走行会の様子は、次のブログで投稿します。
ココ最近、エンデューロレースで一緒に活動している熊本の愉快な青いお友達IKさんからちょいと早めなクリスマスプレゼントを貰いました(笑)
それが、コレ!!!
ただのバネじゃんって???
コレ、KTMのモトクロッサーの車両'14 250SX-Fのリアサスペンションのスプリングなんです。
前回わが家のポンコツポニー号(YZ125)のサグ出しをKTM大分さんでしていただいたのですが(その時の記事はコチラ)、ノーマルスプリングでは、柔らか過ぎて私の3桁越えの体重を支えるのは辛いらしく、プリロード調整用のナットをギュウギュウに締め込んでいました。
こんな感じで、ナットより上のネジ山が普通の調整幅より長い。
この時の投稿を見て下さった、専門店、メカに強い方々から締め込んで調整するよりスプリングを固めののに交換した方がサスペンションがちゃんと仕事をすると御指摘を受けていました。
純正の固めのスプリングを注文するか決めあぐねていた私に、モタード競技もしているIKさんから自分の250SX-Fのノーマルスプリングがちょうど入りそうだから使ってみたらとありがたい提案。
彼は私と同じYZ125(年式は私のより10年ほど新しい)乗りで、メカにも強いので、ある程度現物合わせでいけると判断したらしいです。
モタード競技は、グリップ力の高いサーキット、スリックタイヤを使用するのでリアサスペンションのスプリングもノーマルより固めに変更しているらしく、ノーマルスプリングが余っていたそうです。
それでも、私のポンコツポニー号のノーマルスプリングより高めのバネレートなので、期待度高めです。
スプリング交換の為に、シートレールずらしてみたけど…
やっぱり外した方がやり易いや。
この時のスプリング長。
235mm。(自由長は260mmです。)
多分、マニュアルにある調整範囲を大きく超えています。
キャブレターの吸入口にゴミ等が入らないようにウエスを詰め込んで、作業開始。
プリロード調整用のロックナットを緩めて、調整用のナットもスプリングがフリーになるまで緩めます。
で、リアサスペンション摘出。
スプリングは、どう外すのかなぁ????
一番下(写真では一番上)のテーパー状の皿を写真下方向にスライド(黄色のゴム製ブッシュがあるので引っ掛かりますが強めに押せば下がります。)して皿だけ上に戻します。
こんな感じ。
すると、押した皿の下のちょっと切り欠きのある皿が、切り欠きからプッシュロッドを通して横に抜けるようになります。
取れました。
そしたら、スプリングは簡単に抜けます。
バラした状態。
もう付けないかもしれないけど、上下を分かり易くマーキング。
この時の注意として、漢字で上、下と書くと、ひっくり返してみると、上は下に見えるし、下も上に見える時があるので、カタカナかひらがなで書くと間違いないと思います。
仕事で船を上架した際、造船所の工員さん達がしていたのを参考にしています。
スプリングを並べてみると、バネの太さが違うのが一目瞭然です。
オレンジのスプリングにはWPの文字が。
外したのと逆の手順で組み込み。
取り付け。
IKさんの指示でプリロード調整して、ちょいと締め込み。
仮の調整としてスプリング長250mm。
股がってみたら、今までとシート下からの反発力が全然違う。
青い車体にオレンジのスプリング。
青い車体にオレンジのスプリング。
どこかのレース会場で誰か気がついてくれないかな(笑)
このスプリングを装着して翌日の練習走行会へ向かいました。
このスプリングを装着して翌日の練習走行会へ向かいました。