2017年3月15日水曜日

'03YZ125リア周り整備

今日は、良い天気でツーリング、林道日和でしたが、そうそう遊んでばかりもいられないおっさんです。

YZの消耗部品が入荷しているのに全然整備がすすんでいない。

そんなこんなで、師匠の秘密基地に行って整備する事にしました。

結局、遊んでいるようなものか(笑)

残念ながら今日は、師匠は不在。

色々と勝手に使って良い許可を得ているので、整備開始。

1日で全部は出来そうもないので、今日はリア周りと決めてました。


まずは、リア周りをバラしていきます。

この作業この前もしたよなぁ、とか思いつつ、1回やっているから、要領は得ております。
YZ125復活計画 その1YZ125復活計画 その2参照)

その時はシールが悪そうだったけど代わりが無かったので、グリスアップだけして復旧していました。

今回は、新品のオイルシールがあるので、全て交換です。

リアタイヤ、スイングアーム、リンクとバラして、まずはリンクのオイルシールでも外してみようかとオイルシールの内側の縁辺りを狙いマイナスドライバーを入れてこねてみますが、手ごたえがない。

頼りの師匠がいないが、自分で何とかしようと、ネットで検索等して調べてみる。

解決策は見つからない。

とにかくパワープレイでいってみようと、オイルシールのゴム部分はちぎってしまい、ハウジングと呼ばれる金属環をむき出しにして、マイナスドライバーを押し付けて、引っ掛けながらずらしてみていると、何となくコツを得て外せるようになりました。

NOK株式会社さんから引用

しかし、こんなに苦労するものなのか???

ネットで調べてみると、このハウジングと呼ばれる金属環、外側にあたる部分に角が付いていて、この感じならマイナスドラーバーをあてたら簡単に外せそうだけど、私が苦労したオイルシールは、全く逆向きで挿入されていて、オイルシールの奥にあるニードルベアリングの環と接触していて、マイナスドライバーの入る隙間もありませんでした。

しかも外側に溝がある???

どうやら前回挿入した時にオイルシールが逆向きに取り付けられていたのでは??

せっかく外しても正しい向きが分からなければ復旧出来ない。

迷惑はかけられないが、師匠に電話してみると、様子を見にきてくれた。

現状を報告し、現物を見てもらったが、やっぱり前回が逆付けになっていたようだ。



とりあえずオイルシールを外した状況。


こちらも4箇所外しました。


新しいオイルシールを挿入した状況。

均一に圧入する方法として、万力を薦められ、リンクの両側にオイルシールをあて、万力でオイルシールが飛び出たトコを挟みこんでいく。

面白いように綺麗に圧入されていった。


手に持っているのは、新しいオイルシールだが、外す前は、この向きで挿入されていた。


こちらもOK。


写真は撮り忘れたが、スイングアームのオイルシールは、普通に取り付けられていたので、比較的簡単に取り外す事ができスムーズに交換できた。

ちなみに、オイルシールを取り外した後は、ニードルベアリングのニードルは取り外し、摺動部内のグリスも一旦拭き取り、軽油で洗浄、エアブローした後、グリスアップし復旧している。



リアホイールのオイルシールも交換し…


復旧。


半日ちょっとでしたが、何とかリア周りのオイルシール全ての交換は終了しました。

後は、フロントホイールのオイルシール、スロットル&クラッチワイヤー、ブレーキのマスターシリンダー、キャリパーピストンのシール交換位は一人で出来るかな。

ステムベアリング交換とフロントフォークのシール交換は、師匠立会いのもとだな。


早いトコ整備して、またどっかのコースで遊びたいなぁ(笑)

オイルシール交換しただけで大した違いは出てこないかも知れないけど、自分が整備したってだけで、次にYZを乗った時に気持ちよく乗られる気がします。

コッチが落ち着いたら、走行距離2万キロを超えたバルシャーク号(XTZ125E)とかでも試してみたいかも。

今回感じたのは、自分で色々考えながら整備すると、前こう付いていたからそのまま復旧、ではなく、なぜこう付いているのか?この向きに意味はあるのか?等考えるようになり、物の構造、意味が分かり、バイクの事も乗り方だけでなく、作りも理解できます。

愛着もわくし、乗るのもイジるのもバイクは楽しい!!!!




