2018年7月3日火曜日

林道デート????

エンデューロコースに行ったとか、ロングツーリング行ったとか、チャリトレ頑張っているとか言っているけど、最近オフロード走行していないかもしれないと思いつつあんまり気にしていない二輪車安全運転指導員のおっさんです。


そんな私の現状を知ってか知らずか、いつもお世話になっているバイク用品店「Gear Change World」(お店のホームページはコチラから)の店長からLINEが…

私の在宅状況の確認から連絡があったので、何か話があるんだろうと思い、お店に行く旨連絡すると、最近オフロード用品を買ってくれたオフロード初心者女子を林道に連れて行ってもらいたいとの依頼でした。

オフロード?女子?
期待半分、思い当たる女性もいましたので、その方かな?くらい思いながらお店へ向かいます。

あっ、Gear Change Worldは、わが家の近所なのでママチャリですぐに着いちゃう距離です。

お店に到着して店内を覗き込むと、見慣れたお顔が…

やっぱり、あの方だったのねと納得。

Gear Change WorldやKTM大分さんでお会いして顔見知りになっていたMさんでした。

この日は、お友達と御一緒に御来店されていました。(こちらは男性)

店内にあるテーブルには、Mさんが購入したオフロードグッズがいっぱい。

オフロードに興味が出てきて、オフロードを走りたいとの事でGear Change World店長にお話をしていたようですが、店長がオフロードを走る前に装備が必要というアドバイスをしっかりと受け止め、プロテクター、ウェア類をしっかりと買い揃えたらしいです。

車両もいつの間にか中古のトリッカーを手に入れたらしく準備万端のご様子。

車両、装備が揃い、いつでも走れるので、すぐにでも走りに行きたい御様子だったらしいのですが、1人でオフロードは危ないと心配した店長が、私に連絡を下さったようです。

この日の翌日に、すぐに遊びに行きたいとおっしゃるMさん、その日は休みの私、そして店長はお客様とのお約束があるという事で、私がMさんをエスコートする事になりました。

ちなみに、Mさんと一緒に来店されていた方もセロー225を手に入れる予定らしく、その方ともいずれ走りに行く事をお約束しました。



さてさて、Gear Change World店長からの依頼とはいえ女性と2人きりのツーリング。
変な気を起こさないように行かなくちゃ(笑)

林道ツーリング当日、大分市内のコンビニで待ち合わせてから、現地へ向かいます。

初心者の方でも安心して走れる林道でそこそこ距離があるところで、私が思いついたのは、以前行った事のある雨乞林道(詳しくはコチラ→久々の林道(林道大分中部線、雨乞林道))へ案内する事にしました。

下道は、暑かったので、西大分から山の中を走る峠道を選んだのですが、道をよく覚えていなくて何回か道を間違えつつ何とか入口付近まで到着。


私の愛機バルシャーク号(XTZ125E)とMさんの初期型トリッカー。


由布岳登山口駐車場で、一旦休憩。


しかし、梅雨時期というか台風接近中だからか?山の方の雲行きは怪しすぎます。
雨の心配がありましたが、とりあえず、走ってみまようか?って事で雨乞林道へ…

林道に入る前に、基本的なライディングポジション、コツ等丁寧にお伝えしたかったのですが、程よい場所がなく、林道入口付近で簡単に説明してから林道を案内します。

ゆっくりと進みましたが、転ばずについて来てくれるので、大丈夫かな?とそのままゆっくり進みます。


なんだかんだで、一番奥の広場まで無事無転倒で到着できました。


この日のMさんの車両&装備。


後ろ姿。
ちょっとスリップラインがあるのは、リアブレーキロックの練習をちょこっとしてもらったからです。


こんな可愛いポーズは男性には出来ませんね(笑)


オフ装備が決まっていたら、林道に入った時も出来るライダーっぽいですよね。
全ての装備は、Gear Change Worldで揃いますよ。


お腹が痛くなって、女性がいようが所かまわず用を足している画像ではありません。

もともと、ストリート用にカスタムされていたトリッカーだったので、オフ用のブーツではシフトペダルの位置が低すぎたようなので、調整中です。

気を遣って、最大限までシフトペダルを上げるだけ上げたのですが……




雨が心配だったので、山を下ろうと広場を後に下りだしたのですが、Mさんがなかなか付いて来ない。

下りで、細かい石もあったので、ちょっと難しかったかな?と思いつつミラーで様子を見るとライトが見えるので、そのままゆっくりと進む。

すると、ある程度進んだ時に、クラクションを鳴らしながら、Mさんが慌てた勢いで走ってくる。

止まって、話を聞いてみると、2速から上にギアが上がらないという。

様子を見てみると、先程の調整でシフトペダルを上げすぎたらしく、リンク部分が動ききらずギアチェンジが出来なくなっているようでした。


ここで、また調整。

今度は、ちゃんと作動確認して、出来うる限りいっぱいいっぱい上まで上げました。

初心者の、しかも女性に不安な思いをさせてしまった事、反省しなくてはなりません。

そんな、トラブルはありましたが、雨乞林道を抜けていつも思うのが、ここの綺麗な景色。


雲の向こうに由布岳があるはずですが、全然見えない。


眼下には狭霧台の展望所が見えます。


景色を撮っている人を撮影されていました(笑)


