先日、仲間内で集まって、楽しくオフロード走行会を開催できたけど、それから数日間身体中が痛くてたまりません。
そんな私は、バイク屋でもなんでもないですが、趣味で師匠と共に、オンでもオフでも運転技術に自信がないなら、ちょっとずつでも運転技術を身につけバイクを楽しもう!!と提案している近所のおせっかいなバイク乗りのおっさんです。
さて、その走行会で使用した、’03YZ125、先日のコースが乾いていてベストコンディションという事もあって、そこまでひどい汚れは、ありませんでしたが、走ったあとは綺麗にして、次回気持ちよく走りたいものです。
洗車をすれば、オイルの漏れや、新しい傷など発見出来て、病気で言うところの早期発見、早期治療が出来ます。
偉そうに言いつつも、師匠の工場で高圧洗浄機をおかりしつつの洗車です。
最初は、バイクを立てたまま洗車して、ある程度上周りが終わったら…
こんな風に倒して洗うと、下回りも良く見え隅々まで洗えると
YSP大分社長から教わりました。
ただ、これはモトクロッサー等、燃料コックの機密性が保たれている車両に限ります。
それと、キャブレター車はコックをOFFにするのを忘れないで下さい。
以上の事を注意しないと、燃料がダダ漏れする恐れありです。
いずれにしても、真似する場合は自己責任でお願い致します。
もちろん反対側も同じように洗います。
ほとんど汚れはありませんでしたが、フェンダーの裏側とかも綺麗に洗えました。
洗車した後は、雑巾で水気をふき取り、エアーで細かい所の水気を吹き飛ばします。
チェーンの水気も十分吹き飛ばしてから、外してしまいます。
元々長年放置していた車両に付いていたチェーンなので、錆が多かったので、前回の整備でも洗浄しましたが、今回も取り外して洗浄です。
外したチェーンを灯油に漬け込んでおきます。
ある程度漬け込んだら、ブラシでゴシゴシ、汚れや前回のグリスを洗い落としていきます。
前回サビサビだったチェーンも1回コースで走らせると、アタリがついたトコロは磨かれて金属の光沢が出てきていました。
そういや、フレームの錆びていたところも、ブーツで擦れていい感じに磨かれていたなぁ。
洗ったチェーンの灯油をエアーで吹かしていたら、ふと昔のヤンキーはこんなの武器にしていたのかな???と構えてみたりしてみました(笑)
チェーンの仕上げは、チェーンルブではなく、チェーンのグリス煮をして、チェーン全体にグリスを染み込ませる予定だったのですが、ガスコンロのガスが切れているという事で、次回に持ち越しになりました。
あと、気になったのが、タイヤのエアーバルブ。
上の写真のように、チューブが中でズレてエアーバルブが斜めになっています。
コレは、オフロードバイクをコースで走らせる時、タイヤの空気圧を1kg/c㎡位におとして走る事でなるらしいです。
空気圧をおとすのは、不正地路面でのグリップ力向上の為仕方ないのですが、空気圧が低いとタイヤがつぶれやすくなって、ブレーキング時、急加速時にホイールとの間にわずかな隙が生じ、その結果ホイールの回転とタイヤの回転にズレが生じ、ホイールだけ回って、タイヤが後からついてきて、写真のような状況になってしまうそうです。
ちなみに、前後ホイール共、ブレーキング時にズレたであろう角度にズレていました。
前後とも同じやり方で直しましたが、タイヤの空気を全部抜いてから、ビードを落とします。
フロントは、ホールを外してやりましたが、外さなくても出来そうだったし、正直面倒だったので、リアは、ホイールを外さずにビードを落としました。
その際、パワープレイでタイヤを鷲掴みにしたり、ちょいとレバーをねじ込んでビードを落としている私の姿を師匠がみて、
おっさんがいれば万力要らんな、などと言われていました(笑)
ビードを落としたら、これもパワープレイです。
フロントならフロントブレーキをかけてホイールを固定しつつ、タイヤを回して、エアバルブがほぼ垂直になる位置に調整します。
これが、行き過ぎたり、戻りすぎたりで難しかったですが、何とか調整出来ました。
今回は、曲がっていた方向と逆の方向に気持ち曲げておいての固定にしました。
そうすれば、次回走った時にブレーキングでずれる量も変わるかな???と思いまして。
そんなこんなで、本日の作業は終了。
後は、インターネットでYZのパーツリストの画像を印刷していっていたので、師匠と相談しつつ今後交換すべきパーツをリストアップしてきました。
おまけで、こんな作業も。
これは、バルシャーク号(XTZ125E)のオフタイヤを履かせているスペアホイールなんですが、今回のエアバルブの件でも分ったように、通常エアバルブを固定いてるナットをしっかりと固定したまま、空気圧をちょいと下げてオフロード走行すると、中のチューブはズレるのに、エアバルブが固定されていると、エアバルブの位置からチューブがちぎれてしまう事があるそうです。
そこで、ふだんから、エアバルブを固定しているナットを緩めておけば良いのですが、それをすると今度は、エアバルブの出ている穴から水分がホイール内に入り、バルシャーク号のホイールのような鉄製の物は、すぐに錆びてしまいます。
そんな事を、
Gear Change Worldで相談していたら、良いものがあると紹介して下さいました。
それが、上の写真のエアバルブの付け根についている青いゴムのような物です。
師匠が言うには、良いメーカーのトライアルバイクには純正で装備されているらしいのですが、コレをつけていれば、チューブのズレにも対応出来るし、水分の浸入も防げる、と言ったものらしいです。
成果は、次回のタイヤ交換まで分りませんが、その前に一回タイヤを外して、錆とりしないといけないかも(泣)
はい、次の作業決定。
正月休みは今日まで、2017年、仕事も頑張るけど、収入の無い副業も頑張ろうっと(笑)