最近、SRJ(→ブログへはコチラ)というブログを読んでいたら、このままレースを続けられたら海外のレースに参戦するという事もあるんだなと思い、英会話の必要性を感じてきているけど、とりあえず任天堂の初期のDSで「えいご漬け」というソフトで英語の勉強を始めた、大分県で二輪車安全運転指導員をしているおっさんです。
前回のブログで予告していた通り、ポジション変更したバルパンサー号(WR250R)の試運転ツーリングへ行く事にしました。
目的地は…
とりあえず、秋の彼岸の時期でしたのでお寺&墓参りに行く事にしました。
私は北関東の群馬県出身、お寺は長崎県佐世保市、お墓は長崎県長崎市、そして私の現在の居住地は大分県大分市。
もう訳分かりません(汗)
細かい事情はとにかく、まぁ父が長崎県佐世保出身なのでそう言った感じになっています。
車で行ったり、家族で行ったり色々なバージョンがありましたが、今回は、平日という事、天気はボチボチという事でバイクで行く事になった次第です。
お墓参りに行く度に、アレが足りない、コレがあった方が良かったとコツコツ買い貯めていった墓参りセットとお泊りセットをリアボックスに詰め込んで出発です。
いつもは、強行軍で即日帰宅する感じなのですが、嫁さんにバイクで行くなら頼むから泊まってきてくれと言われて、お泊りセットも積み込むはこびとなりました。
当初は、下道でのんびりボチボチ行こうかねぇとか思っていましたが、いつも通りのんびり構えすぎて、泊まりの準備は当日し始めて出発は遅くなるし、同じ長崎県内でも佐世保市→長崎市って結構距離があるんです。
なので、軟弱者はすぐに高速道路に乗っかりました(笑)
写真は、由布岳PA。
写真を見てもらってお分かりの通り、雨は降っていませんが、なかなかの雲行きです。
Tシャツの上にメッシュジャケットだと寒くなってきたので、メッシュジャケットのインナーを取り付ける為に立ち寄りました。
無計画なツーリングなもんで、途中で確か高速道路のバイク用ツーリングプランがあったな?と思い出し確認したところ、バイク用は車と違い、九州一帯の周遊プランではなく、「熊本・佐賀・長崎」、「熊本、大分、福岡」、「熊本・宮崎・鹿児島」とエリア毎に分かれていたので、とりあえず「熊本・佐賀・長崎」プランを購入したのですが、後から思えば「熊本・大分・福岡」プランも購入しておけばよかった(泣)
結局、のんびりどころか、ただただひたすらに、まずは佐世保を目指しました。
鹿児島ツーリングの時は、ちょいと急ぎすぎてキツかったので、ただただ坦々と高速道路を走り続けました。
前回の墓参りの時は、車でしたが、お昼も食べられなかったので、今回はどこで食べるとかのこだわりは捨てて、川登SAのレストランに寄ってみました。
長崎名物「皿うどん」。
失礼ながらあんまり味を期待していなかったのですが、写真では伝わりづらいですが、これがなかなか美味しかったです。
また寄っても良いかも(笑)
泊まり先を決めていなかったので、ココでネットで予約。
その後、佐世保に到着しましたが、佐世保ではお寺に寄って、位牌堂を参って、また高速道路に乗ります。
長崎市到着。
途中、スーパーでお花を買って、無理やりタンクバックの間に挟んで搬送。
右側の写真は、駐車場から長崎湾を望んだ景色です。
お墓までの道中。
なんだか長崎らしい景色ですよね。
わが家のお墓からの景色。
女神大橋も見えたりします。
お墓って、日当たりの良い斜面にあって景色は良いけど、上り下りがキツイですよねぇ(汗)
もうこの斜面登ってバイク乗ってお店まで買いには行けない(泣)
お爺ちゃん、お婆ちゃん、御先祖様、申し訳ないですけど今回は勘弁して下さいとお参りしておわりました(汗)
お墓参りが終わったのが夕方、それから移動。
島原半島方面へ…
温泉街のある雲仙市小浜町の国民宿舎「望洋荘」に到着です。
到着は、19時頃だったので、この写真は翌朝の写真です。
フロントに向かい、「予約したおっさんですけど。」
フロント「えっ?何で予約しました?」
私「昼過ぎですが、ネットで予約したんですけど。」
何だかバタついている。
どうやら、予約の情報がちゃんと届いていなかった模様。
まぁ、昼過ぎに予約したのも遅いし、到着も遅かったし、他の宿でも良いし、急ぐわけでもないから、バタバタを横目に待っていると、何とかなったみたいでチェックイン出来ました。
宿内の様子。
もう開業して半世紀以上って入口にあった看板は伊達ではありませんでした。
林間学校や研修所的な作り。
だって、トイレとお風呂は共用ですから(笑)
そんなボロ宿なんで予約したか????
安かったから……
といった理由だけではありません。
自分が小学生の頃、家族でこの宿に泊まった事を覚えていたのです。
何となくその頃の事を思い出せたらと思い、予約してみましたが、こんな宿だったかなぁ???と疑問しか残りませんでした。
翌朝、海岸線を散歩していたら、姉と散歩した時の景色を思い出したり、散歩の後に入った温泉の展望露天風呂での景色を見て当時を思い出したり出来ました。
なんだかんだで、親には良くしてもらっていたんだなぁと感謝ですね。
自分は、1人で遊びほうけて息子がなにか思い出になる事してあげられているんだろうか???
