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大分市, 大分県, Japan
とにかく車、単車、メカが好きです。 それと家族が大好き。 125ccのスクーター&オフ車でたまにツーリング&林道探索してます。 愛車は、 単車:台湾YAMAHA社製BW's125x&YAMAHA WR250R ブラジルYAMAHA社製XTZ125Eはドナドナされました。 車は:日産セレナ こんなおっさんですがよろしくです。

2021年2月28日日曜日

マディでもグルグルしてきた。

最近の流行りは「テストコース今市」さんに行って8の字走行して遊んでいる 大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。


またまた休みにグルグルするつもりで前日から準備を進めていました。


夜勤明けの嫁さんの命を受け、文句も言わずに夕飯を作り、おもてなしをして遊びに行く準備万端だったはずの当日の朝…


嫁さんを喜ばそうと、わが家の天使「ふくちゃん」を寝室のベットへ連れて行ったところ、掛布団にやらかしてしまいました。


そこから寝起き&つい最近やらかされて大変な思いをしていた嫁さん大激怒。


布団カバーの洗濯&コインランドリーで乾燥までしないと外出の許可が出ないようだったのでバタバタやっつけてから、逃げるように出発しました。


家を出ると、小雨がパラパラ。


天気予報では曇りだったのにねぇ。


で、コースに近づくにつれ雨足が強くなってくる。



到着時の「テストコース今市」の状況はコチラ。

雨だけじゃなく霧が立ち込めて、なんとも幻想的な…

いやいや、めっちゃドマディやん。

駐車しようとハンドル切りながらゴチャゴチャしていたら車がスタックしそうになってヒヤっとしました。


はい、この前走ったけど洗車していないFE350。

これがああなってこうなっちゃうとは…


久保一家からIM氏参戦

フラットトラックを楽しみにモタード車両を持ち込んできましたが、この日はほとんど出番がありませんでした。

IM氏の他にも久保一家特別顧問のMK氏も来てくださいました。

この日は、この3人の貸し切り。

と言うか、こんな日にわざわざ走りに来る人がいるのか??

バイクを降ろすかどうか?着替えるかどうか?悩んでいるIM氏を尻目に私はちゃっちゃと着替えます。

こんな日の練習こそ役立つとj諸先輩方から言われつつもなかなかやってこなかったので、この日はやる気満々。

コースへ向かう車内はマクロス7:FIRE BOMBERのアルバム「SECOND FIRE!!」大音量で流して来ましたからね。

「俺の走りを見ろーっ!!!」って感じですよ(笑)


8の字書く前の状況です。

ここまで来ただけで、タイヤが目詰まりしています。


ある程度8の字書いたらこんな感じ。


MK氏のCRF100を借りて楽しんでいるIM氏。

彼の参戦するレースにマディありといつの頃からか彼は「マディの神様」と呼ばれ始めたとか呼ばれていないとか(笑)

 

そんなIM氏のモタード車を借りて楽しんでいるMK氏。


さてさて、そんな状況での8の字練習でしたが、結局どうだったのか???

最高です。

滑り始めが早く、分かり易いので、車体の挙動をつかみやすく修正も出来たか出来なかったかがハッキリとしていてドライの時のような誤魔化しが効かずとても良い練習になりました。

マディでの8の字のコツはなにか???

結局、ドライでどこまで基本を身体に叩き込んでおくかだと思います。

ドライでもマディでも基本的な注意点は同じなのですが、上記の通り挙動の変化が出やすいのでどの操作をする時でもドライの時よりも繊細なコントロールが必要になってきます。

ブレーキング、スロットル操作、寝かしこみ、体重移動、全てを丁寧にやらないとバイクがとんでもない方向へ行こうとします。

その中で気を付けていたのは、どんな状況であれスロットルは少しでも開けておく。

タイヤが回り続けていればトラクションはかかっているので、バイクは前に進みます。

今回の8の字は、一方は気を付ければバンクをさせても(もちろんドライの時よりは浅いです。)ドライの時のような軌跡は描けました。(ペースは落ちますが。)

