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大分市, 大分県, Japan
とにかく車、単車、メカが好きです。 それと家族が大好き。 125ccのスクーター&オフ車でたまにツーリング&林道探索してます。 愛車は、 単車:台湾YAMAHA社製BW's125x&YAMAHA WR250R ブラジルYAMAHA社製XTZ125Eはドナドナされました。 車は:日産セレナ こんなおっさんですがよろしくです。

2016年12月19日月曜日

YZ125復活計画 その2


まずは、灯油に漬け込んでいたチェーンをゴシゴシとブラシで洗浄。
※この洗浄方法はノンシールチェーンのみ有効です。
  シールチェーンで行うと、シールがふやけてチェーンが逆に動かなくなるので真似される方は自己責任でお願い致します。

あっ、この前チェーンに継ぎ目が無いと言っていましたが、嘘でした。

外側にクリップが無く、内側にクリップが付いていました。

4Lのオイル缶のラベル部分の平たい部分を切り開いた物をガスコンロにかけ、その中に車用のシャーシグリスを入れていきます。

グリスが熱で溶けてサラサラになるころ洗浄したチェーンを投入。

その時、後でチェーンが取り易いように、針金を通し缶の外に出しておきます。

グリスでチェーンをコトコト煮たらチェーンのグリス煮の出来上がりです(笑)

師匠曰く、下手なチェーンルブよりも、サラサラになったグリスがチェーンの隅々まで行き渡るそうです。
※コレももちろんノンシールチェーンのみ有効です。

後は、冷やしたら、グリスの粘度が戻るので、流れ落ちる事も無いですしね。


チェーンをコトコト煮ている間に、この前バラしたスイングアームも灯油でジャブジャブ洗っていきます。

特に、後でグリスアップする部分、摺動部ですね。

洗っていたら、色々気になってきて、前オーナーがデーカールを貼っていたのか?スイングアームの側面にシールの後が点々とあるのが気になりゴシゴシ洗います。

灯油でしっかり洗えば綺麗になりました。


摺動部洗浄後。


リンクもピカピカになりました。


が、困った事が…

リンクの摺動部に入っていたベアリングなんですが、通常の金属の枠に入っているタイプではなく、写真右上のゴムのような物の中に私の手の上にあるピンが入っているタイプでした。

灯油で洗い、エアーで油っ気を吹き飛ばしていたら、ゴムのような物が、劣化もあり風圧でチギレ始めてしまいました。

YAMAHAが出しているアプリで消耗品を調べると、驚くほど高い物でもなかったので注文しようかと思いましたが、師匠の提案で昭和式の復旧をしました。

まず、ベアリングの入るスペースに車用のシャーシグリスをベッタリ塗りたくって、その上にピンを綺麗に並べていきます。

1本ずつ丁寧に入れていくとまるでそこにベアリングがあるかのようにピンが並んでいきます。

全部入れ終わったと思い中を確認すると、後1本位入る隙間が…

ダメか、と思ったその時、視界にキラリと光る物が目に入りました。

全部入れたと思っていたピンが1本だけ変なトコに転がっていました。

全てピンを入れたら、その上にもう一度ベッタリとシャーシグリスを塗り込みカラーを入れて完成。

この復旧方法で、4箇所復旧しカラーを入れたらいずれも問題ないようでした。



そして組みなおしたスイングアームとリアサスのリンク部分。

スイングアームのYAMAHAの部分、凄い綺麗になったんですけど、汚い時の写真を撮り忘れているので、比較出来ない。


近くで撮るとこんな感じ。

今日は、ココまで。

リア周りは、あとブレーキ関係、ホイール、チェーンを復旧したら完成。

その後は、フロント周りの整備ですね。

慣れている方々からしたら、遅い作業かもしれませんが、分らないながらも自分で仕上げていき、自分の整備した車両に乗るのがこんなにも楽しみだとは思いませんでした。

年の瀬も近付いて、大掃除とかもあるけど、年内に仕上げられないかなぁ。