2018年6月23日土曜日

寺山牧場まで日帰りで行ってみた。(大分県大分市から鹿児島県薩摩川内市までのツーリング)

ども、最近チャリトレでもKRS(柏秀樹ライディングスクール)のメソッドを取り入れてトレーニングしたり、梅雨のジトジトした雨の日には懐かしのビリー隊長(一昔前に流行ったビリーズブートキャンプ)とトレーニングしたりしている二輪車安全運転指導員のおっさんです。


今回は、何をトチ狂ったのか、急に思い立って、梅雨の間の晴れ間を狙って鹿児島県薩摩川内市にある寺山牧場へ偵察ツーリングに行ってみる事になりました。(←いや、お前次第だろっ)

寺山牧場の情報は→コチラ Facebook 寺山牧場オフロードコース-ホーム
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わが家のある大分県大分市から目的地である寺山牧場までは、Google先生に調べてもらったら…


こんな感じ。

4時間過ぎ、340km…

行くのか?行けるのか?自分?と自問自答を繰り返していても答えはもう決まっている。

思いついた時点で行く気になっていたのだから。


そもそも、なぜ寺山牧場が気になりだしたかというと、最近何回かお邪魔してお世話になっている御所オートランド(リンク先はコチラ)のスタッフの方々から鹿児島にも面白いコースがあってエンデューロレースをやっていたりしますよという話を聞いたのが始まりでした。

そんなん聞いたからって片道340kmの距離行く??

行くんです!!!

そこに面白そうなコースがある限り!!!

それがKRS、K(私の本名のイニシャル) Riding Spirit!!!、違うか??

深い考えなんてありません、気になったコース、休みの日程、天候、家族の都合、様々な状況が「行ける」という状況になったので、行ったまでです。



さあ、冒険の始まりです。
この時は、まだまだ先の苦労を考えずに元気だったな…

今回は、ネクスコ西日本さんが4月27日から案内して下さっていたETCのツーリングプランというものを利用してみました。(詳しくは→コチラ)

ちなみに、私が利用したのは、九州ツーリングプランの熊本・宮崎・鹿児島コースというプランでした。

決行当日まで行くかどうか悩んでいて、当日申し込みましたが、当日申し込みでもバッチリでしたよ。

申し込んだプランが延岡南インターチェンジからの定額プランだったので、若干ケチくさく、自宅から大分県南部に位置する佐伯インターチェンジ(佐伯IC→延岡南ICまでは無料区間なので)まで下道で移動です。


