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大分市, 大分県, Japan
とにかく車、単車、メカが好きです。 それと家族が大好き。 125ccのスクーター&オフ車でたまにツーリング&林道探索してます。 愛車は、 単車:台湾YAMAHA社製BW's125x&YAMAHA WR250R ブラジルYAMAHA社製XTZ125Eはドナドナされました。 車は:日産セレナ こんなおっさんですがよろしくです。

2023年10月29日日曜日

3年ぶりにKRS(柏秀樹ライディングスクール)in雲仙へ行って来たっ!! 備忘録Vol.3(2023.10.29)

一日目の宿泊先の夜にKRS受講者の一部の皆様と柏さんとで懇親会を楽しみぐっすりと寝られた、大分県でボランティアの二輪車安全運転指導員をしているフランシュシュ&永井真理子ファンのおっさんです。


そんなこんなで、KRS二日目の始まりです。


宿泊先からは、一日目の夜に同じ宿に一緒に宿泊された皆様と今回もKRSの立案者HT氏とその協力者MZ氏、お二人の案内で会場へ向かいます。


二日目は、一日目で要領を得た受講生の皆様で協力してテキパキと準備が進みます。


その中の方から「このままKRSが連日続けば準備の時間がどんどん短くなるんじゃない?(笑)」なんで冗談なども出るくらい皆さん手際が良くなっていました。



この日集まったバイクはこんな感じ。

一日目と同じ参加者の方々もいらっしゃいましが、レーサーレプリカ、ネイキッド、オフロード、モタード等々と今回も種類が様々でした。

一日目のブログでも書きましたが、柏さんがお伝えして下さる事は、どんなバイクでも共通する内容なので問題ないです。

ここからは、スクール二日目の内容です。

ここで書くスクールの内容は、あくまで私の備忘録であり、完全に柏さんの指導内容を再現している訳ではないので、悪しからず。

スクール開始
座学
まずは、座学からです。

この日だけ受講しに来られた方々もいらっしゃるので、一日目の復習をします。
・呼吸方法
・ハンドルの握り方
・上体の保持
等の説明があった後、上体の保持の詳しい説明として、身体を前に傾けた時の前荷重、上体を起こした時の後ろ荷重の説明もありました。

また、その際上体が前後に傾いたとしても視線は地面と平行のままとし、視界の確保の重要性も教えていただきました。

前後があれば、左右もあるとの事で、コーナリングの際、リーンウィズ状態よりは、リーンイン、リーンアウト等重心を左右にずらす方法を教えていただきました。
この時ももちろん視線は地面と平行です。

またこれら前後左右に身体を積極的に動かすことで、ライディングの慢性化を防止し、頭の活性化、眠気防止にも繋がるとの事でした。

これに呼吸法、ハンドルの握り方を加えれば、いつでも頭が冴えて運転できますね。

ちなみにハンドルグリップもフローティングという、ほぼほぼ軽く握る状態がベストのことで、これは掌が人間の「第二の脳」と呼ばれるほど繊細なセンサーであるので、リラックス状態でバイクを操作するためには、掌の力は常に抜いておきたいとのことです。


実践
・左右荷重
軽く会場である駐車場を周回した後に、左右荷重を確認するために、右回りの周回で直線を走る際に、わざとバイクを右側に傾斜させて、お尻をシートの左端に乗せておきバランスを取るようにリーンアウトのように身体を反対側に傾斜させつつバイクは真っすぐ走らせます。