2017年3月6日月曜日

甘いものを食べた後のしょっぱいもの???


オンロードが甘いのか、オフロードがしょっぱいのかは分かりませんが、バイクに乗る事が大好きなおっさんです。

さてさて、サーキット走行を堪能し、大満足に終わったハズなんですが、変な虫がうずうずしてきます。

グリップに恵まれた路面でしっかりと路面を捉えて走るのも楽しいですが、不整地な路面を走る楽しみを知っている私としては、そっちにも戻りたくなります。

って事で、以前から国土地理院の地図アプリで目をつけていた細い線の道に行けるチャンスが巡ってまいりました。

最近、電子レンジを大分県大分市大字佐野にある佐野清掃センターに持ち込んで捨ててきました。

その時に、地図で調べていた林道が近くにあるハズと思っていたら、なんと佐野清掃センターのゴミ搬入口の道路を挟んで反対側に林道入口らしい下りの未舗装路が目に付きました。

その日は、車だったので諦めて帰りましたが、入口から期待させられる道だったので、近いうちに来ようと思っておりました。

んで、その近いうちにバイクで行ってみました。

枝道等ありましたが、とりあえずメインの1本を撮った動画です。



ゴーグルマウントではなくハンドルマウントで、サスストロークの短い車両で撮ったので映像の乱れは否めませんが、雰囲気だけでも伝われば幸いです。

大分県在住で気になる方は、実際行ってみれば良く分かりますよ(笑)


林道を抜けた先の舗装路です。


んで、上の写真の位置をスクリーンショットで保存しておいた画像。


途中走り回っていた時に見かけた標柱。

この標柱の林道は、舗装路なんですが、走った未舗装路は、九電の管轄している作業路のような標柱が立っていました。

やっぱりオフロードも面白いですね(笑)

帰りの交差点での右折時に、皆さんショートカットして曲がっているトコをちゃん奥まで進入した後にリーンインで右折したところ、リアタイヤがツツツッと流れていくのを感じました。

後日、師匠とその話をしたところ、結局いつも車が通るところはきれいな路面のままだけど、車通りが少ない交差点の中央付近には砂利等が浮いているので、滑り易い状況になっているのだろうとの事でした。

皆様も交差点付近を走行する際はお気を付け下さい。

ちなみに、リアタイヤが滑っても転ばなかったのは、やっぱりグッドライダーミーティングのおかげだと思っております。

以前のようにバイクは倒せば、曲がるではなく、寝かさずに安全に曲がる技術を身に付けていたので、安定した右折が出来ました。

こんなシーンを耳にすると、バイクって危ないよねと思われてしまいますが、私は危ない事を伝えたい訳ではないし、転ばなかったのを自慢したい訳でもありません。

「バイクは危ない!!」と良く言われますが、師匠はこう言います。

「では、包丁は危ないのか?」と包丁だけをとって危ないと言う人はいません。

包丁は、使いようによっては料理等に使われる便利な道具です。

しかし、殺人を行う凶器にもなりえます。

つまり、バイクも包丁もそれ単体では危険ではなく、扱う人間次第で、便利な物にもなるし凶器にもなる。

その言葉を心に刻み日々精進しているつもりですが、まだまだ修行が足りません。

何でもそうですが、バイクは乗るほどに技術が向上し、色々な事に気がつきます。

その考える行程が、日々の生活、仕事にも生かされると私は思っています。

バイクに限らず、趣味や仕事に生き、常に前向きに物事を考えている人は、技術向上の方向へ1歩づつでも進んでいくハズです。

技術の向上は、心に余裕を持たせ、周りの状況を見る余裕が生まれます。

発展途上の私ですが、以上の事を糧に、私は私にしか出来ないバイクを楽しい便利な物として使用するだけでなく、その事を他人に伝え、指導できる立場になれるように頑張らねば。

甘いの食べたらしょっぱいの食べたくなる????

何の話ですかね??

