2021年2月13日土曜日

KTM大分さんのオフロード体験会にお邪魔してきた。(2021.02.13)

  愛車ポニー号('03YZ125)の楽しさを再確認しつつ、新しい相棒であるFE350の練習もしなくちゃなぁと思ったり思わなかったりしていた大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。 


そんな私の悩みを見透かしたかのように、仕事帰りに遊びに立ち寄ったKTM大分の店長さんからお誘いを頂きました。

「テストコース今市」で初心者向けのオフロード体験会をするので一緒に走りませんか?との事。


かつて、モトクロスレースでIAとして参戦されていた店長さんの走りを見られるのも貴重ですし、FE350の練習も出来るしと言うことで、お誘いを喜んで受けました。


また、この日は先日「モトランド今市」で私がガス欠したときに助けて下さった先輩が150EXCの慣らし運転をするという事でもありました。


天気予報は、傘マークがチラチラと…


そんなこんなとありましたが店長さんから「降ろすのはいつでも降ろせるのでとりあえず積んでおいたらどうですか?」ともっともな事を言っていただいたので、帰宅してすぐに準備。



ライトアップされて格好よく見えますね。


新しいトランポのセレナは積載しやすいので、ちゃっちゃと積み込めます。


後は、当日ちゃんと起きるだけ。

いつも仕事に行く位の時間に起床し出発。


9時頃には到着しました。

コースコンデションは…?

小雨が降って濡れてはいましたが、その水分で土が締まって良い感じです。


KTM大分のトランポバスと先輩のトランポです。


フラットトラックのコースも綺麗に整備されていました。

いつも福岡から来て下さるHK氏に感謝しかないです。
(この日は、ブロックタイヤを履かせたFE350しか積載していなかったので走りませんでしたが。)



オフロードコースを走行してみたら、思った通りベスコンです。


走行後のFE350

リアフェンダー内にも泥が付着せず綺麗なもんです。


それに比べて、店長の150SX

さすがモトクロスIAの店長さんのマシン

2stと4stと言った乗り方の差もあるのかもしれませんが、全開でリアタイヤを回転させ続けているマシンには綺麗にリアフェンダーの真ん中に泥が付着するんですねぇ。


店長さんに走行写真を撮っていただいていました。


出来るだけタンディングをするようにと、後で御指導いただきました。


やっぱり350ccのバイクでも小さく見えますね。


左の山を左回りに回っています。


これは、何しようか考えているボケーッとしたスタンディングですね。


普通に走っていたつもりですが、まあまあ泥を跳ね上げているもんですね。


全開するときは、なるべく頭を下げてみましたが、実際はそうでもないんだろうなぁ。



この前のポニー号での練習を生かせるように、FE350でもなるべくスロットルを開けられるところは低いギアで開けていくようにしてみましたが、2stの高回転からくる抜けるような加速に比べると4stの350ccのエンジンはトルクフルで低速からドッドッドッドッと力強く加速するので、なんだか勝手が違います。

何度も走りこんで、確認してみますが、低回転の薄い2stのスロットルの開け始めのタイミングと4stで低回転ガッツリな開けるタイミングも違うし、パワーが有り余っているのでスロットルの開度の微調整も難しい。

ポニー号に乗っているときは、2st難しいっ!!4st楽なんだろうなとか思って乗っていましたが、どちらもやっぱり難しいっ!!