ただ反対側のカーブが路面のグリップ力がほとんどなくバンクさせればツルっといっちゃいそう。

色々と試しましたが、結局スロットルを開け続けバイクのリアもフロントも滑ったとしても推進力は与えつつ、バイクの上でライダーが前後左右に上半身を回しバイク、慣性力、重心とのバランスを取り滑った分アクセルターンのようにはなりますが、立ち上がりではしっかりとトラクションをかけて真っすぐに立ち上がるような回り方にしました。

最後は、雨量も増え、8の字もし過ぎたので、まるで田んぼのような状態になってしまい、ブレーキをかけずともスロットルオフで十分な減速ができ、コーナリングではフロントタイヤも目詰まりして前後滑っているような状態で曲がっていました。

でもこの感覚、フラットトラックで経験済みだったので、慌てる事なく対処できました。

そして、そのフラットトラックスクールで講師の平尾雄彦さんに教えていただいた通り、バランスを取れば何とか曲がる事が出来ました。

最後の最後は、コツを掴みかけたので、8の字を足を着かずに1周するという目標をかかげ、達成することが出来ました。

イメージは、先にも書きましたがバイクの上でライダーがバランスを取るためにグルグルと回る感じ。

私の中では、漫画「イニシャルD」で主人公の藤原拓海が豆腐配達の際に、父の藤原文太に紙コップに入った水をカップホルダーに入れられそれをこぼさず配達してくるというシーンの紙コップの中の水の動きをライダーがしているといった感覚です。

バイクとライダーの重心のズレ、路面のミューの変化による滑りの違いによる慣性力とバンク角、それぞれを相殺するためにはお互いのバランスを取らないと上手くバイクが動いてくれないと思いました。

上手くいくと、体の下でバイクはズルズルと滑ってはいるのですが、何とか旋回し加速状態まで持って行く事が出来ました。

この時もやっぱりスロットルは一定で戻していません。

路面状態の悪い日だからこそ、感じられない感覚で、ラフな操作をすると一発でアウトになるんだろうなと思いました。

最後に、今日の練習はほとんど「パワーモード、トラコンOFF」でしていました。

途中、「ソフトモード、トラコンON」にしてみても違いが分からず、乗り易く感じる事はありませんでした。

だったらブワーッと加速する「パワーモード」でいいじゃんって事で。

ちなみにMK氏のCRF100をお借りしましたが、前後サスがガチガチで、トラクションをかけるとか考えられないので、これこそフラットトラックのようにバイクを寝かしこんで前後のタイヤが滑りつつも斜め前に進むような状況で旋回し立ち上がるという練習が出来て、あれはあれで楽しいバイクでした。


そんなこの日の成果はコチラっ!!!

良く耕せました。


ブーツもこんな感じ。


タイヤの目が詰まって、ロードバイクのようなタイヤになっちゃってる(笑)

ニュルニュルのトコで8の字ばっかり書いていたら、通常コースを何回か走った時にとても走りやすく感じました。

帰宅途中に、偶然兄から電話があり、色々と話をした後に最近の私のバイク事情を話すと「お前はエンデューロがしたいの?モトクロス?」と聞かれ、自分でも何を目指しているのか分からなくなっているなぁと思いました。

という事で

「8の字王に俺はなるっ!!!」

どういう意味か自分でも分かりませんが、とにかく頑張ります。
(8の字道を極めるってのもいいかなぁ???)

