2020年8月13日木曜日

由布市災害ボランティアバイク隊林道災害調査に行ってきた(2020.08.09)

先日由布市災害ボランティアバイク隊の隊長及び先輩隊員に「抜重」を教えていただき、最近は自宅でマウンテンバイクに乗り、角材を使用し「抜重訓練」を行っている大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。

その由布市災害ボランティアバイク隊が7月の豪雨災害における林道の災害状況の調査を行うと言う事で、隊員である私も調査に同行してきました。


まずは、崩落した岩がゴロゴロと林道を塞いでしまった所を越えるまでの動画です。

動画には撮っていませんが、崩落現場を目の前にした後、状況を確認し、参加している隊員全員が無事に通過できる術を考慮し、クリアするためのライン、そのための足場固め(岩を移動し積み重ねたり、固めたり)を行ったりしました。


難所をクリアした後は、少々の崩落現場はありましたが、比較的スムーズに進めました。


前の動画の続きですが、夏場の林道にはあるあるの藪こぎ(丈の高い草が生い茂った道を草をかき分けながら進んで行く事)しながらの走行です。


コチラは、別の林道です。

この林道でも、動画には撮れていませんが、走行前に林道を塞いでいた倒木の枝打ちをノコギリで行い、とりあえずバイクでなら通過できる状態にしてからのスタートをしています。

その後もいくつか難所が待ち構え、最後は…


前の動画の林道の復路&別ルート散策状況です。


こちらもまた別の林道です。

ここもまあまあの岩が道を塞いでいましたが、何とか通過しています。


ここも別の林道です。

練習してきた「抜重」の成果が少しは出たかな?


また違う林道の往復です。

ここは比較的なんもトラブルなかったかな???

自作自演なトラブルはありました(笑)


最後の林道です。

最初は爽やかな草原だったのですが、段々と雲行きが怪しくなり…

ともあれ、皆無事にクリアし帰宅することができました。



今回の林道調査に同行し思ったのは、まず自然災害の恐ろしさ、どんなに人が英知を結集し作った林道であっても一瞬のうちに何の役にも立たなくなってしまう。

また、災害直後の林道はこんなものではないと言う事。

ですが、一人では走破不可能なルートであっても、皆で助け合い、身体も使い、知恵も出し合えば困難に立ち向かえるという事、日ごろ草レースで遊んでいますが、災害ボランティアバイク隊として行動する際は、速さではなく、安全最優先で皆が無事に走破出来ることが何より大切だと言う事が実感できました。

仕事やレースを言い訳になかなかな訓練に参加出来ない日々が続いていましたが、これを機会に定期的に皆さんと訓練しなくていけないと反省しましたし、より自身のスキルアップの必要性を感じました。

「抜重訓練」を含めたバランス訓練も頑張らんとなぁ。