そんな年始の1月3日にコテンパンにやられた長崎県野母崎にある「軍艦島が見えるモトクロス場」(FaceBook)へまたまた行ってまいりました。
ですが、今回はボッチじゃなくKB一家&御所オートランド(ホームページ、FaceBook)の有志からなる団体での遠征です。
団体とは言え、大分、熊本、鹿児島とバラバラなメンバー。
熊本、鹿児島は途中合流出来るので、2人1台の2組、大分は結局ボッチ、熊本のもう1人は仕事で夜から合流という事になりました。
1泊2日の予定でしたが、私はこの週色々とあり準備が整っていなかったので、1日目は整備&往路としました。
熊本、鹿児島組は、事前に打ち合わせ等したのですが、フェリー組と高速組と分かれて前入り組と後入り組とになってしまいました。
そんな私は、何を整備していたかというと、前回?いやだいぶ以前から皆様に指摘されていたカチンコチンの古いix09wを外して、新品のタイヤを組んでいました。
今回は、いつもお世話になっている穴見モータースさん(ブログ)からSHINKOの「540 HOLESHOT MS」と言うタイヤを購入させていただきました。
そのタイヤを交換していた時に、エアバルブの向きが悪くてエアバルブをイゴイゴ動かしていたら「プシューッ」という音が…
こんなんなってました(汗)
何とかして付きそうだなぁと締め付けなおしてみるも、2㌔以上のエアを入れると再び「プシューッ」です。
無駄なあがきをし続け、諦めきった時に私の町の頼れるバイク用品店「Gear Change Wold」に電話してみるとヘビーチューブ有りますよとの返事を受けたので、急いでお店に行き無事タイヤ交換終了。
慌ててポニーをセレナに積み込んで出たのは、14時半過ぎ。
一方その頃、フェリー組は、熊本からフェリーで長崎県の島原半島へ渡り、
諫早辺りでラーメンを食べていたのだとか。
さらにもう一方、熊本からの高速組は、9時前にはコースに到着し、お腹いっぱい走っていたそうな。
ハードエンデューロは苦手と言っていたIM氏が、前回私がまくれて泣きながら帰った「3段坂」を登りきった動画を見せられて、正直負けたと思いました。
ただ、登る前の空ぶかしが、初めてあの坂を前にした時の自分と被ってその気持ちは分かるぞぉと思ってしまいました。
怖いんだけど、行かなくちゃ、気持ちを高める為にエンジンの回転数を上げる。
登った者にしか分からない感覚ですよねぇ。
動画で見ると大した坂にも見えないし、何してんの早く登れよと思われがちですが、実物見てから言って下さいなといった感じです(笑)
そんなこんなで、おっとりがたなで向かった私も18時半頃、先行部隊がコース走行を終え一風呂浴びていた「Alega 軍艦島」(公式ホームページ)で合流。
地元の居酒屋の予約時間も迫っていたので、そのまま移動。
「一水かな」さんという地元の人しか知らなそうな居酒屋に到着。
このお店は、鹿児島のTT氏が調べて予約してくれて、色々と交渉してくれました。
率先してそういう事をしてくれるメンバーがいてくれると助かります。
カンパーイ!!