ちなみに帰宅したら嫁さんの機嫌はなおっていて、ふくちゃんも自由にやりかまし続けていました(笑)

2021年2月24日水曜日

今日もグルグル回って来た。

  最近、基礎練習である8の字走行運転にハマり、暇さえあれば愛車でグルグル回り続けている大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。


さてさて、そんな私の平日の休日は、やっぱりグルグルです(笑)


そんな私に久保一家のチームメイトから、

「家庭があるのにこんなにバイク遊びができる親分が凄い」

と言われました(グループチャットですが)


そんな理由になるのか分かりませんが、この日は遊びに行く前にまずは洗濯、軽めに家に掃除機をかけて出かけて行きました。

帰った後は、もちろん洗濯物を取り込んでたたんで収納。

夕飯だって作ります。


以前は、遊んで帰った後に、「疲れたぁ…、今日は何もしたくない…」とか言っていた頃もありました。

そんな時に嫁さんに言われた一言。

「あんた今日一日楽しい思いをしてきたんだよねぇ?、だったらそんな事言いなさんな!!」とブチ切れられたっけ(笑)


言われてみたらそりゃそうだ。


好きな事して遊んで来たんだから、リフレッシュしているはずですからね。


それ以来、共働きなので、お互いに出来る範囲で家事をこなしていたら、比較的自由に遊ばせてくれています。


もちろん息子が高校生になったというのもありますが。


家族をほったらかしにしているようで、家族の為に働いています(笑)


まあ、これがどの家庭にも当てはまるとは思いませんが、わが家では上手くいっています。


話を戻しまして、今回も訪れたのはいつものコース


はい「テストコース今市」さんです。

この日は、カラッカラのベストコンディションです。

 

この前、8の字走行した時にだいぶ減ったガソリン。

とりあえず給油せずにスタートです。


今日も8の字グールグル。

 

とりあえず20分位で燃料を使い切りました。


満タンまで給油です。


今回は、全開と位置を変えて最初はフラットだった路面で8の字を書き始めました。


ブレーキング時、立ち上がり時に土を掘っているんだなぁと分かる土の色の変化でした。


お昼頃になると、いつもこのコースのフラットトラックを整備しに福岡から来てくださっている方がいらっしゃいました。

この日もほとんどフラットトラック整備をしてくださっていました。


お昼ご飯は、少しは筋肉増えないかな?とサラダチキンを導入してみました(笑)

お茶は、もちろんこのコースの自販機で購入し売り上げに貢献です。


見ていただいてわかるだろうか?

フラットとは言え、写真に向かって左側に若干傾いているんですよねぇ。

なので、同じ8の字でも回る方向を変えると違ったコースに見えてきます。


こんな8の字もありました。


立ち上がりの際の轍が深く刻まれていました。

この8の字は、直線区間の距離が短く、これはこれで難しかったです。

この日の8の字走行練習では、この前の練習に続き、この前の練習後に考えていた練習を導入。

その練習というのは、通常の8の字走行をしているラインのライダーをパスすると言う仮定のシチュエーション。

大外からのパス、イン側へ強引に入り込むパス。

大外からのパス
・通常の8の字のラインよりオーバーラン気味でブレーキング
・コーナーリングスピードは少し落ちますが、一気にバイクを寝かしこんで小径でコーナーリング(余裕があればアクセルターン気味でクイックに)
・バイクを早めに起こし立ち上がりを重視
・スロットル全開の距離を長めに取る
以上の繰り返し

イン側へ強引に入り込むパス
・コーナー進入時にインベタでそのままコーナーのイン側へ突っ込む
・立ち上がりを外側いっぱいまで回ることによって後ろのライダーのラインを塞ぐ
・基本的に通常の8の字とコーナーリングの感じは一緒だけど、ラインが入口でイン側、出口で外側へズレる感じ。
・8の字の場合だと、外側いっぱいで立ち上がると次のコーナーのイン側いっぱいで進入する事になるので、立ち上がりは直線的に立ち上がれる
以上の繰り返し

こんな練習をしていたら、ラインが決まってきたコースでも荒れていない路面をまた走らなくちゃいけなくなるので、フラットなコーナーの練習にはもってこいでした。

バンクがあればバンクに頼ってしまうので、フラットなコーナーリングが上手くなれば楽しいだろうなぁと思ったりしています。

他に前回と今回の違いと言えば、前回のコーナーリングスピードより今回のコーナリングスピードを少しだけ上げて、その分バンク角を深くするようにしてみました。

前回は、コーナリング中にスロットル側が上になる左コーナーが走り易かったのですが、少しスロットルを開けてパーシャルにするとなると、慣れてきたら逆になりスロットル側が下になった方がスロットルの固定がしやすくなったりと発見がありました。

