受けた御恩はキッチリ返す、やられたレースは数知れず、いつかは結果を出したくて、今日も乗りますポンコツポニー。
あっ、どうもKB一家の家長………じゃなかった、大分県で二輪車安全運転指導員をしているおっさんです。
最初は、私一人でボッチ練習をしようとしていて、その事をKB一家メンバーIM氏に伝えると自分も参加したいとの事。
なら、せっかくなので何人か集まらないだろうかと私が名ばかりの事務局長をしているFacebookのグループに呼びかけ、練習するなら誘ってと言って下さっていた熊本のおじさん達にも声をかけてみました。
結果は、大分県のコースで行う練習会なのに熊本勢4人、大分勢2人の6名が参加してくださいました。
内訳
熊本勢 大分勢
イゴイゴ師匠:OGさん M's Factory(FaceBook)代表MY氏
脇見おじさん:MK氏 私
ベータおじさん:KT氏
熊本の愉快な青いお友達(KB一家):IM氏
前日ポンコツポニーのリアサスペンションのスプリング交換をしたので(詳しくはコチラ)、サグ出しをしてくれると言うIM氏と私は皆さんに伝えた集合時間より1時間早く現地入り。
この日は、前日から降り続けた雨でなかなかのマディコンディションか?と思いきや、コース上はこの写真の路面状況よりは全然マシでした。
天気は、空を見てもらえば分かる通り回復傾向でした。
スプリング交換した我がポンコツポニー号。
前からの見た目は一緒。
さてさて、オフロードのプロテクターやブーツ等の装備一式代わりに10リットルのガソリンが入ったタンクを抱えてポンコツポニー号のシートに股がる。
IM氏が沈みこみ量を計測してくれる。
ジャッキアップ時の数値から引き算すると110mmとの事。
モトクロスなら90mm~100mmが調整値らしいんですけど、エンデューロで使用するのがメインなのでちょいと柔らかめで良かろうとロックナットを締め付けました。
スプリング交換してスプリング長を250mmに調整していたので、今回の調整値は250mmでした。
その後、ウェアに着替えて皆さんの到着を待っていると、まずは近場のM's Factory代表のMY氏到着。
前日に準備していたピカピカのTS125R改。
ピカピカにしてたのにねぇ(汗)
その後、コース位置が分かりづらいので熊本のおじさん達から連絡がありましたが、なんとか皆さんたどり着けました。
師匠もとりあえず午前中寄ってくれて午後にまた顔を出してくれました。
で、とりあえず走ってみた後の車両がコチラ↓↓↓↓↓↓↓↓↓
タイヤのイボイボが分からない。
泥を落としたら…
下に落ちている泥が車両に全部付いていたんですよ。
どんな高級マシンでも状況は変わらない。
でも、このおじさんの車両だけ様子が違う。
リアホイールの真ん中見てみて下さい。
蔦やらなんやら絡まっているんです。
そんなものコース上に無いのに。
どこに行ったらそんなになるの?と皆につっこまれてもとぼけていましたが、目撃者から情報を得ました。(途中から見学に来てくれていた夏の北エンを私と走った同志KR氏)
写真はないのですが、熊本のおじさん達が始めたモトクロスコースのテーブルトップ?台形の登り坂の横の斜面をヒルクライムアタック後、整地されたヒルクライムでは満足出来なくなった自称ヘンタイのイゴイゴ師匠ことOG氏がコース脇の藪に飛び込んで、エンジン音が止まった後、ヘルメットだけがイゴイゴしているのが見えていたそうです。
アソカン・イージーエンデューロでもコースを飛び出して我々は見ていない谷に落ち込んでみたり、どんだけイゴイゴ好きなんだ(笑)
途中、この車両を2周位乗らせてもらいましたが、こんなのズルイ。
履いているタイヤも今回の路面と相性が良く、最強でした。
いつもより楽して走っているつもりだったのに、パドックに戻ってきたら皆さんからいつもより開けてたねぇと言われる始末。
どういう事????(笑)
ピカピカだったMY氏のTS125R改も御覧の通り。
もちろんIM氏のYZ125も泥んこまみれです。
左側のハンドルバーが汚れているのは、このYZを借りてスタンディングで8の字練習していた時に大きい人がコカしていたとか本人には言えません(笑)
こちらも、ちょいと借りて乗りましたが、今度私がやろうとしているフロントスプロケット1丁落とすのはやはり有りだと思いました。
ただ、整備して良くなったと思えた私のポンコツポニー号のスロットルとクラッチはやっぱりこの年式と比べると作りも作動状況も違いました。(もちろんコチラの方が良い。)
タイヤは、OG氏の350EXC-Fのタイヤが良過ぎて、IM氏のYZのフロントタイヤの接地感が無さ過ぎてタイヤの違いも実感出来ました。
そういや、私のポンコツポニー号のオレンジのリアサスペンションですが、良くなったのか??悪くなったのか???