そんな事で、佐伯ICで高速道路に乗る前に水分補給。

先日、auのスマートパス会員特典で当選したほうじ茶の交換券でゲットしたほうじ茶で水分補給。

後は、高速乗っとくだけと思いきや、その高速乗っとくだけがキツイ。

今回出動したのは、バルパンサー号(WR250R)でしたが、オフ車はやっぱり高速走行に向いていないですねぇ。

でもわが家の中にある車両で高速走行出来るのはコイツだけ。

暇つぶしの音楽聞く用のインカムも高速乗る前にバッテリー切れ。

往路は、ずっと充電してました。


まずは、宮崎県の川南パーキングエリアで給油ついでの休憩です。

奥の煙は火災ではありません、宮崎名物地鶏を焼いたり露店がでていました。

ここまでが、自宅から156km位、半分も来ていない。

再スタートし、またタダひたすら走る。

お尻をズラしたり、ライディングポジションを変えてみたりしながら、お尻の痛みを散らす。

これ、最近していたチャリトレの応用です。

チャリトレで鍛えられたお尻もこの日の長距離ツーリングに耐えてくれました。

そうこうしながら、KRS(柏ライディングスクール)でならった様々なメソッドを試したりしてみる。

もちろん、道中もスタートは半クラ3兄弟は意識して、CKMで走っていましたよ。

何も考えずに走るより、走る事に意識を向けるだけで、走りの繊細さが変わってきた気がします。

道中、肩に力が入っているな?と感じるのも以前より感じ易くなったので、そこは肩の力を抜いてみたり。

おかげで、長距離の強行軍でもなんとか疲労を軽減して走り続けられました。

なんだかんだで、鹿児島県霧島市にある横川インターチェンジを降ります。

ここで、また給油。

タンク容量7.6Lのバルパンサー号では燃費がそこそこ良くたって160km位で燃料警告灯が点灯します。

高速道路で、ちょっと開け気味で走れば、130~140km位で燃料警告灯が点いたり。

この時も、すでに燃料警告灯が点灯していて、145km走行していました。
給油量は6L位だったので、まだ1L弱余裕があったみたいですね。

高速走行が飽きたというか、解放された気分で下道を走ると気持ちが良い。

タブレットに道案内をゆだねましたが、古いタイプの地図対応でタブレット専用でないタンクバックの地図を入れる場所にタブレットを入れていたので、タブレットが直射日光を受け続け、GPSを使用した自身の熱も発して絶不調。

騙し騙し、位置確認しながら走ってみると…


どこココ???って舗装林道走ったりしていました。


で、何とか到着した寺山牧場。

この時すでに、15時前。

出発は9時頃。

所要時間約6時間。

Google先生の嘘つき。

まぁ、想定内でしたけどね(泣)


にしても、なかなかナイスな感じのコースですな。

とりあえず、お腹が空いたので、何か食べさせてもらう。


こんな本格的な窯でピザ焼いてくれます。
おススメっていうので、ピザ頼みました。


メニューはこんな感じ。


こんなレトロな感じの店内。
コレはコレでありですよ。


置いてある雑誌も年季の入ったものでしたよ。
当時を知るライダーには垂涎物かも。


ピザが出来るまで、エンデューロレース時の画像がTV画面に流されていたので、それを鑑賞。


ピザ(ペパロニ)
ちょいとお焦げがあるのは御愛嬌かな(笑)
お水はセルフでお願いしますって。

美味しかったですよ。

それとおススメのチーズケーキってのを食べてみたかったのですが、自分の訪問時間が遅すぎたので、売り切れてました。

今度は、チーズケーキある時間に訪問しないと。


コース図。

今度、8月12日(日)にレースがあるそうですよ。
トレール車で周回できるコース(白線)と上級者向けのエクストリームコース(赤線)があるそうです。

発参戦で、エクストリームコース周回出来たらチーズケーキプレゼントなんだとか。
参戦してみるか???


建物の中からは、コースの様子を眺めたり出来ます。

この日も、地元の老若男女が集まり、それぞれ練習したり遊んだりしていました。

私は、往路の苦労を考えると復路の体力も残しておかなければと見学に徹していましたが、寺山牧場のマスターや練習をしていた若者から「レンタル車両もあるから走らんですか?」とお誘いをいただきましたが、上記の理由で誘いを断りつつ。

つーか、トラテクある子や、マスターもロード用の使い古しの様なTWでフロントアップして、丸太越えしてるし(驚)

私の中でのマスターのイメージはイニシャルDの主人公藤原拓海の父、藤原文太って感じでした。

くわえタバコでやる気無さそうな雰囲気を醸し出しつつ、やることやってしまう凄さ。



そんな状況を目の当たりにしていたら、心の中のどこかで「1周位なら良いんじゃね??」と聞こえてきました。

そうだな、1周4.7kmって書いてあったし1周くらいなら…

いやいや、また6時間300km以上走るんだから…

でも、何しに来たんだ俺??

コースを見に来てコースを経験せずに帰る??

そんなのKRS(ココでいうKRSとはバッタもんのK(私の本名のイニシャル) Riding Spirit)に反する。

後はなるようになる、後のことなんか知るかっ!!!

って事で、マスターのKTM250EXCを拝借。

トレールの走れるコースをゆっくりでってお願いしてスタート。

しょっぱな、激下り。

自分は、エンデューロレースやトライアルごっこで慣れていたからすんなり下りられたけど、初心者やったら、立ち止まって下りられないでしょうね。

最初は、トレール車コースだったと思います。

ですが、途中から雲行きが怪しい。

気がついたら、自分の後ろに1台だったハズのバイクが複数増えてる。

マスターも入っていて、先導してくれている若者にコースを目配せしている。

???