ブレーキングでも、ハイペースになるほど強めのブレーキをかけすぎてリアタイヤがロックしてしまい、何回かエンストしてしまいましたが、その後はリアタイヤをフルブレーキング時にクラッチを切りリアブレーキをリリースと同時にクラッチを繋ぐという事が自然と出来ていましたが、このテクニックってエンストし易い2stのポニー号('03YZ125)で身についていたようです。

また、エンスト直前にリアブレーキをリリースすると言う技も覚えました。

その後は、この日のドライな路面で8割位の突っ込みだったら身体を思いっきり後ろに引いた状態ならフロントブレーキだけでも良い感じで曲がれました。

また、コーナーリング中の頭の位置というか上体の位置が中央と思っていましたが、ペースが上がってくるとやっぱり、立ち上がる直前、ハンドルに上体を被せるようにした方が旋回性も上がるし、リアが少し滑っても気持ちよく立ち上がれるようになりました。
このアドバイスは、久保一家特別顧問のMK氏から受けていたんですよね。

それと、この日の発見は旋回中にバイクが倒れすぎてコケそうになった時に、すぐに足を出さずに?出せずに?いた時にコケたな?と思ったらクルッと気持ち良く回る瞬間がありました。

これがいつでも出せるようになると良いんだけどなぁ。

そんなこんなで、他にもオールスタンディングでの8の字走行を試してみたり、KRS(柏秀樹ライディングスクール)で習ったJFターンを試してみたり、やればやるほど気づきがあり、面白い。

永遠とグルグルと回っていたいと思うほどですが、今まで自堕落な生活をきただらしのない身体には負担がかかりすぎていました(笑)

ゆっくりとポジションだけ確認したいと思っても低速だとバイクが安定しない、ハイペースだと車体は安定してコーナリングも安定、シッティングからスタンディングへの移行もし易いのですが、ハイペースな走行を続けていると心拍数が上がりまくって死んでしまいそうになります。

そんな8の字走行を緩急つけたり、休憩を挟みながら通算3時間位続けてこの日は終えました。


満タンにしてからコレくらいガソリンを消費していました。


この日は、ほんとに乾ききっていた路面だったのでほとんど汚れていません。


リアフェンダー内がこんなに綺麗ですからね。

ただ、エアクリーナーは汚れているだろうなぁ。


やればやるほど面白くなってくる8の字走行。

この基礎練習を飽きずに続けて、次のレースのリザルトへ繋げねばっ!!

2021年2月18日木曜日

ととのった!!

先日のKTM大分さんの走行会でFE350の乗り方が分からなく悩んでいた 大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。


そんなFE350君と、またまた練習に訪れたのが、先日KTM大分さんの走行会で訪れた「テストコース今市」さん。


ただ、先日と違うのは…


 

雪景色!!!

雪国の皆さんならこんな景色大した事ないのでしょうが、九州の大分県では珍しい景色です。

コースまであと少し、という所で路面凍結箇所があり、ノーマルタイヤのセレナでヒヤヒヤしながらなんとか到着したコースでしたが、こんな景色を見せられたら走るかどうか悩んでしまいます。

せっかく来たし、どっちみち今回は基礎練習をしようと思っていたので、とりあえずバイクをセレナから降ろして着替えましたが、寒かった。


とりあえず、本コースを走った動画はコチラです。(スマホからの方はこのブログ下にある「ウェブバージョンを表示」で見ていただくと動画が見られると思います。)

完全に雪にビビッてます。


雪景色に白いハスクバーナの車体が映えますね。


当初の予定通り、基礎練習として8の字走行の練習をひたすらしてきました。

動画で解説も書いていますが、今回自分なりに色々と思うところがあったので、文章でも説明してみたいと思います。
※興味の無い方はスルーして下さい。
 それと、これから書く事、動画で説明している事は私個人の見解ですので、勘違い間違い等あると思います。
 そんな時は、アドバイス等いただけたら幸いです。

