2020年3月22日日曜日

お彼岸なので、お墓参りツーリングに行ってきた(2020.03.20)

柏さんのライディングスクールを受けて、早くコースで自主練をしたくてたまらない大分県で二輪車安全運転指導員をしている永井真理子ファンのおっさんです。

先日、柏秀樹さんのライディングスクールをバルパンサー号(WR250R)で受講し久々に公道も走ろうかな?と思っていたら、お彼岸の日に仕事がちょうど休みだったので、ふらっと日帰りで大分市~長崎市までお墓参りツーリング行く事にしました。

行くとなったら、計画を練ってみます。

お墓は長崎市内にあるけど、お寺は佐世保市にあるのでどちらも行こうかどうしようか?

野母崎のコースで仲良くなったレース仲間と合う約束もしちゃったし。

お寺の開く時間に到着するように出発し、佐世保市から長崎市内へ直行、
お墓参りをちゃちゃっと済ませ、レース仲間のもとへ遊びに行き、帰りはのんびりフェリーで帰ると言う計画を立てました。

前半かなりギリギリ若しくは色々と後ろが押されるパターンになるかもと思っていました。

出発当日、まず予定していた5時に起きたつもりが2度寝。

なんだかんだで6時出発。

早朝なので、御近所迷惑にならないように大通りまでバイクを押して暖気運転。

その間にウェアにヒーターグローブの配線通したり、ヘルメットの防寒インナー被ったり。

最後にヘルメットを被ろうと眼鏡を外し、バルパンサー号のシートの上に置く。

単気筒の小気味良い振動がシートを震わせている。

眼鏡、落ちるかなぁ?

まぁ、落ちたら拾えばいいや。

とか思いながらヘルメットを被っていると、案の定右足の爪先に何か落ちた感触。

後で拾えばいいやとヘルメットをしっかりと被って下を見る。


こんな感じ。

眼鏡を外しているから、もう少しボケた感じ。

あれっ??

「メガネ?メガネ?」

無いっ‼️

その時、やっと事の重大さに気がつきました。

眼鏡、どうやら側溝の蓋の穴から落ちちゃったみたい。

右足の爪先近くの穴に携帯のライトを照らして見てみる。

あった。

ガレージに戻り磁石の付いた工具を持って来るも意外に深くて届かない。

ヒーターグローブの配線を巻き付けてチャレンジするも手応えなし。

今日はこの眼鏡は諦めよう。
(いつもレースで使っているレンズが傷だらけの予備眼鏡を使いました)

ってか、旅のスタートでこんなのって不吉???

そんなこんなで小一時間が過ぎていました。

これじゃあ、当初予定していた計画だとレース仲間との昼食には到底間に合わない。

ここは頭を切り替え、当初の計画が無謀で予定に終われて慌てて事故を起こしかねないと心配した昨年6月亡くなった母や御先祖様がもっと余裕を持って来いと言っているのだと思うことにしました。(お彼岸だけに)

佐世保市のお寺へ行くのを止めれば、当初の計画通りイケるはずなので、まずは長崎市内のお墓へ向かう事にしました。

出発前にインカムの電源入れた途端に「Battery Low」のガイダンス。

もう、色々と終わってました(泣)

しょうがないので、帰りの楽しみの為にインカムはリアボックスに入れてポータプルバッテリーで充電しておきます。

終わりかけのオフロードタイヤを完全に終わらせるつもりで高速道路をひた走る。


途中、玖珠SAで休憩。

しかし、オフ車で高速ってホントつまらない。

WR250Rは、まだ剛性があるからマシかも知れませんが、同じ3時間走って疲れるならエンデューロコースでハァハァ言いながら3時間走ってた方が良いなとか思ってたりしていました(笑)