正直劇的に変化して感動したっ!!!って事にはなっていません。
が、ジャンプした時やコーナーリングでなんか良い感じだった気はしています。
リアに合わせてフロントもイジっていかんといけんのでしょうねぇ(汗)
ただ、IM氏のYZ125に乗った時にリアサスペンションがフニャフニャと感じたって事は、オレンジスプリングが自分の体重に合っているって事なんでしょうか???(汗)
走っていたときの動画はコチラ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
(以下に紹介する動画は全てM's Factory代表MY氏が撮影してくれてFaceBookに投稿していた動画です。)
なかなか、自分が走っているのを空から撮ってもらった動画なんて見られませんよねぇ。
感謝感激です。
最初だけ、私とIM氏が映っていますが、私とIM氏のYZ125はレース専用車両のモトクロッサー、MY氏の車両は市販車両なので、性能差があるので離されていますが、決して腕の差ではないことをMY氏の為に伝えておきます。
しかも、私は目の前にどんぐりの背比べの同レベルのIM氏が目の前を走っているので、目を三角にして後ろにへばりついて行きました(笑)
個人的には、モトクロスコースよりエンデューロコースの方が面白かった。
コースを走る合間に…
ウンチク大好き脇見おじさんのレクチャー。
みんなちゃんと聞いているのか?(笑)
私は真面目に聞いていましたよ。
オフロードだけではありませんが、指導方法、理論、理屈、考え方は、人の数だけ色んな意見があります。
ただ、教えを乞う立場であるならまずは、黙って相手の意見を聞いてみて一旦飲み込んでみるべき、と私は思います。
その後、やってみて合わなければやらなければ良いだけの事。
選択肢は多ければ多いだけ自分の強みになるから。
レクチャーは、実践的な事も踏まえて行われましたよ。
今回は、路面状況がマディだったので、コーナーリング等の実践トレーニングは難しかったので、直進時におけるトラクションコントロールの練習です。
トラクションコントロールと言うと、ジワっとクラッチをミートしいかにタイヤを空転させず泥に絡めて進めていくかとなりがちですし、実際自分もそういった考えでした。
しかしMK氏は違った視点から、直立状態で重心を前よりにしリアタイヤを空転状態にする事で、泥を跳ね飛ばしタイヤの山を尖がったままの状態にし、泥の表面も掘り起こしグリップする路面を掘り出してからバイクを進めるというもの。
これが正解か不正解かは分かりません、ですがMK氏はこれで結果を出しているのも事実です。
こう言った事を理屈で反論するのではなく、まずはやってみる。
上達への近道はそこにあると私は思います。
午前中は、まだまだ雲が多かった空も…
昼過ぎには、お天道様も見えてきて…
昼過ぎには、暑いと感じるくらい良い天気になっていました。
そうこうしていると、イゴイゴ師匠のOG氏とMK氏がコース上で相談しながら走っていました。
その後、ミニリレーレースの提案。
コースの引率。
練習走行。
熊本のおじさん達3人(ベテラン組)とIM氏、MY氏、私の3人(ペーペー組)でそれぞれジャンケンをし、グー、チョキ、パーで別れ、同じものをだしたペアでチームを組む事になり、このレースではコケたら最大減点と言う事になり、順位も重要ですが、最後にコケた数で減点を行うというルールとされました。
チーム分けは、
イゴイゴ師匠:OG氏 ベータおじさん:KT氏 脇見おじさん:MK氏