だんだんハードな登りや、ニュルニュルセクション出てきたやん。

どうやら、私の走りを見て、徐々に試されている感じになってきたぞ。
(彼らにとっては楽勝コースなのか???)

そんな感じになってきたので、これは私が格好悪い走りをしたら大分県のオフロードライダーが笑われてしまうし、ココを紹介してくれた御所オートランドの皆様にも御迷惑をおかけするという勝手なプレッシャーを感じ、自分なりに頑張りました。

飛ばしはしませんでしたが、ほぼほぼスタンディングで無転倒で周回する事が出来ました。

これも、KRS(ココは本物)のメソッド、ここ1ヶ月のチャリトレの効果も出ているのかな?と勝手に思っています。

しかし、やっぱりライダーですね。

最初はちょっとよそよそしかった方々も一緒に走ったら気持ちが一気に縮まりました。

やっぱり走って良かった。

マスターやコースを御一緒して下さった皆様にお礼とまたの訪問を約束してお別れ。



しかし、ゆっくりな周回だったとはいえ、エンデューロコース1周してからの帰宅。

身体が火照って若干の頭痛が。

あっ、水分補給していなかった。

帰りの道中で道端の自動販売機でポカリスエットを購入し一気飲み。

一気に症状が改善していく。

熱中症になりかけていたかもね(汗)

帰りの道中は、来た時と違って綺麗な道だったなぁ。

往路は、間違って変な道走っていたみたい。

燃料が心配なので、往路で給油した横川インターチェンジ近くのガソリンスタンドで給油。


さっさとぶっ飛ばして帰りたかったのですが、霧島サービスエリアに寄ります。


家族への御土産。

そういや、鹿児島らしいトコ寄ったかなぁ??

せめて、お土産は鹿児島らしく。

作っているところは宮崎だったとか言うのは内緒です(笑)

サービスエリアを出ようと思ったらポツポツとしたものが…

ココだけだろうとタカをくくって出発…


はい、案の定土砂降りに(泣)

晴れ予報だったので、カッパなんて持ってきてないし、聞いてないよぉ状態。

まぁ、往路から霧島辺りは、山の上に雲がかかっていて怪しい雰囲気だったんですけどねぇ。

宮崎高崎パーキングエリアでタンクバックをトップケースに入れて、ジャケットのベンチレーション(空気取り込み用のスリット)を全て閉めました。

すぐに止んで、降っているトコがあっても少雨だったので、通り雨的なヤツだったようです。

雨にも降られ、どうでも良くなった状態で、インカムで聞いていた音楽から流れてきたのが
コチラ↓↓↓↓


ウルフルズの「それが答えだ!」

自分は、何で大分から鹿児島までコースを見に行ったのか?何でチャリトレ一生懸命やっているのか?柏さんの教えを忠実に練習しようとしているのはなぜか?

様々な疑問はあります。

自分の中の気持ちに正直に生きているつもりですが、どこかで疑問と答えが重なる時が来るのかも知れない、こないのかもしれない、人からどう見られているんだろう、こんな事ばっかりしていて良いのか?家族に迷惑かけていないか?

ですが、コレを聞いて色々な悩みが吹っ飛びました。

これが答えではないかも知れません。

強引でも良い!!!