練習始めは、自分でも何をしようか気持ちがまとまっていなかったので、8の字走行を開始しました。

ただ、その時はシッティングでメリハリもなくなんとなく加速して減速、旋回、みたいな走りだったので、もちろん走りもまとまりません。

そうこうしていたら、そういえばこの前KTM大分の店長さんから立って乗る練習をするように言われたなぁと思い出し、スタンディングでの8の字走行。

すると、やっぱりコーナーリングは座らないと曲がりづらい。
(この点に関してはKTM大分の店長さんも座って良いと言っていた。)

立ったり座ったりと忙しいけど、走り出すと…

ここは、こうだったな…、あれは、あんな感じで…と今まで自分がスクールで教わった事や先輩に教わった事、自分で調べた事等の知識が重なってきました。

まず、加速時
・スタンディングで頭を低く(低くといってもシッティング時と同じ位置)
 これはYouTubeのYoshiki Inagaki Motocrossチャンネルで勉強した事。
・また、私のような身体の大きい人間がスタンディングをして頭を上記の位置にするとどうしても腰を引かないとそのポジションにならないので、しっかりとステップに足を載せて膝を少し曲げる感じで腰を引く。
・ただ、そのポジションであっても重心を意識して頭と腰の位置は調整する。
 上記の重心というのは、バイクの重心(クランク軸の中心)と自身の重心をなるべく近づけるイメージを持つ。
 これは、平尾雄彦のフラットトラックライディングスクールで教わった事。

最初は、腰を引きすぎてスロットル開度が上がってきた時にフロントアップになってしまったり、逆に頭を前に突き出し過ぎていたら、ブレーキング時にフロント荷重になりすぎてバイクの挙動がおかしくなってしまいました。

そこで、重心の事を思い出して、物理的に無理でもイメージだけは人とバイクの重心を近づけるイメージを持つようにしました。



次にブレーキング後のコーナー侵入
・ブレーキング前の準備として、ブレーキング時の慣性力を相殺する為に腰を引いてリア荷重にしておいて、ブレーキング時にバイクとライダーを合わせた重心を真ん中に持っていくようにします。
・次にブレーキングは、KRS(柏秀樹ライディングスクール)で教わったブレーキ3兄弟が生きてくる。
 ガツンと効かせすぎても困る、そんなシーンでジワリと効かせたいブレーキング。
・コーナーリングスピードまで十分に減速したら、バイクを寝かせていく。
 モトクロスでのコーナーへの侵入時はスタンディングでバイクを寝かさないとバイクが曲がらないと教えてくださったのはYSP大分社長です。
・この日のFE350での練習では、2速オンリーで走りコーナーではクラッチを切っていません。



コーナーリング(旋回)
・しっかりとバイクが寝たら、なるべくシートの前側、シートの外側の角へお尻の割れ目というか、私はイン側の太ももを載せていました。
 ちなみに外側の足はステップにしっかり土踏まず部分を乗せ、曲げた膝はシュラウドもしくはタンクにしっかりとのせてスロットルを開けすぎた時にバイクが起きすぎないようにおさえておく。
・上半身は前でも後ろでもなく真っすぐに下す感じ。(ここも重心を意識してます。)
・座ってすぐにスロットルの遊びを取るというか、気持ちスロットルを開けている感じ。
 これは、練習しながら思いましたが、ペースが上がってくれば徐々にスロットル開度は開けていけると思いました。(ただその時も旋回中はアクセル開度一定)
 また、スロットルの遊びを取っておくとスロットルのレスポンスも良くなるので、旋回時転倒しかけた時にちょいとスロットルを捻るとバイクが起き上がってくれるので、安心でした。
 これは、グッドライダーミーティングでAN師匠に教わっていた事です。
 舗装路での講習会の技術でもオフロードで十分に役立ちます。
・最後にここがこの日一番感動したところですが、コーナー外側の肘の位置。
 これをホント天に突きあげるイメージで上げてちょいちょいと動かすと面白いほどフロントの動きが変わる。
 寝かし足りない時とかの微調整ができました。
 ただ、慣れないとクラッチ側の肘を上げてのスロットル操作が難しかったです。
 お弁当を食べる時でも肘を高く上げている元モトクロスIAライダーを見習わなくては(笑)



