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大分市, 大分県, Japan
とにかく車、単車、メカが好きです。 それと家族が大好き。 125ccのスクーター&オフ車でたまにツーリング&林道探索してます。 愛車は、 単車:台湾YAMAHA社製BW's125x&YAMAHA WR250R ブラジルYAMAHA社製XTZ125Eはドナドナされました。 車は:日産セレナ こんなおっさんですがよろしくです。

2017年1月16日月曜日

色々無理しちゃいけないのかな??

最近、家族で年末に録画していたガキの使いの笑ってはいけないシリーズのセクシー所長の登場シーンを見ては爆笑しているおっさんです。

年を越しましたが、昨年の12月6日のブログ林道ツーリングの為の下見に行ってきた。の最後に書いていた、バルイーグル号(BW’s125X)の心臓手術のお話。

入院前に、走行距離が20,000kmを超えたので駆動ベルトやウェイトローラー等、駆動系の消耗品を交換してもらい、消耗品を交換したから、走りが良くなるやろ??と意気揚々とバルイーグル号に乗っていました。

ですが、ちょっとした登り坂、しかもクネクネした登り坂になると125ccなので加速までは出来ないにしても60km/h~70km/hで登れていたハズなのに、むしろ減速している感じがする。

最初は気のせいかな??と思ったり、自分の体重が重いから??とも思いましたが、以前はそれでも登っていたのでそんなの関係ありません。

終いには、駆動ベルトやウェイトローラーの消耗品の交換がまずかったか??とか思ったりしてしまう始末(汗)

でもやっぱり、何年か前には、1年を通してグッドライダーミーティングの全開催回にバルイーグル号で参加し、一般公道ではしないような全開走行をし続けたり、林道行ったり、色々遊んだからなぁとか考えたりしていたら、ちょっとした停止でエンストまで起こるようになりました。

こりゃぁ、圧縮抜けてるのか??と思いつつエンジンオーバーホールとか大袈裟かなぁ??と悩みつつ、YSP大分に相談したところ、まぁまぁお手頃なお値段で腰上のオーバーホールが出来るという事なので、入院させる事にしました。



開胸前の状況。




開胸後。


心臓??
ピストンにカーボンがたっぷりまとわり付いていて、リングの下にも吹きぬけた跡があります。

これは、バルイーグル号の燃料にハイオクガソリンを入れていた事が原因だろうとの事でした。

レギュラーガソリンよりも発火点の高いハイオクガソリンを使用する事による未燃ガス発生によるカーボンが生成し易くなるのだとか。

これは、私が愛車セレナがハイオク仕様のエンジンではないけど、ハイオクガソリンを入れた時に燃費が良くなり、低速からの回転もスムーズになった事から、バイクも同じになるのかな??と思い所有する車両全てにハイオクガソリンを入れていました。

車には、色々なセンサーが組み込まれていて燃料が変わった場合着火点等変更されるらしく、セレナはそういった点で、ハイオクガソリンと相性が良かっただけなのかもしれません。


取り外されたシリンダー。


シリンダーを取り外された、バルイーグル号後部。


交換用の消耗品。


復帰前??



シリンダーヘッドにこびり付いたカーボンも掃除していただき…


こんなにピカピカにしてもらいました。

これらの写真は、作業の進行状況を見られないけど気にしている私の為に、YSP大分のスタッフが作業中にわざわざ撮影しメールで送って下さいました。

これで絶好調??と思い完成の連絡を待つ私に、整備担当の店長から連絡が…

オーバーホールはしたのだけど、エンジンがアイドリングで安定しない。

試運転すると、信号待ちでエンジンストール。

その後の始動性も悪いとの事でした(泣)


林道行ったりするからですよ!!と冗談で言われたりしながらも完治のお願いをし続けました。


その後、中古の同型エンジンの車両からパーツを持ってきて色々変えたり、考えられる原因をありとあらゆるとこから考えトライ&エラーを繰り返して下さいました。

諦めようにも、オーバーホールして不調って???と思いつつ、主治医の店長には頑張っていただきました。

結局、コレだと思われる原因は、排気弁のタペットクリアランスの調整でした。

とは言え、エンジンオーバーホールしたのなら、タペットクリアランスの調整くらいしてるでしょ??と思いますが、タペットクリアランスはタペッタクリアランスでも、現行のシグナスSRのエンジンと同じクリアランスで調整したそうです。

同型エンジンとは言え、クリアランス量が違うようですが、何故だかそのクリアランスで調子を戻したようです。

師匠と話したら、溜まったカーボンで排気弁の弁座が磨耗してクリアランス量が変わったのかなぁ??とか真実は闇の中ですが、とにかくエンジンだけは、ほぼ新車の時の状態に戻りました。

その後、チョコチョコ乗っていますが、エンジンは快調になり駆動系も新換えしているので、走りもほぼ新車と同様になりました。

全てが終わってからの、結果論ですが、20,000kmになるまでに、エンジンも駆動系も少しずつ消耗してきて、自分もずっとその車両に乗ってきたから性能の低下に気が付いておらず、そんな中駆動系だけ新換えしたから、逆にエンジンの性能の低下が目立ってしまったのかなぁ??と店長と話したりしていました。

途中、他の方と話していたら、何年、何km乗ったの??と聞かれ7年22,000kmと答えたら、そんだけ乗ったら十分やろと冗談で言われましたが、ここまで苦楽をともにしてきた愛車。

他人様に何と言われようと、アイツが粉々になりこの世から消滅しない限り、諦められなかったので、今回のオーバーホールは、店長に感謝です。

そんな店長ですが、ここまで苦労したから、今後バルイーグル号での林道走行、グッドライダーミーティング、無茶な走行の禁止、ライダーの減量等指示されました(泣)

しばらくは、大切に乗ってみて、その後は…(笑)


やっぱり、長年の相棒は頼もしいです。

これからも何回もオーバーホールしてもらって一緒に走っていこうな!!!

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