そんなポニー号のこの前までの整備記録はコチラ→ポニー号('03YZ125)の整備やった(クラッチ整備、ステムグリスアップ、フロントフォークオイル抜き)
フロントフォークのオイルは抜いた事には抜いたのですが、カートリッジ式の倒立フォークは型の旧いポニー号でも作りがちょいと複雑で簡単に全部のフォークオイルが抜ける訳ではありません。
上の蓋だけではなく、下の蓋も開けると綺麗にオイルが抜けるので、AN師匠の工場に持ち込んでキャップだけ緩めてオイルを抜いて持って帰ってきました。
写真は撮り忘れましたが、開けてみるとメタル等のスラッジが混じった汚れたオイルが溜まっていました。
開けて良かったです。
そんなフロントフォークをバラして、ボトムキャップがもう少しバラそうだったので、バラしてみたところ薄いシムの重なった何やらやばそうなものをバラしてしまいました(汗)
一応、外した順に並べたものの自信がなかったので、もう片方のシムをバラす時はより丁寧にバラし、順番、数量を確認しながらバラしました。
ついでにフロントキャリパー、マスターシリンダー、ホースもバラして洗浄。
エアーを噴いたものの、冬場の夜の作業だったのでパーツクリーナーも蒸発しづらかったので、1日放置する事にしました。
翌日、心配だったボトムキャップを組み上げて、フロントフォークを組み上げました。
もちろんフロントブレーキキャリパー、マスターシリンダーも組み上げました。
そんな中、悲劇も。
古いプラスチック製品を無理やり広げようとしたら、やっちまいました。
良くみたら、取り付けられてた方も亀裂が入っていました。
この日は、コレで作業を終え、後は注文していたフォークオイル待ちでした。
そんなこんなで、フォークオイルを受け取り、給油する事に。
ポニー号のフォークオイル1本分の規定量は568cc。
ちゃんと軽量して入れます。
このオイル量によってフロントサスペンションの作動具合が変わるらしいですシランケド。
エア抜きをしながらフォークオイルを入れたらこんな感じになります。
この後、油面調整もしましたが、作業に夢中で写真は忘れました。
ちなみにポニー号の規定油面は135mm
今回油面を上げようかともおもいましたが、一旦原点回帰という事で全て標準に戻してみる事にしました。
フォークオイルさえ入れちゃえばコッチのもんです。
さっさと組み上げてしまいます。
んで、三つ又に取り付けてタイヤも仮付けしてステムベアリングの締め込み具合の調整です。
固すぎず緩すぎず。
よく分からなくなってきたのと、私は緩めが好きなので、ある程度で良しとしてトップのナットを締め込みました。
それと、先日(たまにはメンテナンスもしてあげないとね)割ってしまったスロットルカラー取り付けカバーを新品に交換。
ブレーキフルードも入れエア抜きを完了し、フロント周りの整備は終了。
ちなみに、ゼッケンプレートを最新年式のものに変えました。
今までのゼッケンプレートがボロボロだったのと、以前バルシャーク号(XTZ125E)で御所オートランドのガルルカップに参戦した時に使用した物が余っていたので、下の部分がちょいと違いましたが、タイラップで何とか取り付け成功。
この日の作業はコレまで。
この後日、リア周りの残りの整備。
まずは、リアブレーキキャリパー、マスターシリンダー、ホースを取り外し、バラして洗浄。
この時は、真理子様のライブチケット予約開始の時間を確認するため時計とにらめっこしながらチャッチャと作業をしていたので、写真なんか撮る余裕無かったです(笑)
リアキャリパーの一部が錆なのかボルトが全然緩まなかったので、YSP大分さんに注文していた部品を受け取りに行きがてらバラしてもらいました。
今回は、バラした部品を乾燥するように、リビングのヒーターの前にいっとき置いておきました。
今回は、色々と思う事あってフロントフォーク同様リアサスペンションも標準に戻そうと思い、以前久保一家のIM氏からいただいた固めのオレンジスプリングは取り外し、ノーマルスプリングに戻しました。
規定締め込み量の締め込み範囲の最小値までスプリングを締め込みました。
YSP大分へ行って帰ると、息子が夜に塾があると言う。
16時過ぎに帰り、息子に米だけ炊くように指示し、自分はリアブレーキ周りの復旧、フルード入れて、エア抜きまで終わらせてから夕食の準備。
食材とレシピがある「ヨシケイ」は作るだけで良いから楽チン。
雨が降り出したから塾まで送って欲しいという息子を塾まで送った後に整備の続き。
100均で買ってきたコイツらを使って何をしましょうか??
ついでにこんな(左の秤みたいなの)のも買ってみました。
写真右のエアフィルタークリーナーがぬるま湯3Lに対し100gの粉を入れろと説明書にあるけど、キャップ1杯が○○gとか言う目安もなく、今まで適当だったので、目安くらいになれば良いやと思ってその名も「目安はかり」を買ってきました。
100均の台所用品って何故か整備に使える物が多いんだよな。
んで、さっきのグッズはこんな感じで使ってみました。
左が液体洗濯用洗剤の容器1.1L(200円)、右は調理用軽量カップ500cc。
クーラント液の攪拌&補給用に購入しました。
ポニーのクーラント容量が0.9Lなので500ccのクーラントと500ccの水道水を混ぜて1Lのクーラント液を作ります。
激しくシェイクしても水漏れはありません。
とりあえず余り分の100ccを事前に水道水を3回溜めては排出したポニー号の冷却経路に補給します。
こうする事で、水道水だけが溜まったものを排出して、クーラントの濃度が薄まらなく出来るそうです。
YSP大分の店長に教えていただきました。
100ccのクーラントを排出し、いざ本番用のクーラント投入。
思ったとおり注ぎ易い。
我ながら良い買い物した。
閑静な住宅街なので、エンジンを回してエア抜きなんて出来ないので、残りの分はコース走行の前にでもエア抜きをしてから入れましょう。
それと、野母崎でウ○チみたいな土が入っていたグリップにはボンドもたっぷり塗ったのですが、カッコも良いので、ワイヤリングしてみました。
このワイヤーも100均(笑)
捻ってまとめたワイヤーは手に刺さらないように上の写真のようにグリップ側に先を曲げて…
グリップに差し込みます。
これでバッチリ。
フル整備の終わったポニー号で走れるのはいつかな???