立ち上がり
・旋回あけの位置でスロットルを徐々に開けていく。
 これはKRSのアクセル3兄弟でも習いましたし、平尾さんのスクールでも習いました。
・加速へ移行する際、重心はイメージしつつ気持ち背中やお尻をシート後ろにずらしトラクションをかけていきます。
 これは、築城エアライドパークでヤマケンさんと走った時に教えていただいたコーナー立ち上がりのテクニックです。
・トラクションがかかり完全に加速状態になったら、立ち上がり最初の加速時の姿勢へ戻ります。


とまあ、練習をしながら色々な方々のアドアイスや教わった事を思い出して走っていたら、次から次に皆さんの教えが繋がっていき、一つの形になりました。

多分、皆さんが伝えたい事は一緒なんでしょうけど、受け取り手であるコチラのキャパシティーも当時はいっぱいいっぱいで受け止め切れていなくて、その時気になったキーワードだけ強い印象で残っていて部分部分で断片的になっていたんでしょうね。

そんな指導をしてくださった皆様に感謝しかありません。


こんな感じで8の字走行をしていたら、雪が徐々に削れていきました。


最終的には雪も解けましたが、ひたすら2時間以上8の字を書いていたら、綺麗に整地されていました。

基礎練習をここまでガッツリやったのは初めてじゃなかろうか?

おかげで、最後の方はシッティングとスタンディングの繰り返しだったので、太ももの筋肉が悲鳴を上げ始めていました。

旋回時にシートの角に太ももを置いただけで筋肉の繊維が刺激されて痛かったです。


路面は、そこまでマディではありませんでしたが、短い距離の往復だったので、結構泥が付いていました。


リアフェンダー内なんてこんなに。

この前のKTM大分の走行会の時とは大違いです。

10時前位から13時前位まで練習したので、お腹ペコペコです。


自分で握ってきたおにぎりとお茶は、たくさん遊ばせて下さった「テストコース今市」さんに置いてある自販機で購入。

おにぎりは、今は亡き母がコンビニのおにぎりが流行り出した時に海苔をパリパリのままで包装していたアイデアを真似してサランラップで巻いていたのを思い出して同じようにしてみました(笑)

 

そして、帰るころには完全にドライって…

こんなもんよねぇ。


帰りがけに、YSP大分さんへ

今までお世話になっていた、店長が退職するとの事でお別れを言いに行ってきました。

店長には、BW's125Xのオーバーホール時に色々と頑張っていただいたし、WR250Rにもツーリングセローのアドベンチャースクリーンを無理やり取り付けてもらったり、ホントお世話になりました。

先に辞めた元営業の方と店長は、私と同い年という事もあって仲良くやっていたんですけどねぇ。

残念ですがしょうがない。


という事で、御本人からのリクエストがあったので、ガンダムMKⅡのティターンズ仕様のプラモデルを献上してきました。(私の手元に来た時には通販で包装していたので写真が撮れなかったので、御本人投稿のSNSから勝手に拝借させていただきました。)

テレビリモコンと比較したら大きさが良く分かりますね。

私もこんなプラモデル買った事なかったですが、退職のはなむけならば、最高な物が良いだろうと奮発しました(笑)

御本人も喜んでくれたようで良かったです。


この前の練習後に洗車出来ていなかったので、今回は雪がチラつく中しっかり洗車しました。

写真撮った時も雪が舞っていたのですが、写って無いですね。


エアクリーナーもKTM大分さんで購入した新品に交換。

フィルターオイル付きだと楽チンですね。(ただし一回限り:毎回新品なんて使えない)



寒い中走って、筋肉も傷めつけた後のお風呂は最高でした。


夜勤入り前にグラタンの下ごしらえをしていてくれた嫁さんのおかげで、夕飯も熱々で美味しくいただけました。


今日1日で少しはFE350君と仲良くなれたかな???

