しかも大型バイクをレンタルして。
バームクーヘンを目指すと言ったらぜひ行ってお土産を買って帰ってきて欲しいと言われました(笑)
前日の夜からレンタルしていたので朝早くから出発できる状態でしたが…
結局出発したのは8時頃。
まずは久住回りで阿蘇を目指します。
今回レンタルしたバイクは、FZ1 Fazerパニアケース付きです。
前回レンタルした時にパワーフィールと旋回性が良かった記憶があったので、たまに乗らせてもらう大型バイクならとレンタルしました。
この日は、PM2.5の影響なのか?ただの春霞なのか?天気は良く暖かかったですが、視界がいまひとつでした。(天気は良かったですが、10時過ぎについても道路脇の日陰にはとてつもなく長い霜柱やツララが…)
ちなみに、2週間前にHSR九州に行った時には驚くほど空気が澄んでいてドコまでも澄んでいるような青空でした。
この日の久住高原はこんな感じでした。
まずは、第一目標のラピュタの道を目指します。
このラピュタの道、誰が呼んだか知りませんがネット上(特にライダー関係)で結構有名な場所らしく私もネットでちょくちょく見かけてはいつかは行ってみたいなぁと思っておりました。
しかしそのいつかはなかなか来ない。
で、「いつ行くの?」と自問してみると「今でしょ!!」と自答出来たので、この日に向かうことにしました。
ウチからなら国道57号線から阿蘇に向かう方が早いのですが、久々のビックバイクでのツーリングだから楽しもうって事で大分市内まで高速に乗り、光吉ICから野津原経由で久住へと向かいました。
大観峰方面へ向かい、大観峰はスルーしミルクロードを進みます。
するとネットで皆さんが目印と言っていた看板、お地蔵様を見つけ左折すると、これまたネットでの噂どおり通行止めの柵が…(泣)
(昨年の集中豪雨で阿蘇地方も被害が大きくこの道もかなりの崩落があったらしい。)
しかし、そこもネットでの評判通り柵の横にバイクが通ったようなタイヤの後が多数あったので、悪いのは承知でゆっくりと進入です。(もちろん何かあったら自己責任のつもりで)
入ってちょっと行くと入口に車を停めて歩いて来ていた人がいました。
そこからの景色、それこそがラピュタの道の所以となる景色でした。
上から見ただけでも路面の状況はかなり荒れていました。
下りていく道はこんな感じです。
写真を撮っていると、もう一台ビックバイクが…
挨拶をしてお話を聞いてみると、なんと大阪からいらしたらしい。
しかもこの場所が目当てとの事です。
フェリーで来たとはいえお疲れ様でしたという感じです(汗)
私がのんびりしていたら、その方は先に下っていかれました。
ゆっくりとですが、走っていける様子で戻ってくる様子もなかったので、私も下る事に…
下って行くと…
まだ災害の爪痕が強く残っていました。
崩れた土砂によってガードレールが飴のようにグニャグニャと曲がっています。
舗装も荒れています。
目の前の橋の右側の崖も橋の下も崩れた土砂でいっぱいでした。
目の前のブルーシートが破れた所に近づくと…
崩壊した路面が土で埋め戻され山側には土砂を止めるダムのような物が作られていました。
この道が崩壊したままなら下までは下れませんでした。
下からみた最初の景色の道
阿蘇五岳も靄はありましたが良く見えました。
今回のツーリングは、まず第一にラピュタの道、次に私の好きなカレーパン、バームクーヘンを求める旅です。
特に美味しいお店も知らないので、ネットで検索したお店を目指します。
ネットでは、すぐ売り切れになるとの話だったので、まずはパン屋さんへ
Cafe Bread 菜菜さん
昼食用のパンと御土産用のパンを買いました。
カレーパンは6個残っていたので、3個もかっちゃいました。
お次は、バームクーヘン屋さん。
カフェ ティッペルさん
ドイツ雑貨も取り扱っているお店。
御家族で接客していらっしゃいましたが、皆さん優しくとても温かい感じのお店でした。
場所的にバイク乗りも多いらしく、防寒用のウェアを着重ねむさ苦しい格好をしていた私にも温かい声をかけていただきありがとうございました。
お土産用のバームクーヘンも購入しましたが、ちょこっとお店でもいただきました。
普通のバームクーヘンよりも生地が締まっていてしっかりとした歯ごたえで、癖になる味でした。
買った御土産はパニアケースへ…
荷物が多くても助かります。
バームクーヘンを食べ終えたら、せっかくの阿蘇なので阿蘇山頂を目指します。
この日の阿蘇山は火山活動が活発だったらしく火口から煙がモクモクと上がっておりました。
阿蘇山頂でカレーパンをいただきます。
空気も美味しいし、カレーパンも衣がサクサクしていて美味しかったぁ(喜)
帰りは南阿蘇から高森、荻町と回って帰ろうとまず阿蘇山を南阿蘇方面へ下ります。
途中、大きな桜で有名な一心行桜の看板が見えたので、時期は違いましたが、桜の時期に来る時に道が分かっとけば早いかも?って事で下見に行ってみました。
蕾はありましたが、まだまだです。
でもこれが満開になったら凄いんだろうなぁ。
そして帰りは、予定通り高森→荻町→竹田市→自宅と目指します。
帰りの道中も集中豪雨の爪痕に出会いました。
明日は、東北の震災の2年目となります。
あちらの復興は遅々として進んでいない様子。
程度は違えど、遠い九州の地にも被災している地域はあります。
日本各地で大雪や噴火等被災地域は多数存在しています。
幸い私は被害にはあっていませんが、こういった事を伝える事位は出来るかな?と紹介させていただきました。
何も出来ないかもしれませんが、忘れないこと伝えることで被災地域の方々の何かしらのお手伝いになれたらと思います。
高森→荻町間の県道も橋が崩落していて通行止め等色々ありましたが、竹田市経由で無事に家に帰れました。
しかし、普段125ccのオフロード車に乗っている私にとって1000ccのバイクのハイパワーと重さは持て余しました。
YSP大分さんにFZ1を返却し125ccに乗っての帰り道、なんて楽なんだと思いながら、いつも以上に一体感を感じながら帰りました。
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