先日、サーキット走行会というものに初めて参加してきて、誰よりも楽しんだ自信満々のおっさんです。

先々週の日曜日(2017.02.26)に大分県竹田市直入町にあるサーキット「スパ直入」で、ライディングクラブOITAさん主催の走行会に参加して来ました。

この走行会は、いつも遊びに行かせていただいている、大分市大在にあるKTM大分さんの薦めもあって参加する事になりました。

バイク乗りの大半の人にとってサーキット走行って憧れですよね。

でもサーキット走行って、皮ツナギがないと走れない、そのサーキットのライセンスを取得しないと走れない、等々初めて走ろうと思っている人には敷居が高いように感じてしまいます。

そのなサーキット走行が、ツーリングスタイルでも参加出来て、とりあえずライセンス取得も必要なしって企画があったら、参加するしかないですよね。

私が喜んで参加する旨を師匠に伝えたら、「どうしようかなぁ」と悩み出しました?????
「俺も申し込んでくれる。」


!!!!!



師匠も参加(驚)

これは、面白い事になりそうだとKTM大分さんに相談したところ、ギリギリ滑り込みセーフで2名申し込みさせていただきました。

今回の走行会は、ツナギ着用での上級者Aクラス、ツナギ着用での中級者Bクラス、ツナギ無しののんびりCクラスが用意されていて、ツナギを所有していない私と師匠はもちろんCクラスでのエントリー。

詳細を知らないまま当日を向かえ、走行前のブリーフィング。

のんびりクラスなので、先導車有りの追い越し禁止等を覚悟していましたが、1回20分の走行を3回する内の1回目だけピットイン、ピットアウトの練習を2周行い、先導車付きの走行を3周、その後の2回は先導車付きの走行を3周行い、その後はフリー走行で、無理無茶、危険な追い越しでなければ、追い越しも出来ると言う。

これは、期待しない訳がない。

1回目の走行。

集合と呼ばれても先導車の後ろに人が集まらない、しょうがないので、私が付いてみると、皆がゾロゾロ集まって来る。

皆さん様子を伺っていた模様。

ピットイン、ピットアウトの練習、先導車付きの走行も終わり、いざフリー走行になったけど、誰も前に居ない。

3~4車線位の幅の道路を何の目標もなく走る。

公道と違い遠慮なくとばせるのは気持ち良いのだが、なんだかしっくりこない。

そうこう戸惑っていたりしていたら、何回か走行会に参加した事がある人達であろう車両数台に抜かれました。(汗)

1周だったか2周だったか走った時に、1番後ろの車両群が見えてきた。

目標が目の前に現れると、がぜんやる気がみなぎります。

無理なく、追い越しながら走行を続けていると、TT-R125モタ仕様とトリシティ125が楽しげなバトルを繰り広げていましたが、そこは排気量の差で追い越させていただきましたが、先が詰まってしまい、安全に抜けるまで様子を伺っていると、先程の125cc2台に追い越されてしまいました。

そこまではしても良いのね、と暗黙のルールを少しずつ吸収しつつ、ラップを重ねていきます。

当たり前ですが、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目とペースもつかみ楽しめました。

スパ直入はサーキットとしては小さい方なので、250ccのバイクでも十分に楽しめました。

大排気量車ほどの加速は無いもののエンジンパワーをフルに使いきれる走行は、グッドライダーミーティングに通ずるトコロがあり、メチャクチャ楽しめました。

こんな楽しいイベントを企画して下さっているライディングクラブOITAの参加各店、走行会を紹介して下さったKTM大分さんに感謝です。

1年に1回しかないイベントのようですが、私個人としては、オンロード走行はグッドライダーミーティングに参加していれば、1年1回でもサーキット走行をさせてもらえれば十分だと思えました。

サーキットを走行するオフロード車(奇妙な組み合わせ)
娘さんのMT-09でサーキット走行を楽しむ師匠



そんなこんなで、サーキット走行を楽しんだ日は、気持ちよい疲れで、グッスリ眠る事が出来ました。


さてさて、表題の事なんですが、嫁さんや息子がお菓子を食べていると、いつも言っている事です。

私はあまりそんな気分にはならないのですが、お菓子ではそうでも、バイクでは違います。

オフロードコースで雨の中走り回って遊ぶ→サーキットで全開走行

とくれば、またオフロード走行したくなるよね、と言ったお話です(笑)


ネタはあるので、次回甘いのを食べた後のしょっぱいもの???に続きます…