皆様がGWで楽しそうにお出かけしている時に仕事をしなくちゃいけませんが、皆様がお仕事の日が休みでバイクの整備、バイクの点検や林道散策しているおっさんです。
雨の日はYZ125の整備、天気の良くなった日には、バイクでブラブラしたくなりますが、この日は、しばらくお預けになっていたバルシャーク号(XTZ125E)の点検をYSP大分さんでしてもらう事にしました。
実は点検の時にFフォークのOHもしてもらおうと思い事前に相談していてました。
お店に寄ってからFフォークを取り外してOHしていたら時間がかかるので車両を預けようか?等話していたのですが……
YSP大分のお客様の一人でXTZ125Eの前後の足回りをセローに交換しているヘンタ……、タイヘン貴重なチューニングをされている方がいらっしゃり、その方の交換して使用しないFフォークを保管しているとの事でした。
そのFフォークをOHした後に、私がバルシャーク号と共にYSP大分さんへ行き、点検がてらFフォークをごそっと交換するのがお互いに都合が良さそうなので、そう言う算段となりました。
XTZを変な……、大変珍しい改造をされている方には、使用しなくなったホイールをいただいたり大変お世話になっております。
さて、そんなFフォークですが、OHして下さったのは、クルマとバイク大好き~ヤマハ YSP大分 営業 うえしま(りゅうちゃん)の記録で色々とバイクの情報を発信されているYSP大分営業の上島さんです。
えっ?
営業の人がFフォークのOH?
そう思いますよね。
でも、YSP大分は違うんです。
営業でも整備は出来るし、整備士でも営業が出来るんです。
整備途中の画像をFaceBookにアップして下さったり、ありがたい事です。
しかも、今回のフォークオイルはYACCOを使用して下さったとのこと。
ホントは、私の体格ですとバルシャーク号は車体も小さくサスペンションも柔らかいので、ノーマルよりは固めにした方が良いのかも知れませんが、このバルシャーク号は、私の知人でオフロードに興味のある方がいたら、いつでも貸し出そうと思っているので、ポジション意外ほぼノーマルとしておきます。
Fフォーク交換中。
外した古いFフォークとOHした新しいFフォークを上から押してみましたが、それぐらいでは違いが分かりませんでした。
オイル交換中。
1年間で1,000kmしか走っていなかったけど、酸化も気になるし、何よりちょいと前ガレ場で全開走行してきたので、交換しておくことにしました。
そこそこ汚れていました。
上島さん曰く良いオイルほど汚れを回収?するので、オイルは汚れるのが正解だそうですよ。
メンテナンスパック用のオイルよりちょいとグレードを上げた、ヤマルーブのプレミアムを給油してもらいます。
プラグチェック。
良く焼けていると思いますが、機械でチェックしてもらうとだいぶ弱っていたようです。
約10,000km使用しましたからね。
使用状況によっても違うらしいのですが、私のようにアホみたいに山行ったり、グッドライダーミーティング等でアクセルのオン、オフ、全開したりしなかったりと火花の飛ばし方がランダムな乗り方の方がプラグは長くもったりするんだそうです。
逆に、長距離ツアラーのようなアクセル開度一定で、火花の飛び方も一定だったりすると5,000km位しかもたなかったりするんだとか。
交換後。
って、中が見えないから分かりませんよね。
お昼ご飯を食べに、七瀬川の土手に来ました。
ここまでの移動では、正直FフォークのOHの実感あんまり無し。
お昼ご飯を食べ終わったら、やっぱり試運転って事で、七瀬川の土手を上流側に上ってみる。
未舗装路。
あなたならどちらを選びますか?