地魚のお刺身が美味しかった。
食べかけで汚いけど、ノドグロのフライとか珍しいし美味しかった。
地元の野母崎エンデューロの運営スタッフをされているIB氏も途中から合流して下さり、オフロード談義に花が咲きました。
皆でワイワイ楽しんだ後は、コンビニで買出しをして、コースへ戻ります。
私とIM氏はお酒を飲まないので、ハンドルキーパーはいるので飲酒運転はないですよ。
コースに帰ると
夜更けまで楽しみました。
そんな中、御所オートランド期待の若手KI選手も仕事終わってから無事に合流出来ました。
そんな談笑後の後は、「ホテルセレナ」で宿泊です(笑)
椅子を1つ外しているので、寝るのには楽ですが、荷物をもう少し降ろせば良かった。
ココは風力発電の施設があるくらい風当たりの良い所らしく、夜中に降った雨粒が車に当たる音で何回か目が覚めました。
ですが、逆に雨が降ってくれたおかげで1月というのに少し寒いと感じるくらいで、耐えられない寒さではありませんでした。
朝は、こんな状況。
走れるのかねぇ。
昨夜、宴会をした「一水かな」さん、朝食も用意してあげると言っていただいたので、お言葉に甘えて皆で朝食をいただきに。
テレビ見ながらオアズケ状態です(笑)
コースに帰ってから、雨上がりの路面を見て帰りたくなる気持ちを抑えつつ、やる気満々な若者の気持ちにのっかり、コースイン。
モトクロスコースは、ベッチャベチャ。
意外に、エンデューロコースの方が走りやすかったりしました。
3日に一緒に走ってくださった地元のライダー、NK氏とKN氏とも合流。
それぞれ好きな練習に励みました。
走っている途中で、昨夜御一緒したIB氏とも合流できました。
だんだんと天気も良くなってきましたよ。
ここで、今年2月24日にここ軍艦島が見えるモトクロス場で開催される「野母崎エンデューロ」のFUNコースを走った動画を御覧下さい。
ペースも遅いし、コースも1部間違えているようですので、参考程度に見ていただければ良いかなぁと思います。
コチラは前半は先程の動画と一緒ですが、後半IM氏がチャレンジしていたCOMPコースにも設定されている「3段坂」に私がアタックして砕けた動画です(泣)
午前中に成功して気持ちよく帰りたかったのですが、そうは上手くいかないですね。
そんな私を見かねて、イゴイゴ大好きおじさんが動画を撮るから頑張ってと言って下さったので、頑張ってみました。
一番の難所は登れたのですが、最後の最後で失速して坂を登り切れず、コテっとコケているのは内緒です(笑)
午前中にイゴイゴ大好きおじさんの丁寧な指導により、徐々にステップアップした練習を重ね、前回のリベンジを果たせました。
穴見モータースさんで取り寄せていただいたタイヤのおかげでもあるのかな?
違いの分からない男はまだそこまでは感じ取れませんでした。
ただ、前回やられまくって悔しい思いをしてトラウマになりかけた坂を初めて登り切った時の気持ち良さは、大人になってから味わった事ないほど気持ち良かったですねぇ。
もう一つの「くわぽんヒル」と呼ばれるヒルクライムは、リベンジならずでした(泣)
いつ見ても良い景色ですよねぇ。
皆で記念撮影。
こちらは、今の私なんかじゃ到底周回出来そうにないCOMPコースの一部を見学してきました。
御所オートランドのKN氏、コース内でノーヘルなのは、見学している時だけでしたよ。
イゴイゴ大好きおじさんの沢登りを見学です。
上手い事登りますね。
御所オートランドの将来有望な若手KI選手。
なかなか苦戦していました。
あの動画の先がこんな登りです。
路面がチュルチュルで元エンデューロIB選手KN氏が駆るCRF450RXをもってしてもギアを入れてセルボタンで進むという技を駆使しながら登っていました。
KN氏の為に言っておきますが、通常ならどうにか登れるけど、敢えてレースを想定してKI選手がスタックしている所をアタックしていたようでした。
しかし、こんな厳しい状況の中、KI選手は諸先輩のアドバイス、指導に耳を傾け、上手く出来ないのは人やコースのせいにせず、自分の未熟さのせいにし、ただただ何回も同じセクションを上手くいくまで、納得いくまで考え、走り、身に付けていました。
もちろん若さもありますが、コースや人に対する彼の様な態度を見ていたら、指導のしがいもあるだろうなぁと思うし、全力で応援したくなる気持ちが沸いてきます。
父と子程の年齢差はありますが、彼から学ぶところは沢山ありました。
マシンがポンコツだからとか、モトクロッサーだからとか言い訳せずにこれからもコースを選ばずどんなコースでもそれなりに走りきれるライダーを目指そうと思った野母崎の谷底(笑)