遅々として進まなかったYZ125の整備が最近終了し、歓喜にわいていたおっさんです。
予定は未定、出来る事からコツコツと(笑)でフロントフォークはバラしたけど、中途半端な状態になっていて、悶々とした日々を送っていましたが、今月に入ってから家の用事もない休みの日に秘密基地に向かいフロントフォークのオーバーホールを行う事にしました。
前回バラせなかった、フロントフォークのボトム部分に合う工具を持参し、インパクトレンチで開放。
こんなんなりました。
前回ボロボロになっていたラバーブッシュの欠片がいたるところに入り込んでいたので、ここまでバラして正解でした。
特殊工具も専用の装備もないので、インナーチューブの中は、写真中央に写っているインナーチューブに沿って置いてあるいらない靴下を3つ結んだ物をバラしたインナーチューブやアウターチューブに通して、結び目のコブを上手く使って掃除していきます。
小さくて分かりづらいけど、左右2本とも綺麗になりました。
この日の為にネットの通販で購入したメスシリンダーを使用し、規定量のフォークオイルを入れていきます。
ネットで予習していた甲斐があり、フォークオイルのエア抜きも自分的には上手く出来た気がします。
写真は撮り忘れましたが、これまたネットで購入した油面調整キットを使用し規定長の油面に調整します。
この時、色々と小さいミスを繰り返し、フロントフォークをバラしては組むという作業を何回も繰り返し、ある程度の作業は慣れてしまいました(笑)
そんなこんなで、フロントフォークのオーバーホールは終了しましたが、この日は、時間が足らず一旦帰宅。
日を改めて、今日こそはYZを完成させると意気込んで秘密基地に出勤。
まずは、ステムベアリングの受け側をフレームに打ち込みます。
古いベアリングの受けを当ててハンマーで均等に叩き込みます。
下側のベアリングの受けには謎の2本線が入っていましたが、整備マニュアルなどないので、何となくフロント側に合わせておきました。
上側のベアリングの受けも叩き込みます。
ステムベアリングの下側、三つ又のロッド部分に挿入。
最初は、古いベアリングを当てながら垂直に挿入し、ある程度ロッドにかかったら、油圧のプレス機でガッチリ挿入です。
下側もそうですが、上側のベアリングにも隙間と言う隙間にグリスをたっぷり練りこみます。
とりあえず、三つ又を仮に組んで、オーバーホールしたフロントフォークを借り組み。
ハンドル周りを取り付けていきます。
ここで、ケーブル類の取り回しが、どうやっても上手くいかない。
写真を見てお分かりでしょうか??
本当は、スロットルワイヤーもクラッチワイヤーも三つ又の前をクロスして通っていないといけないのに、三つ又の後ろ側に通っている。
Face Bookで似たような事している知り合いがいて、そんな事あるんやなぁなどとのんびり構えていたら、自分も同じ事していました(汗)
でもまぁ、ケーブル類は、新品に交換する予定だったので、三つ又をバラすまではしなくて済みました。
ある程度完成。
アクセルカラー、スロットルワイヤー、ブレーキレバーのカバーも新品です。
が、この後、スロットルの取り付け部分のカバーを取り付け忘れていて、なんやかんやで、3回くらいバラしました(泣)
おかげで、整備技術が少しは上がったかな???
クラッチレバーのカバーも新品。
クラッチレバーも新品あるけど、自分的にはこのレバーでも問題なく遊べたし、どうせまた転ぶからとりあえずはこのままで。
しかし、このクラッチレバーのホルダーのボルトを締め付けている際、グニュッとやっちまいました。
ボルト1本ネジ切りました(笑)
他にも振動で外れたらしく、ガソリンタンクを取り付ける為のボルトが無くなっていたので、それらを注文する事にしました。
そんな感じで、少々作業は残っていますが、ほぼほぼ整備は完成です。
もちろん、ハンドル周りの付属品を取り付けた後にステムを締め付けましたよ。
嬉しさのあまり、エンジン始動、試運転。
スロットルを煽っていると、「スカッ」。
スロットルが急に軽くなった。
パワステならぬパワースロット???
いえいえ、スロットルケーブルを交換した際、キャブレタ側のケーブルの取り付け方を若干間違っており、押さえが効いていませんでした(泣)
こんな経験を踏まえながら、簡単に整備するコツ等も覚えていきました。
エンジン以外の整備を一通りやってみて、バイクの作りも理解できて、フル整備、やってみて良かったです。
ただ、はた目から見ると何の変化も無いんですよねぇ。
見えない部分の整備ばかりしたから。
まぁ、それは乗ってみてのお楽しみって事ですね(笑)
やっとこさ念願のYZ復帰の時がきましたが、世間はうだるような猛暑。
これからコース乗るのはキツいよね。
とは思いつつ、どこかで遊びたい。
どこか涼しい山の上に遊びに行きたいっすねぇ。