先日の北エンでやっちまって凹んでいるかと思いきや次の目標を見つけ楽しみが止まらない、大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。
先日の北エンはドライであんまりポニー号も汚れていなかったのですが、やっぱり洗車はしなくちゃですよね。
ほぼ毎週レースに参戦されている強者の方々や選手権に参戦されている方々なんて、こんなのんびりペースだと追い付かないでしょうね。
そこはサンデーレーサーの私はボチボチやれます。
車体は泥等付かず砂埃程度でしたが、軽く洗いました。
最近、KTM 大分さんにオススメしていただいたワコーズのフィルタークリーナー。
こんなに綺麗になりました。
使用方法は簡単、フィルタークリーナーを100ml用意し
エアフィルターにかけると同時に油分が落ちていきます。
流れたフィルタークリーナーを付けながらエアフィルターをモミモミすると粗方フィルターオイルが溶けるのかな?
その後は水道水ですすぎながら泥汚れも落とします。
あとは干しておいて乾くのを待つだけです。
エアクリーナーを洗った後は、キャブレターを取り外し、キャブレターに繋がっている各ホースの内部を洗浄。
コレは、KTM 大分さんで今回の北エンの事を話しどうしたらトラブルが防げたかを相談させていただいた時に「キャブレターからの車体下部に出ているホースが泥等で詰まったら陰圧になりガソリンがエンジンに供給出来ない。」と言うお話を聞いたので、見た目は綺麗でしたが念には念をとキャブレタークリーナーを流し込みその後パーツクリーナーで洗浄しました。
それとその時に、一回完全にカブってしまったプラグはどんなに洗浄したり乾かしたりしてみても使えなくなるので、新しい物に変えるようにと教えていただきました。
確かに先日の北エンでは、泥んこ村でカブったプラグを洗浄しライターで炙り大丈夫だろうと思って取り付けていたプラグでした。
貧乏性が仇になりました。
そこまで高いものじゃないし、今度から大事な時は新品のプラグを取り付ける事にします。
ちなみにキャブレターをバラそうとしたら、下の皿を取り付けている+ネジ1本舐めてしまいました(泣)
しょうがないので、色んな通路からキャブレタークリーナーをぶちこんで綺麗にはしましたが、今度どこかのお店に持っていってどうにかしてもらおう(笑)
次に取りかかったのは、今回一番したかったYPVSのガバナースプリングの硬さを柔らかくする事。
まずはギアオイルを抜き出し、お次にクーラント液を抜き出す。
クーラントが飛び出してこないようにトレイを構え、恐る恐るドレンボルトを開ける。
チョロチョロしか出ない?
ラジエーターキャップを開け忘れた。
また慎重にラジエーターキャップを開ける。(キャップを回しただけの状態)
出てこない。
キャップを持ち上げてみる………
油断したっ‼️
お腹に勢いの良い放尿のように青いオシッコではないクーラント液がジョジョジョーっ(泣)
慌ててトレイを当てたけど、Tシャツのお腹部分と股間がビッチョリ。
着替えるの面倒だからそのまま我慢して作業継続。
(作業終了後すぐにシャワーと洗濯しました。)
クランクケースカバー開放。
前回失敗した所は自分のブログを見ながら予習していました。
(その時のブログはコチラ→ポンコツポニー号('03YZ125)のウォーターポンプバラして(開放)してみた。)
ウォーターポンプをバラさずにクランクケースを開放したので、ポンプ内に残っていたクーラント液がクランクケース内に少々こぼれていました(汗)
慌ててペーパーウエスで拭き取りましたが。
開放したクランクケースカバー。
左上の歯車がついている部品がYPVSのガバナーです。
あれが回って、遠心力で歯車の奥で接続しているアームが前後してYPVSの排気弁が抜けが悪い状態から抜けの良い状態に切り替えるんです。
って、文章じゃ全然分からないですよねぇ。
自分で開放してみてみると良く分かりますよぉ(笑)
斜めにしているワッシャーを2枚から1枚にします。
内部をチェック。
これによりスプリングの硬さが柔らかくなって低速用排気孔から高速用排気孔に切り替わるタイミングが早くなります。
元々がそういうセッティングだったのですが、私がエンデューロでは扱いづらいと思ってワッシャーを1枚足していたんです。
でも最近、自分の乗り方と合わなくなってきたので、元に戻してみることにしました。
しかし、ワッシャー1枚外しただけでガタが出る。
ワッシャー入れていたせいでスプリングが縮んだかな?と最初に付いていたスプリングと比較してみる。
(左:元々付いていた物、右:ワッシャー追加するとき注文した物)
つーか、同じ部品を頼んだはずなのに、スプリングの太さが違う。
時代が変わって材質やら作りが変わったんでしょうね。
(新車当時から付いていたとすれば、2003年の物と2019年の物ですからね。)
で取り付けてみて思うのが、元々付いていた物の方が若干長い気がする。
(ほんの数ミリ単位だと思うんですけど。)
バネ材が太くなった分短くなったのかな?
どうなるか分からないけど、太めのスプリングを装着し元に戻す。
ここまで開放したからクラッチの焼き加減チェック。
一番外側は中が丸焦げでも焼けていないんですよねぇ。
(何回もクラッチ焼いた経験者は語る(笑))
内部をチェック。
良さげですね。
復旧前に、チャンバーを外していたのでピストンの状態チェック。
ピストンリングの下は綺麗なもんです。
後は、元通りに復旧して終わり。
ギアオイルとクーラント液が切れていたのでYSP大分さんで注文。
それらを取りに行くときにキャブレターのネジどうにかしてもらおう(笑)
これで次からは、ぐずつかずにスタート出来るかな?
後どれだけ一緒に戦えるんだろうか???