最近、アニメ「ゾンビランドサガ」と「ゾンビランドサガリベンジ」の最終話を何回も見て、何回も感動して涙している大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。
今回は、過去に何回かフラットトラックスクールでお世話になっている「平尾雄彦」さんが、また大分県の「テストコース今市」に来て下さり、今度はフラットモトクロスミニ走行会を開催して下さいました。
フラットモトクロスミニ走行会とは、平地にパイロンを立ててコースを作り、XR70F、CRF70Fのようなミニモトクロッサーで走るという走行会となります。
今回は、11日間(7/22~8/1)滞在して下さるとのこと。
※三重県からわざわざ大分県まで来てくださっているんです。
私は、その初日22日と27日遊びに行ってきました。
7月22日
平尾氏曰く、この70㏄という排気量が絶妙らしいんです。
同じ小排気量車であっても100㏄や125㏄では、70㏄よりはパワーがあるので、フラットトラックの基本である慣性力を使って寝かし続けるコーナーリングがパワースライドでゴマかせてしまうらしいのです。
しかし、私の体格は身長186㎝、体重10?㎏
なので、私が乗るとこんな感じになってしまうのです。
そこをどうにか乗るために色々と自分なりに試行錯誤しながら乗ってみますが、私の体重が重いのと足元が窮屈なので、上手く乗れないと思っていました。
平尾氏から助言を頂くも、心では「バイクと体格が合ってないのでは?」という疑問も少なからず浮かんでいました。
ですが、真顔で操作方法を教えて下さり、私の体格でも出来るという平尾氏のアドバイスを信じ、言い訳はせずにひたすら練習しました。
正直この日は楽しかったのですが、技術的には不完全燃焼でした。
この日は、知人ばかりの参加者でワイワイ楽しく遊べました。
小排気量ですし、フラットなので、初心者でも安心、安全に楽しめます。
また、模擬レースとはいえレースの緊張感も味わえるので、ホント初心者の方こそ参加していただきたいイベントです。
オフロード色が強く見えますが、もちろんオンロードにもフィードバック出来るので、オフ未経験者も大歓迎だそうですよ。
7月27日
そんな走行会から数日後、いつも久保一家の事を気にかけて下さっている特別顧問のMK氏、実は久保一家だけでなく平尾雄彦さんのフラットトラックを九州に普及させようと頑張っている方なのです。
そんなMK氏と都合が合ったので、二人でもう一度走行会に参加しに行きました。
朝一の集合写真(笑)
平尾教?平尾狂?信者である我々はTシャツも購入し3人お揃いで走ります。
この日は、参加者は我々2人だけだったので、貸し切りで思う存分走れました。
22日の走行会が終わった後、自分なりに反省点があり、こうすれば良かったのではなかろうか?といったプランがあったので、課題を持って臨んだのですが、その前に、22日に撮影していただいた写真のライディングフォームについて何点か指摘を受けたので、8の字走行でフォームを修正。
その後もライディングを見ていただきアドバイスを受け、修正といった作業の繰り返しで、少しずつフォームを改善していきました。
ただ、そのアドバイスのほとんどが今までフラットトラックスクールで教わってきたことばかり。
当時は、言われても理解できていないか、自分がそのレベルではなかったのでフォームに活かせていなかった事が、やっと理解できて、身体も反応できるようになってきました。
で、修正を受けた後の走りがコチラっ!!
22日のフォームは、サーカスの熊状態でしたが…
足の出し方もそれなりになってきて…
ギャンギャン車体をスライドさせられるようになり…
フラットトラックしている感じでしょっ?
小排気量車でもパワースライドではなく、慣性力と寝かしこみで車体をスライドさせてバイクの方向を変えて曲がっていけるようになりました。
ウェアがお揃いだから分かりずらいけど、MK氏の走りです。
お互い切磋琢磨しながら、でも楽しみながら1日中遊ぶ事が出来ました。
ミニバイクで何ができるのか?と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、ミニバイクだから車両に頼ることも出来ず、パワーに頼ることも出来ず、基本に忠実に曲がらないと安全にバイクを曲げられません。
この楽しさ、安心感、体験した人にしか分かりません。
個人差はあると思いますが、1回や2回で身に付くものでもありません。
チャンスを掴むのは自分自身です。
皆で始めようフラットトラック(笑)