そのポニー号の整備の一つ、クラッチプレート&フリクションプレート交換…
の前に、それぞれのプレートをギアオイルに漬け込んでおきたくて、100均に良い容器がないか探しに行ったところ、ステンレス製で錆にも強い丁度良い物がありました。
1枚、1枚ギアオイルを両面に付けてから重ねていきます。
なぜ漬け込むか???
私もネットで検索してこう言ったやり方を見つけただけなのですが、人に聞かれて考えてみたところ、たぶんですが、フリクションプレートのコルクっぽい部分にギアオイルをしっかり染み込ませておかないとすぐに使いたい時は、オイルの吸着力でプレート類が繋がるところが滑り易くなったりするのかなぁ???などと思います。
なので、プレート交換後すぐに走るわけじゃなかったら、取り付ける前に1枚1枚オイル差しでプレートにギアオイルを薄く塗りながら組み込んで、最後にケース内にギアオイルを規定量満たせば問題ないと思います。
私は、ハードなセクションがあるコースだと良くクラッチを焼くので、こう言ったオイルに漬け込んだ状態でレースとかに持っていけば、いざトラブルがあった時にすぐに交換してレースに復帰できるかな???と思ったのでお試し的な感じでやってみました。
ちなみに蓋も付いているので、持ち運びにも良いし、一晩置いていてもホコリ等入らないので助かります。
一晩明けた今日、朝一で作業したろうと就業時間位に起きて作業しようと思いましたが、家の事も気になり、掃除、洗濯したら疲れてやる気がなくなり、昼間でグッタリして3時頃から作業し始めました(笑)
まあ、作業と言ってもギアオイルに漬け込んだプレートを組み込んでカバーを取り付けるだけなんですけどね。
今回は、ちゃっちゃとやってしまったので、詳しい工程を知りたい方はコチラ→クラッチプレート交換やってみた
今回、プレートを押さえるスプリングを新品に交換してみましたが、元々付いていたスプリングと新品の長さを計測したところ、どちらも約41mmで変わりなしでした。
それと今回ついでに交換したパーツ。
左が付いていた物、右が新品。
なんでしょう???
正解は、コチラ。
よく分かりませんね。
チャンバーを固定するステーでした。
去年の10月の北エンのガレ場で転倒した際にチャンバーも凹んでいましたが、ステーも壊れていたようです。
プレートを漬け込んでいたギアオイルをオイルジョッキに入れてみたところ…
交換量ピッタリ。
赤い線が交換する量です。
復旧したケース内に給油。
指で押さえているボルトを緩めてオイルが出てきたら、規定量は入っているという事です。
1時間もかからず作業は終わったので、まだまだ気になっていた所を作業開始。
ハンドル外して、フロントタイヤも外して…
フロントフォークのオイル抜いてみます。
思ったよりは、綺麗???
最後、下の方から濁ったちょっと濁ったオイルが出てきました。
上の写真は左側だったのですが、右側の方がブレーキローターがあるからか???濁り方が酷かったです。
フロントフォークも取り外した事だし…
三つ又部分、ステムを外してみました。
上の上のベアリング部分に水が入ったのか錆が出ていました。
明けてみて良かった。
グリスの塗り方も足りなかったのが分かったので、塗る量、塗る箇所に気をつけて復旧しました。
フロントフォークは、ボトム部分のキャップがエアツールがないと外せなかったので、今回は、オイルを抜くだけにしておきました。
また今度AN師匠の工場に持ち込まんとな。
あの工場にメスシリンダーと油面調整キットも置きっ放しだし。
ポニーの整備は、後はクーラントとブレーキフルード交換、ブレーキキャリパー分解整備位で終わりかな???
今月中には終わらせようっと。