未舗装路ですよね。
喜んで進んで行くと、沢に遮られ、その先道らしいものもありません。
結局、分岐点に戻り、怪しげな道があったらとりあえず入ってみると言う、トライ&エラーの繰り返しでした。
写真じゃ伝わらないけど、登ったはいいけどまあまあな勾配の下り坂、しかもコケがフサフサ。
コケないわけがない。
とつまらん事は考えず、降りていってみると、リアは滑りまくりでしたが、滑ったらアクセルちょい開けで進むの繰り返しでなんとか降りられました。
結局、大きい道に戻り、田尻から豊後大野市に抜ける県道41号線に入り、大分県青少年の森を抜け、中判田方面を目指しながら、気になった道があったら入ってみるの繰り返しでした。
途中、森で作業中のオジサマ達と出会い、ゆっくりと進んで行くと、ここから先は道が危ないよと教えていただき、話を聞けば聞くほど楽しそうな道に思えましたが、ここであまり変な行動を取るとバイク乗りのイメージダウンになるので、爽やかな笑顔で、御迷惑をおかけするわけにはいきませんので、引き返しますと言って帰りました。
なんやかんやしていたら、本宮山と言う看板が見えたので、そちら方面に向かってみることに。
本宮神社と言う所に着いてしまいました。
帰りに気がつきましたが、ここまで来る間に駐車場があったかも。
この時は、バイクの止め場もないなあ、などと悠長に考えていました。
なにやら由緒正しい歴史があるそうです。
本殿。
お賽銭を納め、お祈りをしておきました。
バイクを停めていたトコの横に下の駐車場からの道が……
バイクで下ったら面白いかも?とウズきましたが、歩行者が来るかもしれない道をバイクで下る訳にはいかないので、来た道を引き返しました。
ここにも気になる道が……
結局、この先も歩道のようだったので、引換して帰りました。
この帰りが舗装林道だったのですが、下りのクネクネ道を軽く攻めて帰っていると、ブレーキをかけた時、コーナーリング後の加速時、バイクがギクシャクと前後に激しく揺れる事がありません。
ブレーキング時に車体が全体的に下がり、シットリと路面にくいついて、加速するときは、ゆっくりと車体を持ち上げて加速してくれます。
Fフォーク、OHして正解だったな。
それと、ちゃんと効き出したFフォークと共に気持ち良かったのが、Fブレーキ。
バルシャーク号のFブレーキ、実はバイク屋さんはバイクを売るだけじゃないらしいの時に投稿した通り、マスターシリンダーをセロー用に交換しているのですが、コレのタッチとOHしたFフォークとの相性が良い。
セロー用のマスターシリンダーも交換直後は、正直、良く分からなかったけど、今は良さが良くわかる。
Fフォークもマスターシリンダーも普通に効くんです。
それが気持ち良い。
普通なの?
良くなったんじゃないの?
とお思いの方からしたら意味不明かも知れませんね。
長年同じバイクに乗っていると徐々に各部が悪くなっていきます。
自分もそれに慣れてしまって、徐々に慣らされていきます。
で、気がつくと悪い状態が普通だと錯覚してしまっています。
だから普通(標準)に戻すと気持ち良いんです。
あれっ?
このバイクこんなに良かったっけ?
と再び惚れ直してしまう訳です。
自分のバイク、大切にメンテナンスされてますか?
たとえ機械でも愛情をかければ、応えてくれると思いますよ。
まあ、今回のは、オイルのグレードも上がっているし、マスターシリンダーの容量も上がっているので普通よりは良いかも知れませんが、チューンアップってほどでもありません。
今回は、オイルやプラグも交換したので、バルシャーク号は生き返ったように元気になりました。
こうなると、また大切にしたくなり手放したりしたくなくなるんですよね。
そうそう、この日の帰りにGear Change Worldに寄って代表のH氏と話をしていて、マスターシリンダーの話になったけど、あんまり気に留めてなかったみたいだったので、帰りにFブレーキを握ってもらったら、これはズルいと文句を言っていました(笑)
どこぞの白いXRでFブレーキにウェーブローターディスク&メッシュホースに交換している人くらいズルいと言われました(汗)