スピードレンジも以前に比べれば上がってきているので、今までの乗り方ともまた違うようです。

足回りに関しては、さすがエンデューランサーと言うべきか、ギャップの多い登りでもスロットルを今までより多く開けながら登って行っても勝手にサスペンションがいなしてくれます。

ただ、当たり前ですが、柔らかめのサスペンションで重いライダーが乗っているのでちょっとしたジャンプもどきの練習をした時はフルボトムして、ステップにブーツのソウルが突き刺さったかと思うくらいの衝撃がありました。

そういういなし方も学ばないといけませんね。

スタンディングのみでコースを周回してみたり、休憩がてら太めの鉄管が広場に置いてあったので、それをフロントアップして越える練習をしてみたり、店長さんの走りを見学して参考にして見たりしていました。

そんな中、KTM大分さんが初心者の方でも安心して楽しめるようにと用意されていたCRF150Lがあったので、試乗させていただきました。
※そこKTMの車両じゃないの?ってのは無しで(笑)
 上級者向けのKTM車両を購入する前にロードメインのお客様にまずは、オフロードの入口だけ覗いてもらおうかな?と思ったらこれくらいの車両になるのではという考えで購入されたんだと思います。

とりあえず、初心者向けなので転倒しても良いようにガード類、テーパーハンドル等強化はされていましたが、基本ノーマルでした。

乗り始めは、なんじゃこのローパワーっ!!!ってのが正直な感想です。

ポジションも何だか不自然。

そりゃ、さっきまでほぼレーサーなFE350にスロットル開ける練習しながら乗ってましたからね。

そんな私も以前はXTZ125Eというマシンで遊んでいた頃もあったんですよねぇ。

そんなマシンより25ccも余裕があるというのに、そんな事をすっかり忘れてしまっている。

そんなCRF150Lですが、XTZと一緒で空冷SOHCなので高回転はフケません。

逆に低回転はトコトコと走ってくれます。

なので、最初からオフロードを全開で走りきれない初心者ライダーにはとても乗り易いだろうなと感じました。

パワーが無いなら無いで、勢いつけて登れば良いしとXTZ時代の走りを思い出させてもらいつつ、いかに今は高性能なマシンに助けられているかと実感させられました。

ただ、XTZ時代は、この車両で良いやと思っていましたが、今思うとやはりその車両のキャパシティーを越えないとライダーの技量もそのマシン程度になるかもといった事を思いました。

私は、XTZ125Eからオフロード遊びを始めて、WR250Rノーマル→WR250R+SP忠男パワーボックス→前のWR250R+FMF Q4→YZ125→FE350と買い増し乗り換えてきました。

最初から開けきるような方は、一気に高性能マシンを買っても技術が向上するかもしれませんが、私のようなビビりで慎重な性格の人間にとっては、上記のようなマシン履歴は正常進化だったと思います。

なので、こういった車両を貸し出して下さり、オフロードの楽しさを伝えてくれる会を催して下さったKTM大分さんのようなお店が増えるとバイクの販路やオフロードライダーの増加に繋がるのでは?なんて思ってしまいました。

ぐいぐい引っ張ってオフロードの世界に引きずりこむのも良いですが、間口の広い敷居の低い入口を用意することも業界にとっては大切な事なんでしょうね。

このCRF150L、というかオフロードに興味ある方、KTM大分さんに頼めば貸していただけるそうですよ。

お気軽にご相談下さいと仰っていました。

気になる方は、店頭の方までどうぞぉ。 
(私、店員でも関係者でもなんでもありませんが)


どんよりとした天気でしたが、走っているとゴーグルの隙間からポツポツと当たるものが増えてきました。


つー事で、雨が降り出したので、初心者の為の体験会だったので、会は午前中で終了。

短時間ではありましたが、今までよりはレベルの高い課題を抱えて走ってみたので、充実した練習となりましたが、もちろん満足なんて出来るレベルではありませんでした。


息子がお弁当でたまに使っているスープ用の保温カップに豚汁を入れてきていたのが、冷えた身体に染みました。

帰りついでに「モトランド今市」を見に行ったら、何組か走りに来られていました。

コースはというと、結構造成が進んでいて、スタート位置が幅を広く取られていて、まあまあな規模のレースが出来るんじゃないのか?と思えるような作りになっていました。

楽しみでしょうがありませんね。

「テストコース今市」も奥の方がどんどんコースが拡張されていて走りに行く度に楽しみが増えますね。


今市、熱いです(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