前へ。



ステージはこんな感じ。

こういうライブは初めてなので、今回は最後部に陣取りました。

最後部でも、大きなコンサートホールと違い、ステージとの距離が近いので、臨場感はありました。

さあ、開演です。

と、ここで、ライブの内容はたぶん言っちゃいけないと思うし、ネタバレしても面白くないですもんね。

こういうのは、実際に足を運んで、感じた方が100%良いもんだと今回改めて感じました。

ただ、今回のライブに行ってきて、私なりに感じた感動だけは伝えたいと思います。

とりあえず、開演後数曲演奏されて見ていたんですが、かりゆし58を好きになり、アルバムもいっぱい借りて曲を覚えてきて予習はバッチリと思いましたが、最近の曲は分からないし、何よりどうノッて良いのか分からない。

曲によって暗黙のルールとかあるのか?

みんなと違う事やったら恥ずかしい、隣の人は手を挙げていないのにこの列自分だけ手を挙げたら恥ずかしい??等色々と思いを巡らせながら曲を聴いていたら曲に集中出来ないし、楽しめないし、自分の中で若干嫌な雰囲気に なってきていました。

ちょうどその時に、MCになりボーカルの前川真悟さんが、

「ライブは、自分で感じて自分の好きにのれば良い、隣の人がどうしてるとか、人がどう思おうが関係ない。

それが、ライブ、ライブハウス。」

と言った内容の事を言ってくれました。

その後に「アイアムを」と言う個人個人オリジナリティーがあって良いじゃないかといった歌詞の曲を歌ってくれました。

そのMCとその曲を聴いていたら、その前まで一人で不安で、周りの様子を伺って楽しめずにいた自分を見透かされていたような気分になり、またそんな自分に激を送ってくれたような気もしだして、ライブ前半の盛り上がっている最中に、不覚にも涙が溢れてきてしまいました。

かりゆし58の曲の中には感動的な歌詞の歌もあるので、どれかの歌で泣くかもしれないとは思っていましたが、こんなにも早く、こんな理由で泣くのかと、自分の不甲斐なさと彼らの優しさを感じました。

その後も、恥ずかしさはありましたが、ルールなどないと分かれば、自分なりに楽しもうと思い、みんなに合わせたり、曲にのったり、楽しく遊べました。

40を過ぎましたが、縦ノリもしたりと良い年の大人がバカやるのも楽しいもんだと実感しました(笑)


前川さんは、MC入る前の曲の終わりには必ず「ありがとう」とハッキリ言ってくれて、観客の事は「あなた」と一人称で呼んでくれていました。

音楽を自宅にいてネットで買えたり、タダで見られる時代に、あなたの時間を割いて、チケット代を払ってくれてライブを見に来てくれてありがとう、音楽を楽しんで下さい。

と言って下さり、ライブ中何回も、我々観客に同じ空間で楽しむ事を教えてくれ、感謝してくれていました。

そんな彼等もデビュー当時は大変な時期もあったらしく、常に前向きに一歩一歩歩き続ける事、新しい事をやり続ける事が大事と言って下さいました。


そんなライブを見ながら、結局バイクネタに戻ってしまうのですが、今年1年自分がやっていこうと思っていることに、少しも不安が無かった訳ではなかったのですが、改めて自信を持って、自分は自分のやりたい事、やれる事をやっていける勇気をもらえました。



何でも、本物は良いですね。

ライブの臨場感、CDだけじゃ分からなかった、バンドメンバーの人柄、ライブ中のアクション、どれをとっても、目の前で起きている物事には叶いませんね。

ライブ、癖になりそうです。


そんな折、ライブハウスのチラシにこんなの入っていました。


まだ席は余っているようです。

一人で行っても良いんだけど、今度は誰かと感動を共有したいなぁ。

誰か一緒に行ってくれんやろうか??(笑)