自分らしくあろうと思います。

それこそ私なのだから。

他にも、自分が元気になる曲をチョイスして携帯に入れていたので、帰りの高速は、ヘルメット中でカラオケ大会です。

喉が潰れそうな位大声を出したって誰も気にしなくて良いカラオケステージ(笑)

気持ちも上がっていたら、スロットルも開け気味になっちゃいます。

気持ちを抑えつつ走りましたが、ちょいと開け過ぎるだけで燃費に影響が出てきます。

往路で給油した宮崎県の川南パーキングエリア手前で燃料警告灯が点灯しました。

あそこで帰りも給油するつもりだったので、そんなに焦らず走り続けました。

予定通り川南パーキングエリアに到着し、給油しようと思うと、ガソリンスタンドの灯りが点いていない。

給油装置の電源は入っていたので、節電かな?と思いつつ、給油をしようとバイクを停めて準備をしていると、職員の方が、もう終わりですと一言。

どうしようもないのと計算上あと40km位は走れそうだったので、次の都農インターチェンジで降りました。

しかし、国道に出たのに、コンビニ以外は真っ暗な道が続く。

ガソリンスタンドがあっても真っ暗。

走行距離は徐々に延びている。

どこまで保つか分からない燃料、真っ暗な国道。

いざとなったらJAFか??知り合いに助けを頼むか?諦めて近場のホテルで一泊するか?押して歩くのか?

様々な不安に苛まされつつ、燃費が少しでも良くなるような運転を心がけ、オドメーターとにらめっこを続けていたら、日向市でガソリンスタンドの看板が見えました。

あの時ほど、ガソリンスタンドの看板が眩しくありがたいと思った事はありません。

給油してみたら、7.6Lタンクに6.84L入りました。

まだ余裕がありましたけど、嫌な感じでしたねぇ。


その後、門川インターチェンジから高速道路に乗り、佐伯インターチェンジまで。

ホントは、ツーリングプランの区間外で別料金払っても良かったのですが、運悪く佐伯インターチェンジ~臼杵インターチェンジ間は、夜間工事中で走行不可でした。

最後まで気を緩めず、安全運転で無事故無違反で帰宅できました。

往復700kmちょいのツーリングを日帰りでこなせたのは、今まで習ってきたグッドライダーミーティング、二輪車安全運転指導員としての自覚、柏秀樹さんのスクールでの教え、チャリトレで培った体力、様々なものが絡み合ってでた結果だと思います。

1日700km走れるなら、実家の群馬に自走で帰省できるかな??

それは、大きなバイクの方が良いだろうなぁ。


帰ってみての要らない御土産。


ジャケットについた虫達。


もちろん、バルパンサー号にも…


この通り


ミラーにも


ハンドガードにも

よく頑張った、バルパンサー号そして俺。

この日、帰宅は23:30頃だったので洗車、洗濯はまた後日。


思い立ったが吉日、思い切ったツーリング。

たまには良いけど、今度は最低一泊だなぁ。



走った距離も長かったけど、文面も長過ぎた今回のブログ。

もし、最後まで読んで下さった奇特な方がいらっしゃったのなら、ありがとうございますm(_ _)m

ツーリングもブログも思い付きでやっていますので、更新間隔、文面にバラつきがございますが、なにぶん素人のブログなので御了承下さい。

2018年6月17日日曜日

ハンドルグリップ交換時の注意点(こんなミスは普通しないだろっ!!)

先日、KRS(柏秀樹ライディングスクール)を受講して、ライディングの奥深さ、基礎トレーニングの大切さが分かり、今後のグッドライダーミーティングの指導の幅が広がったつもりでいる二輪車交通安全指導員のおっさんです。


さてさて、そんな私ですが、先日久々愛車のチューニング?整備をしてみました。

作業内容は、バルシャーク号(XTZ125E)のハンドルグリップの交換。

今まで使っていたグリップは、2万km位使用したんじゃないかなぁ。

グリップの外側の上がテカテカになっていました。


交換前のグリップ。


前からも撮ってみる。


外す時は、エアーガンで圧縮空気を送って外します。
ちなみに、エアーガンってオモチャのエアーガンじゃ無いですよ(笑)