なんて若干センチになったりした朝でした。
ですがこの日は、前日と打って変わって快晴。
台風の接近で風はややありましたが、メッシュジャケットで過ごし易い気温で気持ちの良い気候でした。
道中の橘湾(対岸が長崎市)を望む景色です。
段々畑が大好きな沖縄の古城の石垣を思わせてついつい寄って一枚パシャリ。
真っ直ぐ延びた道路も見ているだけで気持ち良く、走っても気持ち良かったです。
とある小さい漁港にあった恵比寿天の石仏が無性に気になり立ち寄ります。
色んなアングルで撮ったけど写真の才能がないので、どの写真が良いのか分かりません(汗)
どれも悪かったりして(涙)
ちなみにバルパンサー号のハンドルに結び付けられているタオルは、朝風呂で濡れたタオルを乾かしながら走っていたのです(笑)
結局、自分のバイクが一番!!!
って、恵比寿天写ってないじゃん。
連絡橋の間から見えた海がなんか気持ち良かったので一枚。
仕事で毎日のように海を見ていても、群馬県出身の人間は、海を見るとテンション上がるんですよねぇ。
特に、こういったチラリズムは期待感があって萌えます(笑)
モヒカンのモアイ像みたい。
天草四郎と聞けば分かるだろうか?
島原の乱(島原一揆)の舞台となった「原城跡」です。
「原城跡」から見えた雲仙岳がとても綺麗でした。
小学生の頃、両親と来た時は、蝉の鳴き声がうっとおしくとても暑い夏の盛りでしたが、この日は涼しくとても過ごし易く、あの当時と違い、各所にある案内板をしっかりと読み込み、島原の乱の凄惨さ農民、隠れキリシタンの勇敢さ、幕府の隠れキリシタンという新しい勢力への警戒感等、歴史の授業で聞いていたようであんまり理解していなかった事を学ばせてもらい、遥か昔亡くなっていった両軍の方々の御冥福をお祈りいたしました。
街中を走る国道から噴煙を上げる雲仙岳を見ていると、1991年こんなに街が近くにあるこの山が噴火した事を思い出すだけでゾッとします。
27年経った今でも当時の爪痕は残っているんでしょうね。
雲仙岳災害記念館に寄りたかったのですが、次回に繰り越すことにしました。
お墓参りはこれから何度も来る事になるので、これから何回もツーリングがてら走りに来れるので今回は島原半島1周して帰る事にしました。
島原半島1周した後、諫早湾の島原側から諫早側を繋ぐ諫早湾干拓堤防道路に寄ってみました。
堤防道路のほぼ真ん中にあるPAから島原半島を望む。
帰りは、多々良港から有明フェリーに乗って熊本経由で帰ろうかと思っていましたが、海上はなかなかの荒れ模様。
多々良港に到着したら、フェリーが到着する直前で、ほとんど待たずに乗船出来ました。
すんなり乗船出来たのは良いものの、お昼ご飯食べてない(泣)
しょうがないので、自販機のハンバーガーセット購入。
中身は、こんな感じでショボイ。
から揚げは中心冷えてたし(泣)
しまいにゃ、私がハンバーガー食べているのを見た近くにいた子供が、ハンバーガー食べたいってお父さんにゴネ出してた(汗)
お父さんゴメンよぉ(泣)
展望デッキからの景色。
反対航路のフェリーと調査船のような船が見えました。
熊本県の長洲港に到着。
とっとと帰ろうか?
いえいえ、実は二輪車安全運転指導員の審査を受けた時に一緒に受けた方の一人が熊本県荒尾市でバイクショップをされていると聞いていました。
お店の名前は伺っていたので、アポ無しですがせっかくの通り道だし、遊びに行ってみようかと勝手に決めちゃいました。
で、到着。
オオイエモーター。
(ホームページはコチラ)
慌てて撮ったので、上手く撮れていない。
サスペンションやらパーツ類も陳列棚に綺麗に並べられていました。
何より、Kawasakiのコイツ「Ninja H2R」、迫力ありましたねぇ(驚)
そうそう、指導員審査で一緒だった方は、残念ながら御不在でした(汗)
ですが、若い従業員の方やお母様、お兄様が丁寧に対応して下さり、とても暖かい雰囲気のお店でした。
特にお兄様から、お店の発展の為に色々と御尽力されているお話等、初めてお会いした私なんかに色々とお話して下さいました。
自宅からは遠いお店ですが、素敵な御兄弟の想いを感じる事が出来てとても応援したくなりました。
これからも、指導員として御一緒する事があると思うし、隣の県ならまた遊びに来れるしね。
皆様もツーリングでお近くを通った際には、遊びに寄ってみて下さい。
この後は、結局高速道路を利用して帰りました。
今回のツーリングを経て、自分の墓参りのスタンスが変わりました。
御先祖様を参りつつ、新たな道と出会い、新たな人と出会い、これからのお墓参りが楽しみになってます(笑)