私ではありませんが、最近嫁さんがマッチこと近藤真彦さんのコンサートへ行って俊ちゃん派だと言っていたくせに、マッチの余韻に浸っているのを楽しみながら観察している大分県で二輪車安全運転指導員をしているフランシュシュ&永井真理子ファンのおっさんです。
昨日、アソカンオフロードサーキットで遊んで、久々ちょいとした筋肉痛はありましたが、今日はウチから20分位で行ける大分市のセラピーロードとされている樅の木山へ登りに行ってみました。
なぜ、今さら山登りかと言いますと、最近見たアニメの影響です(笑)
「ゆるキャン△」、「ヤマノススメ」と言ったアウトドア系のアニメを見て、子供の頃やっていたボーイスカウト的なものや両親に連れて行ってもらった登山の事を思い出したのもあるかな?
ただ、子供の頃は山登りに連れて行かれるのは嫌で嫌で仕方なかったんですけどねぇ。
昔の思い出や、年齢がそうさせるんでしょうか。
最終目標は、日本人であれば一度は登っておかなくちゃいけないのかなぁ?と思い「富士山」です。
ただ、いくらジムに行きだしたと行っても登山のノウハウは、ほとんどないので、まずは低い山からコツコツと登り方、登ることの楽しさを感じながら、大分の山、九州の山を攻めて行ってみようかなといつになったら叶うのか分からない夢を叶えるための第一歩。
国道197号線を佐賀関方面へ向かって走って、コメリハード&グリーン本神崎店のある交差点を木佐上方面へ右折、道中に大体この山脈かな?と思って撮った奥の山脈でしたが、樅の木山は左の山に隠れていたようです。
道なりに進んで行くと、左側に看板が見えてくるので左折。
樅の木山の看板を追って行くと、中尾ダムの縁にある「山の中公園」に到着。
あっ、今回の駐車場までの相棒は、バルイーグル号(BW’s125x)です。
山の中で映えますね。
セラピーロードの看板
結構色あせてきていましたね。
登山前に期待で胸が膨らみますね。
登山口までは、バイクで行けるのですが、今回は運動がてら下の駐車場からスタートです。
下の方は、木材の伐採作業をされていました。
登る前にリサーチしていたら、午前中の方が木漏れ日が気持ち良いって書いてあるトコがあったけど、その通りでした。
景色だけでなく、温度や匂い、鳥の声等自然を感じながら歩いていたら、高校時代に長野県の小諸市で部活の合宿したことやボーイスカウトでのキャンプやら、その時感じたものと近い感覚を感じていた時代を思い出したりしていました。
登山口近くの駐車場
トイレも完備でした。
先客がいらっしゃったようで、登っているときに2組すれ違いました。登山口到着
下の駐車場からは、私の足で50分位かかりました。
手作りの無料貸し出しの杖もありましたが、事前にストックを買っておきました。
本格的な山に比べたら大した事ないかもしれませんが、短くても斜面が急な所はありますし、岩や木の根で滑りそうなとこもあったり、登山初心者が練習するのには持ってこいの山ではないでしょうか。
登ったり、少し下ったり、尾根沿いを歩いたり、自然に癒されますね。
ちょっとキツイかなぁと思っているときに、こんな看板が各所に設置されているので、一人での登山ではモチベーションになります。
尾根沿いのゆったりした所は、看板の通りだと思います。
マツタケあるんかい?ないんかい?(笑)
そうだよねぇとか思いながら登っていました。
最後の最後は、急な登りの階段をひたすら登って行く。
急な階段を登りながら、以前は上を見ながら登っていて、いつまでも頂上が近づかないなぁと思っていましが、今日は足元を見つめ一歩一歩確実に登ってみました。
そんな風に登っていたら、これって人生と同じだな、なんて思ってしまいました。
出来もしない大きな理想を追い求め先を急ぐより、自分が今できる事を確実に1個1個こなしていく。
そうこうしていると、いつしかスタート時点の頃の自分の位置より理想の位置に近付いている。
そんなこんなで、頂上到着、標高484メートルだそうです。
登山口からは、のんびりペースの私の足でも約1時間でした。
北側を見ると、佐賀関港が見えました。
だいぶ前ですが、以前登った時は、周りの木が生い茂っていて見晴らしは決して良い方ではなかったのですが、少し良くなっていました。
北側の向かって左(西寄り)には、メガソーラーやら、別府湾、その先には国東半島も見えていました。
南側には、こんな看板が設置されていました。
看板ほどではありませんが、臼杵湾とその近辺の島やら何やらが見えました。
宇和島運輸フェリーが入港中でしたが、この写真じゃ分からないかなぁ。
確かにね。
タイマーセットして撮ってみたけど、表情が…
笑顔って難しい。
ところで、この上半身着ているなんですが、コロナ禍真っ最中の時に近所を歩き回っていた私の為に嫁さんが買ってくれた物なんですが、その頃は全然着ていなくて、コロンビアって登山用のメーカーだったので、今回着て行ってみたら登りで汗だくになったシャツもお昼ご飯食べている間にサラッとなっていました(驚)
ただし、下のズボンが普通の綿の安物だったので、お漏らししたように汗でびっしょりで、下山、帰宅しても湿っていました(汗)
このまま山登りを続けるつもりなら、着るものも考えんといかんなぁ。
それはそれとして、無事に登頂出来たので、とりあえずインスタントのカフェオレ(カロリーハーフ)
ホッと一息ついてからの…
何か焼いてみたかったけど、そんなに食べられないから、家から持ってきたウインナー3本だけ焼く。
フライパンは、嫁さんと息子がどっかの福引きで当てたけどIH対応じゃないから家で使いないって言われて押し付けられていた物がやっと役に立ちました。
たった3本だけど、山で食べる焼き立てのウインナーは旨かった(笑)
登り用の飲み物、湯沸かし用の水、合わせて1.5L位を消費したら、荷物がめっちゃ軽くなった。
空の雲行きが怪しくなってきたので、早めに下ります。
下りは、登りよりは楽ではあるものの、滑り落ちないように気を付けなくちゃいけないので、それはそれで踏ん張って下りるので、変な筋肉使いますね。
写真じゃ伝わらないかもしれませんが、結構な傾斜なんです。
バイクだったら前転しちゃいそう。
そんなポイントにも心温まる看板があったりします。
無事、下山。
下りはペースが早めだったので頂上から45分位。
登山口から駐車場へ向かう道の脇道に気になる林道発見。
作業林道っぽいから、行き止まりなんだろうなぁ。
登る前は、あんまり気にしてなかったけど、中尾ダム空っぽやんか。
調整しているのか?ダムの中に見える四角いコンクリートの所から水を抜いているようでした。
それは、良いんやけど、水が少なくなったところで、ピチピチジャブジャブ跳ねてる。
その横では、サギみたいな鳥がキラキラした物を口に咥えているし。
リアル池の水全部抜いてみたやってた(笑)
ここら辺は、完全に干上がっていました。
登山口から駐車場までは、45分位。
今回は、運動の為と思って長めに歩こうと下の駐車場から行きましたが、舗装路は下りの時に膝に負担がかかるのであんまり良くない気がします。
家まであとちょっとってところで、パラパラっと雨が降ってきましたが、そこまで濡れずに帰れました。
次は、臼杵の鎮南山でも登ろうかな?