M's Factory代表:MY氏 熊本の愉快な青いお友達:IM氏 ポンコツポニーと私
と言った感じです。
さあ、スタートです。
第一走者は、OG氏、IM氏、私の3名。
スタートの旗???帽子を振るのは見学に来てくれた師匠。
動画で見ると、OG氏に続いてIM氏より鼻先出て第一コーナー入ったつもりだったんですが、アウトから被せてこられて、避けてくれる事を期待して鼻先ねじ込んだのですが、フロントタイヤにバイクを被されてやむなく減速、バンク中だったのでゆっくり転倒。
はい1コケ(泣)
復帰するまで時間がかかり、もう手遅れ。
MKさんスミマセンでした。
交代は、上の写真のように同じチームのライダー同士が1周毎にタッチして交代。
OG氏がMY氏にタッチしている状況。
MK氏が怒涛の追い上げをして下さり交代後の私はIM氏を捕らえて猛追撃。
そして、村上氏に託します。
後半になり、
(最後MK氏が追い抜き私がスタート)
以上の動画のようにMK氏がトップを周回し帰ってきて下さり、こんな私でもOG氏の顔に泥をかけてやる事ができました(笑)
途中ですぐに抜かれちゃったけど。
でも、目の前を速い人が走って頑張って付いて行くだけで、いつも以上の走りができ、掲載はしていませんがコーナーについてMK氏が言っていた理屈を理解できる瞬間が所々ありました。
基礎練は一人で出来ますが、こう言った自分の限界を超えるかどうかの状態でしか出来ない練習は、模擬レース等実践において見えてくるものがありますね。
そのチャンスを作ってくれようとMK氏は追い上げて下さったそうです。
ありがたや。
そうそう、KT氏とIM氏ペアが途中で大幅に遅れたのは……
ベー○がガス欠で中々エンジンがかからなかったなんて言えません。
初めてリザーブに入れたとか言っていたとか言えません(笑)
結果は、
ゴール順
1:MK氏、私ペア
2:OG氏、MY氏ペア
3:KT氏、IM氏ペア
ですが、コケた減点で換算すると…
スタート直後の私の1コケしか減点対象はなかったらしく、
1:OG氏、MY氏ペア
2:KT氏、IM氏ペア
3:MK氏、私ペア
MK氏と私が、上位2チームへジュースをおごる事になっちゃいました。
MKさんすんません。
結局、後片付けでバタバタして、ジュース買わんかった。
買った2チームのメンバーの方々「覚えとけよっ!!」
今度おごってやるから(泣)
遊んだ後は、師匠が持ってきてくれた電動高圧洗浄機とMY氏が持ってきてくれていた発電機のおかげでみんなドロドロになった車体を綺麗にして帰れました。
OG氏とIM氏はこの日の翌日に宮崎セーフティーパークで開催されたクリスマスエンデューロにも参戦したそうです。
ドMですね(笑)
KB一家のTT氏も参戦していたので、ホントは私も出たかったけどお仕事だったので泣く泣く諦めました。
なんだかんだで、去年以上にオフロード生活を満喫した1年でしたが、この練習会が今年最後の走り納めになるのかな????
なにより私なんかが声かけをして、これだけの人数の方々、わざわざ熊本から半数以上も駆けつけて下さった事に感謝です。
帰る際も皆さん楽しかったと言って下さったのが、なによりの救いです。
今回遊ばせて下さったテストコース今市さんも今のところ使用料無料という事で、最初はコース自体面白くないんじゃないか???と若干疑っていたトコロがありましたが、基礎練や仲間内でワイワイするには面白いコースでした。
もちろん私のホームコースは御所オートランドなんですが、普段はコッチで練習しても良いかなぁ???などと思い始めている今日この頃です(笑)