ちょっと格好つけたおっさんの背中。

この写真を撮るのに、後ろから迫りつつある自動車の存在に気がつかず、轢かれかけたMさんがクラクションを鳴らされたのは内緒です(笑)




草の上を走る波紋が美しかったのですが、なかなか伝わり辛いですね(汗)

山を下ると、また涼しい峠道を下りつつ、ヤマハアドバンスディーラー:YSP大分さん(リンク先はコチラ)へ向かいます。

トリッカーのタイヤサイズでは、オフ用タイヤのサイズが少ないので、セロー用のホイールを購入する人がいたりするという情報から、ちょいと御相談に伺いました。

YSP大分さんで購入した車両ではなかったのですが、相談に親身に乗っていただきありがとうございました。

Mさんの御相談にのっていただいた代わりかどうかは分かりませんが、この時にYSP大分さんで最近XTZ125を購入し、林道等気になっているお客様がいるので私に案内して欲しいとのこと(汗)

Gear Change WorldさんだけでなくYSP大分さんまで(笑)

「何で私なん?」と尋ねると信用出来るからと言うありがたいお言葉。

そう言えば、Gear Change Worldの店長も同様の事を言って下さっていたな(照)

私は、自分が初めて林道に連れていかれた時にとても嫌な思いをして、一時オフロードは嫌いになっていました。

それから、YSP大分さんで順序良くオフロードを学べて、同時進行でグッドライダーミーティングでもライディング技術を学べたので、オフロードの楽しさを再認識し、今に至っています。

ですから、オフロード初心者方には、まずは安全に楽しんで欲しいと思っています。

その事を常々話していたのと二輪車安全運転指導員であると言う理由で、そう言う認識をしていただけたんでしょうね。

まぁ、その節は自分もお世話になりましたし、そう言われたら断る理由が見つからないので、機会があればお付き合い致しますと言う事になりました。


Mさんの相談も終わり、YSP大分さんを出て帰宅コースで流れ解散という話になっていたのですが、これも以前のブログで紹介した林道(詳しくはコチラ→小さい林道みつけた)を思い出し、Mさんに行くかどうか聞いてみたら行くと言って下さったので、帰りついでに寄り道して行きました。

ここは、短い林道ですが、舗装されたコンクリートが割れていたり、大雨で流れ出た石がゴロゴロしていたり雨乞林道より走り辛い感じで、Mさんが大丈夫か心配で何回も止まっては後ろを振り向くとちゃんと付いてきてくれていました。

1回だけ轍というか段差が大きい所で軽くスタックしかけましたが、自力でしっかりと出てきてくれました。

しばらく待っても来ない時が1回だけあって心配して戻ってみると反対からMさんが走って来ました。

ガス欠になって燃料コックを切り換えていたのだとの事。

ただ、雨乞林道より短いけどガレていたのに明らかにMさんはコチラの林道の方が楽しそうでした。

わざとではないけれど、また1人いけない道に足を踏み込ませてしまったかもしれない(笑)

何だかんだで、無転倒で無事に林道ツーリング…いやいや林道デートは無事に終わりました。

Mさんとお別れする間際エンストし、エンジンがかからない感じが見えたので、離れはしたものの遠くから様子を見ていましたが、何とかなるかな?と思いつつ帰ってしまいました。

後々、聞いた話では、Mさんのトリッカーその後ガス欠になって、セルモーターもイカれ知り合いのバイク屋さんに助けていただいたそうです。

家に帰るまでが林道ツーリング。

最後まで無事に終わらせる事が出来ずに残念でした(泣)


そんな私も帰宅途中に、スコールのような通り雨に降られてびしょ濡れ(笑)

そんなになっても、KTM大分さんに寄ったり、Gear Change Worldさんの前を通りかかったら店長がいたので、林道ツーリングのレポートをして帰宅しました。


夜勤明けの嫁さんには黙って家を出ましたが、翌日、女性ライダーと林道ツーリング行ってきたと言ったら「アパ不倫だ‼️」と言われましたとさ(笑)

バイク用品店、バイク販売店の店員さんには信用されている私ですが、家庭での信用はゼロのようです(泣)