その後、曲がるポイントに来たときにハンドルを保持していた力を抜くとバイクが傾斜しているのでセルフステアが働きバイクが曲がります。

曲がった先の直線で、同じことの繰り返しで、右荷重でのバイクの挙動を確認します。

もちろん、逆回りで左過重の練習も出来ます。


・クラッチ3兄弟、アクセル3兄弟、ブレーキ3兄弟
一日目でも行った発進、加速、減速、停止を丁寧に行う練習です。

この時は、前後の荷重を考えながら上体を傾けたり、上体の傾きに合わせて視線も地面と平行に保持するよう努めます。

・JFターン
こちらも一日目と同様に、発進、加速、減速旋回、停止を丁寧に行う練習を行います。

この時の旋回時に、左右方向の荷重のかけ方が役立ってきます。



・トライカーナ


トライカーナって何?って思われる方もいらっしゃるとは思いますが、上の写真のような長さ25m、幅15mの四角の角にパイロンを置き、左右の25m間隔のパイロンの真ん中に幅3mの間隔でパイロンを置いたコースを大きな8時を描くように周回する練習です。


図で示すとこんな感じ。

スタートした後、直線ではスロットルをしっかりと開け、角のパイロンに到達したら左旋回、立ち上がったらまた直線でしっかりと加速、上の図左上のパイロンで右旋回、立ち上がったら3m幅のパイロンの間を抜け上の図右上のパイロンを右旋回、立ち上がり加速、上の図左下のパイロンを左旋回後立ち上がりスタート位置に戻り1周、これを2周して交代。


このスクールの時の動画ではなく柏さんの公式チャンネルでトライカーナの紹介動画があったので貼り付けておきます。


今回は参加者が多かった為、3台一組で同時スタートとしました。

もちろん参加ライダーの皆様にはライディングスキルの差があるので、先行する車両が後続車両と交錯する位置で追い付いてしまった時にはその位置で停止するか速度を緩めて後続車両の通過を待つというルールで事故しないように周回。

周回後は先頭車両がコース外に退出し、あらかじめコース外に設置していた待機位置で待機していた車両がコースイン。

スタート位置の列の最後尾に付き、手を上げ先頭車両に合図、それに応え先頭車両が手を上げ3台同時スタート、これを繰り返して車両を入れ換えながら練習しました。

以前からグッドライダーミーティング等でトライカーナの練習は行ってきましたが、いつも減速後のタイトな旋回が苦手で気合いで曲がっていたところもありました。

ですが、今回はJFターンの練習をした直後だったので「トライカーナってJFターンの連続じゃん」って今さらながら気がつきました。

そう思って練習を開始したら、今までの経験と相まって面白いほど気持ち良く楽しくクルクルと回れます。

ちなみに、トライカーナの理想的なラインは下図黒線の通り。


赤点線が、慣れていないライダーが走ってしまう悪い例のラインです。

理想的なラインをトレース出来たら旋回以外の直線ではバイクは直立している状態でフル加速出来るので、加速、減速、旋回というバイクが走る上で重要な要素が全部詰まっているので、基礎練習としては完璧な練習です。

旋回方法は、リーンアウトを試してみたり、リーンインを試してみたりしましたが、結局はどちらのライディングフォームでもJFターンの基本を覚えた後ではどうということない問題でした。

何ならスタンディングでもクルクル回っちゃってました。

そして、調子のってきたらブレーキターンも混ぜてみたり。

とにかくJFターンを応用したトライカーナは、楽しすぎていつまでも回り続けていたいと思えました(笑)

これに今回学んだ前後左右の荷重をかけることによる加速G、減速G、旋回時の横G等、慣性力に対応したり、呼吸によるリラックスで今までにない位疲労感がありませんでした。

そんな楽しい午前中の練習は終わり、お昼のお弁当を食べ終わった頃、今回スクールに参加されていた北九州市のバイク屋さん「ダートバイクZIM 」の社長さんがデザートの差し入れを下さいました。

写真は撮り忘れましたが、とても美味しいアップルパイでした。


お店の名前だけ忘れないように箱の写真だけ撮っておきました。

いつかチャンスがあったら買いに行こうっと。


プチツーリング
そんな楽しい昼食後は、プチツーリング。

今回、柏さんから教えていただいた技術を全て試すツーリングです。

CKM、R1、L1も実践です。

ちなみにCKMとは、 センター・キープ・メソッドの略で、公道上を走る時に自分の走る車線の中央をトレースし続けて走るというもの。

ライディングで良く言われるアウト・イン・アウト等のような車線上をウロウロせず、ただひたすらに車線中央をトレースするというもの「何だそんな事」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どんなに低速でもどんな速度が上がっても条件が同じとすると、意外に難しいんですよ。

