先日、KRS(柏秀樹ライディングスクール)を受講して、ライディングの奥深さ、基礎トレーニングの大切さが分かり、今後のグッドライダーミーティングの指導の幅が広がったつもりでいる二輪車交通安全指導員のおっさんです。
さてさて、そんな私ですが、先日久々愛車のチューニング?整備をしてみました。
作業内容は、バルシャーク号(XTZ125E)のハンドルグリップの交換。
今まで使っていたグリップは、2万km位使用したんじゃないかなぁ。
グリップの外側の上がテカテカになっていました。
交換前のグリップ。
前からも撮ってみる。
外す時は、エアーガンで圧縮空気を送って外します。
ちなみに、エアーガンってオモチャのエアーガンじゃ無いですよ(笑)
エアーコンプレッサーを使った圧縮空気を送り出す物です。
私が学生時代に、先輩に同様の事を言葉で聞いてエアーガン(オモチャ)でどうやってグリップ外すんやろ??と本気で悩んだ事があるのは内緒です。
グリップを入れるときも、圧縮空気で隙間を作って送りこみます。
コレが正しいかどうかはよく分かりません。
グリップ交換のついでに、グリップパッドも取り付けてみました。
ちなみに、グリップもグリップパッドもZETA製。
購入はいつもお世話になっているGear Change World(ここをクリックしたらお店のページへとびます。)さん。
クラッチ側は難なく終わり、ワイヤリング。
この後、しっかり3箇所位留めて終了。
ちなみにワイヤリングとは…
ワイヤーをリングのように結ぶ事。
ってのは、嘘。
ワイヤーの現在進行形って感じでしょうか。
グリップは、ボンドでも固定出来ますが、オフロード走行では特に、転倒した際、土や泥がグリップとハンドルの間に入る事もあり、グリップとの接着面が剥がれユルユルになってしまう可能性があります。
なので、グリップに針金をしっかりと巻き付けて締め込み、泥の侵入を防ぐと共に、グリップの固定をしっかりとするといった感じです。
ちなみに、レースしたりするオンロードバイクもしているようです。
スロットル側のグリップが緩んだ場合、グリップがずれないようにがっちり握りながらスロットル操作したり、どちらのグリップが緩んだ場合でも、ブレーキング時にハンドルを持つ手元が緩んでしまったらしっかりとしたコントロールが出来ませんからね。
基本的な操作も大事ですが、キチッとしたメンテナンスもバイクの技量向上の近道です。
キチッとしたメンテナンス……
問題は、その後。
スロットルカラー側ですよ。
クラッチ側同様でエアーで送り込んでいました。
クラッチ側のグリップは、スロットルカラーがない分肉厚でエアーを吹き込んでもグリップがしっかりエアーを抑えグリップとハンドルの間に程よい隙間を作ってくれていました。
スロットルカラー側は若干肉薄で引っ掛かりが強い感じで、エアーもなかなか通りきらない感じでした。
そんな中、早く作業を終わらせたかった私は、ガンガンエアーを送っていました。
すると、事件発生!!!
急に、グリップの一部が風船のように膨らんだかと思うと「パンッ!!!」と言って膨らみも一瞬にして消えました。
その時のグリップの状況。
真ん中辺りの裂け目分かりますか???
そう、グリップをパンクさせてしまいました、私(汗)
裂け目の下側も膨らんだ名残で若干たるんでいます。
ホントは、もう一回新品買いたかったけど、そんなもったいない事は出来ない!!!
つー事で、こんなワイヤリングしてみました。
裂け目にボンドをたっぷり突っ込んで、その上から針金でしっかりと抑え込みます。
もともと柔らかいグリップだった上に一回膨らませてしまったグリップだからたるみが少しあるのは御愛嬌(笑)
何とか、両側グリップ交換終了。
前からも。
青にオレンジ、似合うかどうかは分からないけど目立つかどうかなら、目立つかな??
けっ、消して某オレンジがメーカーカラーのバイクに憧れているとかじゃないですから(泣)
ワイヤリングもしっかりと。
ワイヤーの絞る位置は、グリップの下位で、しっかりと丸めて絞った後、ある程度の長さにカットしてから、ハンドル側に切り口を曲げ、グリップに差し込むようにカットしたワイヤーを直すと、手にワイヤーが刺さったり、引っ掛かったりしないで、怪我しなくなりますよ。
ついでにバルパンサー号(WR250R)にもグリップパッド装着してみました。
これで、林道行っても少しは親指の付け根の痛みはなくなるかな??
バルパンサー号のグリップエンド付近も若干ゴムが磨り減ってきていたけどもうチョイ我慢かな??
おまけ
先日、KRSで習った事を、仕事帰り前に復習してみました。
半クラ3兄弟を実践し、アイドリング状態でバルシャーク号を発進させ、クラッチを離しています。
4st125ccの非力なエンジンでも上手く操作すればクラッチワークだけでこんな風に発進出来ますよ(笑)
クラッチを離した後、チェーンの張りを感じながら段階的に加速。
ホントは、その後クラッチを切ってジワっとブレーキングなんですが、両手が塞がるので(携帯で撮影していたので)、動画は撮りきりませんでした。
安全で正確な運転は地道な基礎練習から。
そして、基礎練習の鍛錬の先には、上手い運転が待っている。
速いから上手いのではない、上手いから、結果早くなる。
自分が楽しければ良い??
ゆっくり走っても練習できることはいくらでもあります。
詳しくは、最寄のライディングスクールへ足をお運びする事をおススメいたします。
Enjoy Your Motor Cycle Life
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