最近の流行りは「テストコース今市」さんに行って8の字走行して遊んでいる 大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。
またまた休みにグルグルするつもりで前日から準備を進めていました。
夜勤明けの嫁さんの命を受け、文句も言わずに夕飯を作り、おもてなしをして遊びに行く準備万端だったはずの当日の朝…
嫁さんを喜ばそうと、わが家の天使「ふくちゃん」を寝室のベットへ連れて行ったところ、掛布団にやらかしてしまいました。
そこから寝起き&つい最近やらかされて大変な思いをしていた嫁さん大激怒。
布団カバーの洗濯&コインランドリーで乾燥までしないと外出の許可が出ないようだったのでバタバタやっつけてから、逃げるように出発しました。
家を出ると、小雨がパラパラ。
天気予報では曇りだったのにねぇ。
で、コースに近づくにつれ雨足が強くなってくる。
雨だけじゃなく霧が立ち込めて、なんとも幻想的な…
いやいや、めっちゃドマディやん。
駐車しようとハンドル切りながらゴチャゴチャしていたら車がスタックしそうになってヒヤっとしました。
ただ反対側のカーブが路面のグリップ力がほとんどなくバンクさせればツルっといっちゃいそう。
はい、この前走ったけど洗車していないFE350。
これがああなってこうなっちゃうとは…
久保一家からIM氏参戦
フラットトラックを楽しみにモタード車両を持ち込んできましたが、この日はほとんど出番がありませんでした。
IM氏の他にも久保一家特別顧問のMK氏も来てくださいました。
この日は、この3人の貸し切り。
と言うか、こんな日にわざわざ走りに来る人がいるのか??
バイクを降ろすかどうか?着替えるかどうか?悩んでいるIM氏を尻目に私はちゃっちゃと着替えます。
こんな日の練習こそ役立つとj諸先輩方から言われつつもなかなかやってこなかったので、この日はやる気満々。
コースへ向かう車内はマクロス7:FIRE BOMBERのアルバム「SECOND FIRE!!」大音量で流して来ましたからね。
「俺の走りを見ろーっ!!!」って感じですよ(笑)
8の字書く前の状況です。
ここまで来ただけで、タイヤが目詰まりしています。
ある程度8の字書いたらこんな感じ。
MK氏のCRF100を借りて楽しんでいるIM氏。
彼の参戦するレースにマディありといつの頃からか彼は「マディの神様」と呼ばれ始めたとか呼ばれていないとか(笑)
そんなIM氏のモタード車を借りて楽しんでいるMK氏。
さてさて、そんな状況での8の字練習でしたが、結局どうだったのか???
最高です。
滑り始めが早く、分かり易いので、車体の挙動をつかみやすく修正も出来たか出来なかったかがハッキリとしていてドライの時のような誤魔化しが効かずとても良い練習になりました。
マディでの8の字のコツはなにか???
結局、ドライでどこまで基本を身体に叩き込んでおくかだと思います。
ドライでもマディでも基本的な注意点は同じなのですが、上記の通り挙動の変化が出やすいのでどの操作をする時でもドライの時よりも繊細なコントロールが必要になってきます。
ブレーキング、スロットル操作、寝かしこみ、体重移動、全てを丁寧にやらないとバイクがとんでもない方向へ行こうとします。
その中で気を付けていたのは、どんな状況であれスロットルは少しでも開けておく。
タイヤが回り続けていればトラクションはかかっているので、バイクは前に進みます。
今回の8の字は、一方は気を付ければバンクをさせても(もちろんドライの時よりは浅いです。)ドライの時のような軌跡は描けました。(ペースは落ちますが。)
色々と試しましたが、結局スロットルを開け続けバイクのリアもフロントも滑ったとしても推進力は与えつつ、バイクの上でライダーが前後左右に上半身を回しバイク、慣性力、重心とのバランスを取り滑った分アクセルターンのようにはなりますが、立ち上がりではしっかりとトラクションをかけて真っすぐに立ち上がるような回り方にしました。
最後は、雨量も増え、8の字もし過ぎたので、まるで田んぼのような状態になってしまい、ブレーキをかけずともスロットルオフで十分な減速ができ、コーナリングではフロントタイヤも目詰まりして前後滑っているような状態で曲がっていました。
でもこの感覚、フラットトラックで経験済みだったので、慌てる事なく対処できました。
そして、そのフラットトラックスクールで講師の平尾雄彦さんに教えていただいた通り、バランスを取れば何とか曲がる事が出来ました。
最後の最後は、コツを掴みかけたので、8の字を足を着かずに1周するという目標をかかげ、達成することが出来ました。
イメージは、先にも書きましたがバイクの上でライダーがバランスを取るためにグルグルと回る感じ。
私の中では、漫画「イニシャルD」で主人公の藤原拓海が豆腐配達の際に、父の藤原文太に紙コップに入った水をカップホルダーに入れられそれをこぼさず配達してくるというシーンの紙コップの中の水の動きをライダーがしているといった感覚です。
バイクとライダーの重心のズレ、路面のミューの変化による滑りの違いによる慣性力とバンク角、それぞれを相殺するためにはお互いのバランスを取らないと上手くバイクが動いてくれないと思いました。
上手くいくと、体の下でバイクはズルズルと滑ってはいるのですが、何とか旋回し加速状態まで持って行く事が出来ました。
この時もやっぱりスロットルは一定で戻していません。
路面状態の悪い日だからこそ、感じられない感覚で、ラフな操作をすると一発でアウトになるんだろうなと思いました。
最後に、今日の練習はほとんど「パワーモード、トラコンOFF」でしていました。
途中、「ソフトモード、トラコンON」にしてみても違いが分からず、乗り易く感じる事はありませんでした。
だったらブワーッと加速する「パワーモード」でいいじゃんって事で。
ちなみにMK氏のCRF100をお借りしましたが、前後サスがガチガチで、トラクションをかけるとか考えられないので、これこそフラットトラックのようにバイクを寝かしこんで前後のタイヤが滑りつつも斜め前に進むような状況で旋回し立ち上がるという練習が出来て、あれはあれで楽しいバイクでした。
タイヤの目が詰まって、ロードバイクのようなタイヤになっちゃってる(笑)
そんなこの日の成果はコチラっ!!!
良く耕せました。
ブーツもこんな感じ。
ニュルニュルのトコで8の字ばっかり書いていたら、通常コースを何回か走った時にとても走りやすく感じました。
帰宅途中に、偶然兄から電話があり、色々と話をした後に最近の私のバイク事情を話すと「お前はエンデューロがしたいの?モトクロス?」と聞かれ、自分でも何を目指しているのか分からなくなっているなぁと思いました。
という事で
「8の字王に俺はなるっ!!!」
「8の字王に俺はなるっ!!!」
どういう意味か自分でも分かりませんが、とにかく頑張ります。
(8の字道を極めるってのもいいかなぁ???)
ちなみに帰宅したら嫁さんの機嫌はなおっていて、ふくちゃんも自由にやりかまし続けていました(笑)