R1、L1は、マスツーリング等で千鳥走行をする際に車線の左右どちらかを走行する際に道路右(Right) 端から1mのラインをトレース、道路左(Left)端から1mのラインをトレースしCKM 同様に走る方法です。

他にも長い下り坂で、ギアをニュートラルに入れて丁寧なフロントブレーキ操作で走り続ける。
(この際は、フロントブレーキをかけた際にフロント側に荷重がかかることを感じて意識する)
※この練習は、全員に課された課題ではなく、一日目の夜の懇親会でこんなのやりたいとおっしゃっていた柏さんの言葉を勝手に実践していただけです。

そんな色々な走りを試しながらスクールの会場である「みずほ すこやかランドふれあい会館駐車場」から「雲仙お山の情報館」までを往復しました。

プチツーリングから帰った後は、午前中習った各練習の復習をそれぞれ個人で行いました。

私も色々と遊んだり、教えられる範囲で他の受講生にアドバイスしたりしていました。

最後の最後で、駐車場の海側、松林の土手で一日目に柏さんから教わっていた土手にバイクが登り始めた所で一旦車両を停止し、クラッチ3兄弟を利用しリアタイヤを空転させずにグリップさせて土手を登るという練習をしていたら、登っている途中でエンスト、バイクは後ろ向きに下がり、慌ててブレーキをかけたら転倒、後頭部を打ってしまいました。

特に異常はありませんでしたが、いつもながら調子にのっていると最後の最後でやっちまう癖はまだまだ治らないようです。

最後は、柏さんから受講生一人一人にカルテと呼ばれるシートを手渡してもらいつつアドバイスをいただいてスクールは終了です。

片付けももちろん受講生の皆さんの協力でサクサクと終わりました。

最後にKRSの立案者HT氏とその協力者MZ氏やら有志数名と共に喫茶店で打ち上げを行い解散。

とても楽しい二日間でした。



楽しかった後は、九州の西の果ての島原から九州の東の果ての大分まで帰らなくてはいけません。

ただ普通に帰るだけでは面白くないので、愛しの佐賀県経由で帰りました。


まずは、6月に参戦しようと思っていたけど職場の異動に伴い仕事になってしまって参戦出来なかった「ガタリンピック」開催地である「道の駅 鹿島」へ立ち寄る。


フランシュシュ0号、伝説の山田たえちゃんが描かれたマンホールを磨き上げておきました。

帰りが遅くなりそうなので、お店で食べずにコンビニで何か適当に買って車で食べながら帰ろうかと思って、道中のセブンイレブンへ立ち寄ってみると…


佐賀県では超有名な「ドライブイン鳥」の鳥めしおにぎりが売っていました。


ちゃっちゃと帰ろうかと先を急いでいたのですが、ゾンビランドサガ聖地巡礼でゾン友さんと立ち寄ったことのある道の駅が見えてきて…


「道の駅 しろいし」


こちらは、フランシュシュ3号、伝説の平成アイドル水野愛ちゃんが描かれたマンホールがあるので、ここでもマンホールを磨き上げておきました。

佐賀孝行を勝手にして、一路大分へ急ぎます。

車のドライビングポジションも以前のKRSで習っていたので、遠距離、長時間でも身体に変な負担はかからず帰れました。


日が変わった直後くらいに帰宅したのですが、3日ぶりの娘達は元気一杯。


久々の再会を楽しんで二泊三日の楽しかったKRS の良い締めくくりとなりました。

柏さんとの再会を楽しみにしつつ日々の通勤で復習をしていこうと思います。