2021年2月13日土曜日

KTM大分さんのオフロード体験会にお邪魔してきた。(2021.02.13)

  愛車ポニー号('03YZ125)の楽しさを再確認しつつ、新しい相棒であるFE350の練習もしなくちゃなぁと思ったり思わなかったりしていた大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。 


そんな私の悩みを見透かしたかのように、仕事帰りに遊びに立ち寄ったKTM大分の店長さんからお誘いを頂きました。

「テストコース今市」で初心者向けのオフロード体験会をするので一緒に走りませんか?との事。


かつて、モトクロスレースでIAとして参戦されていた店長さんの走りを見られるのも貴重ですし、FE350の練習も出来るしと言うことで、お誘いを喜んで受けました。


また、この日は先日「モトランド今市」で私がガス欠したときに助けて下さった先輩が150EXCの慣らし運転をするという事でもありました。


天気予報は、傘マークがチラチラと…


そんなこんなとありましたが店長さんから「降ろすのはいつでも降ろせるのでとりあえず積んでおいたらどうですか?」ともっともな事を言っていただいたので、帰宅してすぐに準備。



ライトアップされて格好よく見えますね。


新しいトランポのセレナは積載しやすいので、ちゃっちゃと積み込めます。


後は、当日ちゃんと起きるだけ。

いつも仕事に行く位の時間に起床し出発。


9時頃には到着しました。

コースコンデションは…?

小雨が降って濡れてはいましたが、その水分で土が締まって良い感じです。


KTM大分のトランポバスと先輩のトランポです。


フラットトラックのコースも綺麗に整備されていました。

いつも福岡から来て下さるHK氏に感謝しかないです。
(この日は、ブロックタイヤを履かせたFE350しか積載していなかったので走りませんでしたが。)



オフロードコースを走行してみたら、思った通りベスコンです。


走行後のFE350

リアフェンダー内にも泥が付着せず綺麗なもんです。


それに比べて、店長の150SX

さすがモトクロスIAの店長さんのマシン

2stと4stと言った乗り方の差もあるのかもしれませんが、全開でリアタイヤを回転させ続けているマシンには綺麗にリアフェンダーの真ん中に泥が付着するんですねぇ。


店長さんに走行写真を撮っていただいていました。


出来るだけタンディングをするようにと、後で御指導いただきました。


やっぱり350ccのバイクでも小さく見えますね。


左の山を左回りに回っています。


これは、何しようか考えているボケーッとしたスタンディングですね。


普通に走っていたつもりですが、まあまあ泥を跳ね上げているもんですね。


全開するときは、なるべく頭を下げてみましたが、実際はそうでもないんだろうなぁ。



この前のポニー号での練習を生かせるように、FE350でもなるべくスロットルを開けられるところは低いギアで開けていくようにしてみましたが、2stの高回転からくる抜けるような加速に比べると4stの350ccのエンジンはトルクフルで低速からドッドッドッドッと力強く加速するので、なんだか勝手が違います。

何度も走りこんで、確認してみますが、低回転の薄い2stのスロットルの開け始めのタイミングと4stで低回転ガッツリな開けるタイミングも違うし、パワーが有り余っているのでスロットルの開度の微調整も難しい。

ポニー号に乗っているときは、2st難しいっ!!4st楽なんだろうなとか思って乗っていましたが、どちらもやっぱり難しいっ!!

