グッドライダーミーティングで舗装路の運転技術を上げてきてはいるものの、未舗装路、いわゆるオフロードのテクニックに自信が持てないおっさんです。
この日は、師匠を会長とした会で、イベントを企画しトライアル場でバイクの基本操作を学ぼうといった遊びをしてきました。
集まったのは、こんな感じの異色の車両達。
オフロード車と呼べるのか??125ccのデュアルパーパスモデル:XTE125E×2
本格エンデューロマシン:KTM 125 EXC
ナンバーつけられるトライアルバイク:TY125-4T
トライアルのコンペモデル:RTL250
集まったメンバーも異色(笑)
師匠と私、それと某バイクショップの社員さん2名(しかも所属する店舗のメーカーは違う)
バイクショップ店員と言えど、こう言ったところでバイクを乗る機会は少ないし、イベントがあっても写真撮影やら何やらで、自分は楽しめない状況。
だったらたまには、こういうところで遊びましょうよと誘い出した訳です。
私は、何回かこんなイベントを開催してもらいトライアル場でトライアルバイクには乗せてもらっていますが、今回参加されたお二人は初めて。
ですが、午前中は師匠は用事があって現場を離れてしまいました。
とりあえずは、トライアル車とはどういうものか慣れてもらうために好きに乗っていただきました。
今回私は、バルシャーク号(XTZ125E)を持ってきました。
いつも、トライアルバイクだけで練習するのですが、せっかくトライアルバイクで練習したテクニック、自分のバイクにフィードバック出来た方が良いんじゃないかな??といった感じです。
ちょこっと、トライアルバイクに乗って、フロントアップの練習をしてみるとフワッと浮きますが、上手く繋げられない。
怖くてクラッチを切ってしまいました(汗)
ちょこっとトライアルバイクで練習した後、以前トライアルバイクで上り下りした坂をバルシャーク号でアタックしてみます。
この前、フロントのドライブスプロケットを1T減らしただけですが、やっぱり今までは1速でもエンストしてしまうようなトコでも何とか登れるようになっていました。
緩いところはだいたい出来ましたが、ちょいと難しいところで、コケました。
でも、トライアル場での走行は、モトクロスのコース等と違い速度域がかなり低いので、転んでも大した事はありません。
3者3様練習をしていたら、師匠が帰ってきて、それぞれにアドバイスをくれました。
やっぱり、指導員として色々な人を見て教えてきている人は、アドバイスも適格だし、教え方が上手いですね。
師匠が帰って来た事で、私も気にはなっていたけど、不安だったコースをチャレンジしようという気になりました。
入口はこんな感じ。
写真じゃ伝わりづらいけど、結構な斜度で、歩いて降りようとしても転げ落ちそうです。
私が走っている右横は、崖になっていて、下は沢になっています。
しかも、このコースの悪いところは、1回降りてしまうと、登らないと帰れないというところ。
帰りは2コースありますが、どちらも急な斜度。
とりあえず、こんなトコです。
あんなに私が小さく見えるって事は、距離もだいぶあります。
勢いつけて、登ります。
この後、回りこまないと帰れないので、方向転換。
結局、余裕が無く、方向転換先は木の根っこに(笑)
ちなみに、私が乗っているのマウンテンバイクじゃないですよ。
トライアルバイクです(泣)
この後、何回かチャレンジして、しっかり登り切る事が出来ました。
初めてのトライアルバイクも慣れてきたかな??
フロントアップの練習をしていました。
以前トライアルバイクで登ってから降りるのに苦労した所を、バルシャーク号で行けるか??と師匠に聞かれ、もう余裕ですよと、答えチャレンジしてみると、ホント余裕になっていました。
その後は、EXCを借りて同じコースを行ってみたり、しましたが、どの車両でも行けるようになれました。
ただ、EXCでチャレンジ中に岩の上に乗ってバランスを崩していまい、さすがの私でも足が着かずに立ちゴケしてしていまい、ちょこっとチャンバー凹ましてしまいました(汗)
帰る頃には、トライアル車で行ける簡単な所なら、バルシャーク号でもEXCでも行けるようになっていました。
それとグッドライダーミーティングでもそうですが、やっぱり基本の8の字走行はかなり良い練習になります。
バルシャーク号では、パワーが足りないので無理でしたが、EXCでは立ち上がりにスロットルを捻るとリアタイヤがスライドしつつ車体が起き上がってくるので、なかなか楽しかったです。
色々な練習を終え、トライアル車でアタックした斜面をバルシャーク号でチャレンジするか?と言う話になりましたが、下りは良いけど、登りきれる自信がないと伝えたところ、師匠も今のバルシャーク号のセッティングとタイヤなら難しいかもねという事で今回は止めておきました。
その代わり、
この斜面を、坂の下で停止した状況から登るという練習をしました。
ちょっと加速すれば楽勝にクリアできるセクションになっていましたが、真下で1回停止すると話は別です。
ただ、林道等行った時にそういった場面に遭遇した時に役立つテクニックが欲しいなと思い練習してみました。
一回目は、シッティングで前のめりに乗って1速で一気に加速したけど、失速、停止、ズリ落ちる。
二回目は、師匠にアドバイスを貰い、スタンディングでステップに荷重をかけリア荷重で加速、良い感じで登って行く。
坂の頂点に到達する頃、リア荷重からの加速で車体が自分より前に移動し、斜度もあったので、身体がかなりバイクを引いてしまう状況に…
フロントがフワッと浮く感覚があり、ヤバイとスロットルを戻す。
バイクが直立した状況で、自分は地面に立っていました。
このままでは、自分にバイクが倒れてくるかもしれないと思い、意外に落ち着いた状況で、バイクを右側に倒しました。
とんでもない音がしていて、どこか壊れたかな???と心配になりましたが…
大きい外傷といえるものは、マフラーの遮熱板の凹み位でした。
意外に本人は凹んでいませんでしたが(笑)
帰って、洗車しながらよく見てみたら、ドラムブレーキのドラムの外側部分に小傷が入っていました。
ドラムブレーキだったからよかったもののディスクブレーキだったら危なかったかもしれませんね(汗)
しかし、オフ車の丈夫さを思い知らされました。
コイツもラリー仕様に仕上げて、もっともっとトライアルバイクで走れるコースを走れるようになりたいな。
それと、YZも早く仕上げてコースを走りたい。
やりたい事いっぱい。
そんなこんなで次回遊ぶために、仕事も家事も余裕で頑張れます(笑)