ひたすら退屈と戦い何とか長崎市内に到着し、お墓参りです。

いつも、お墓参りの前に立ち寄るスーパーでお花とお供え物、お線香を購入。

ぼた餅の他に母が大好きだった塩豆大福があったので購入。


意外に綺麗だったので、ちょっとした草取りとと掃除、墓石を拭きあげてお参り。


お花も良く分からないけど、母が喜ぶかな?と思える花を選択。

去年の今頃は、まだ母は意識もしっかりしていたなぁなどと思いつつ、墓石にはなしかけてみたり独り言をブツブツ言いながらお参り終了。


何回来ても、この墓地は景色が良いです。

息子の代では、色々と大変だから考えないといけないのかなぁとか40過ぎたら変な心配事も出てきたりしますね。

お墓参りが終わり、レース仲間の秘密基地???へ向かいます。

その頃にはインカムの充電も終わっていたので、Google先生の案内のもと、直前で少しだけ道を間違えるだけでたどり着けました。

野母崎で知り合い、北エン、アソカン、HSRエンジョイエンデューロと去年は久保一家と切磋琢磨し合ったNK氏の工場でNK氏とKN氏が待っていてくれました。


合流した後は、長崎名物のトルコライスをご馳走になりました。(写真は私が携帯をNK氏の工場に忘れていたのでKN氏が撮影していた物をお借りしました)


ボリューム満点でしたが、5時半の朝食以降、飲み物以外口にしていなかったので、美味しくいただきました。

その後は、NK氏の工場に戻り、バイク(主にオフロード)談義、大まかな今年のレース参戦予定等を語り合いました。

居心地が良く長居し過ぎて、工場を出たのが16時過ぎ。


帰り際の姿を隠し撮りされていました。

あれっ?バルシャーク号(XTZ125E)はドナドナされたはずなんだけど???

って、小さく見えるかも知れませんがナンバーは白ですし立派な250ccのWR250Rです。

ライダーが規格外なだけです(笑)

帰りは、インカム経由でradiko聞きながら退屈はしのげました。

フェリー乗り場に近付くとフェリーが停まっている。

受付に到着しフェリー代を払おうとしたら…

「次の便になりますんで。」

ですよねぇ~(涙)

なんて、めげるような私ではなくのんびりとお土産と帰るまでの軽食を買う事が出来ました。


入港するフェリーの撮影も出来たし。


海と船と港は、やっぱり良いですよねぇ。
(仕事でいっつも見ているんですけどね)


私が乗船したフェリーが出る頃には日も落ちかかっていました。

餌付けをしているのか、カモメが舷側をずっと飛び交っていましたね。

フェリーが熊本県の長洲港に近付いたので、車両甲板に降りて、下船準備をしていると、ヘルメットを被り眼鏡をかけようとしたら、朝と同じ右足の爪先に何か落ちた感触。

眼鏡のフレームは持っているけど???

下を向くと、透明な丸いプラスチックが落ちている。

レンズ!!!

良く見るとフレームのレンズを留めているネジが完全に緩んでる(涙)

応急処置で、レンズを嵌め込みネジを手でどうにか数回転締める。

どうにかフェリーを降りて一旦明るい場所にバルパンサー号を留める。

一応持ってきていた簡易工具セットの中から精密ドライバーじゃないけど、普通のマイナスドライバーを取り出し無理やりレンズが外れない程度に締め込む。

こりゃあ朝の件から含めていよいよ不吉か???

と思いましたが

「不吉なら 超がつくほど 気をつけろ」

と自分に言い聞かせ、より安全運転で帰路につきました。

帰りは高速道路の倍以上の時間がかかりましたが、だらだら同じペースで走るよりは楽しんで帰れました。



眼鏡のその後
ツーリングは夜の10時過ぎに、帰ったので当日の眼鏡の回収は諦めました。

翌日はツーリングの疲れが残っていて昼前に起床。

昼から出勤し翌日まで仕事。

仕事帰りに100均で太めの針金を購入。


何とか回収成功。

しかしこのジャストサイズの穴に眼鏡のツルを開いた状態で良く入ったよね。


使用した針金はコチラ。


深さは、針金の輪になっているトコから直角に曲げたトコまでの約1メートル位の深さでした。

数日経っていたのと、バイクが無かったので、どの穴に眼鏡が落ちていたか分からなく、携帯のライトを照らしながら地面に顔を擦り付けて穴を除き込む様子は周りから見たらかなりヤバい奴だったでしょうね(汗)

回収した眼鏡は、汚れてはいたものの特に目立った傷もなく洗えば綺麗なものでした。

ツーリング行く数日前から眼鏡を買い換えたいと言っていたので「物を大切にしなさいと」母に言われた気がします。

良くも悪くもお彼岸と言うこともあり、色々と考えさせられるツーリングとなりました。

今度はのんびりと雲仙を巡ってみたいな。