スピードレンジも以前に比べれば上がってきているので、今までの乗り方ともまた違うようです。

足回りに関しては、さすがエンデューランサーと言うべきか、ギャップの多い登りでもスロットルを今までより多く開けながら登って行っても勝手にサスペンションがいなしてくれます。

ただ、当たり前ですが、柔らかめのサスペンションで重いライダーが乗っているのでちょっとしたジャンプもどきの練習をした時はフルボトムして、ステップにブーツのソウルが突き刺さったかと思うくらいの衝撃がありました。

そういういなし方も学ばないといけませんね。

スタンディングのみでコースを周回してみたり、休憩がてら太めの鉄管が広場に置いてあったので、それをフロントアップして越える練習をしてみたり、店長さんの走りを見学して参考にして見たりしていました。

そんな中、KTM大分さんが初心者の方でも安心して楽しめるようにと用意されていたCRF150Lがあったので、試乗させていただきました。
※そこKTMの車両じゃないの?ってのは無しで(笑)
 上級者向けのKTM車両を購入する前にロードメインのお客様にまずは、オフロードの入口だけ覗いてもらおうかな?と思ったらこれくらいの車両になるのではという考えで購入されたんだと思います。

とりあえず、初心者向けなので転倒しても良いようにガード類、テーパーハンドル等強化はされていましたが、基本ノーマルでした。

乗り始めは、なんじゃこのローパワーっ!!!ってのが正直な感想です。

ポジションも何だか不自然。

そりゃ、さっきまでほぼレーサーなFE350にスロットル開ける練習しながら乗ってましたからね。

そんな私も以前はXTZ125Eというマシンで遊んでいた頃もあったんですよねぇ。

そんなマシンより25ccも余裕があるというのに、そんな事をすっかり忘れてしまっている。

そんなCRF150Lですが、XTZと一緒で空冷SOHCなので高回転はフケません。

逆に低回転はトコトコと走ってくれます。

なので、最初からオフロードを全開で走りきれない初心者ライダーにはとても乗り易いだろうなと感じました。

パワーが無いなら無いで、勢いつけて登れば良いしとXTZ時代の走りを思い出させてもらいつつ、いかに今は高性能なマシンに助けられているかと実感させられました。

ただ、XTZ時代は、この車両で良いやと思っていましたが、今思うとやはりその車両のキャパシティーを越えないとライダーの技量もそのマシン程度になるかもといった事を思いました。

私は、XTZ125Eからオフロード遊びを始めて、WR250Rノーマル→WR250R+SP忠男パワーボックス→前のWR250R+FMF Q4→YZ125→FE350と買い増し乗り換えてきました。

最初から開けきるような方は、一気に高性能マシンを買っても技術が向上するかもしれませんが、私のようなビビりで慎重な性格の人間にとっては、上記のようなマシン履歴は正常進化だったと思います。

なので、こういった車両を貸し出して下さり、オフロードの楽しさを伝えてくれる会を催して下さったKTM大分さんのようなお店が増えるとバイクの販路やオフロードライダーの増加に繋がるのでは?なんて思ってしまいました。

ぐいぐい引っ張ってオフロードの世界に引きずりこむのも良いですが、間口の広い敷居の低い入口を用意することも業界にとっては大切な事なんでしょうね。

このCRF150L、というかオフロードに興味ある方、KTM大分さんに頼めば貸していただけるそうですよ。

お気軽にご相談下さいと仰っていました。

気になる方は、店頭の方までどうぞぉ。 
(私、店員でも関係者でもなんでもありませんが)


どんよりとした天気でしたが、走っているとゴーグルの隙間からポツポツと当たるものが増えてきました。


つー事で、雨が降り出したので、初心者の為の体験会だったので、会は午前中で終了。

短時間ではありましたが、今までよりはレベルの高い課題を抱えて走ってみたので、充実した練習となりましたが、もちろん満足なんて出来るレベルではありませんでした。


息子がお弁当でたまに使っているスープ用の保温カップに豚汁を入れてきていたのが、冷えた身体に染みました。

帰りついでに「モトランド今市」を見に行ったら、何組か走りに来られていました。

コースはというと、結構造成が進んでいて、スタート位置が幅を広く取られていて、まあまあな規模のレースが出来るんじゃないのか?と思えるような作りになっていました。

楽しみでしょうがありませんね。

「テストコース今市」も奥の方がどんどんコースが拡張されていて走りに行く度に楽しみが増えますね。


今市、熱いです(笑)