エアーコンプレッサーを使った圧縮空気を送り出す物です。

私が学生時代に、先輩に同様の事を言葉で聞いてエアーガン(オモチャ)でどうやってグリップ外すんやろ??と本気で悩んだ事があるのは内緒です。


グリップを入れるときも、圧縮空気で隙間を作って送りこみます。
コレが正しいかどうかはよく分かりません。

グリップ交換のついでに、グリップパッドも取り付けてみました。
ちなみに、グリップもグリップパッドもZETA製。
購入はいつもお世話になっているGear Change World(ここをクリックしたらお店のページへとびます。)さん。


クラッチ側は難なく終わり、ワイヤリング。

この後、しっかり3箇所位留めて終了。



ちなみにワイヤリングとは…

ワイヤーをリングのように結ぶ事。

ってのは、嘘。

ワイヤーの現在進行形って感じでしょうか。

グリップは、ボンドでも固定出来ますが、オフロード走行では特に、転倒した際、土や泥がグリップとハンドルの間に入る事もあり、グリップとの接着面が剥がれユルユルになってしまう可能性があります。

なので、グリップに針金をしっかりと巻き付けて締め込み、泥の侵入を防ぐと共に、グリップの固定をしっかりとするといった感じです。

ちなみに、レースしたりするオンロードバイクもしているようです。

スロットル側のグリップが緩んだ場合、グリップがずれないようにがっちり握りながらスロットル操作したり、どちらのグリップが緩んだ場合でも、ブレーキング時にハンドルを持つ手元が緩んでしまったらしっかりとしたコントロールが出来ませんからね。

基本的な操作も大事ですが、キチッとしたメンテナンスもバイクの技量向上の近道です。
キチッとしたメンテナンス……



問題は、その後。

スロットルカラー側ですよ。

クラッチ側同様でエアーで送り込んでいました。

クラッチ側のグリップは、スロットルカラーがない分肉厚でエアーを吹き込んでもグリップがしっかりエアーを抑えグリップとハンドルの間に程よい隙間を作ってくれていました。

スロットルカラー側は若干肉薄で引っ掛かりが強い感じで、エアーもなかなか通りきらない感じでした。

そんな中、早く作業を終わらせたかった私は、ガンガンエアーを送っていました。

すると、事件発生!!!

急に、グリップの一部が風船のように膨らんだかと思うと「パンッ!!!」と言って膨らみも一瞬にして消えました。


その時のグリップの状況。

真ん中辺りの裂け目分かりますか???

そう、グリップをパンクさせてしまいました、私(汗)

裂け目の下側も膨らんだ名残で若干たるんでいます。

ホントは、もう一回新品買いたかったけど、そんなもったいない事は出来ない!!!



つー事で、こんなワイヤリングしてみました。

裂け目にボンドをたっぷり突っ込んで、その上から針金でしっかりと抑え込みます。

もともと柔らかいグリップだった上に一回膨らませてしまったグリップだからたるみが少しあるのは御愛嬌(笑)



何とか、両側グリップ交換終了。


前からも。

青にオレンジ、似合うかどうかは分からないけど目立つかどうかなら、目立つかな??
けっ、消して某オレンジがメーカーカラーのバイクに憧れているとかじゃないですから(泣)


ワイヤリングもしっかりと。


ワイヤーの絞る位置は、グリップの下位で、しっかりと丸めて絞った後、ある程度の長さにカットしてから、ハンドル側に切り口を曲げ、グリップに差し込むようにカットしたワイヤーを直すと、手にワイヤーが刺さったり、引っ掛かったりしないで、怪我しなくなりますよ。



ついでにバルパンサー号(WR250R)にもグリップパッド装着してみました。



これで、林道行っても少しは親指の付け根の痛みはなくなるかな??

バルパンサー号のグリップエンド付近も若干ゴムが磨り減ってきていたけどもうチョイ我慢かな??


おまけ

先日、KRSで習った事を、仕事帰り前に復習してみました。


半クラ3兄弟を実践し、アイドリング状態でバルシャーク号を発進させ、クラッチを離しています。

4st125ccの非力なエンジンでも上手く操作すればクラッチワークだけでこんな風に発進出来ますよ(笑)


クラッチを離した後、チェーンの張りを感じながら段階的に加速。

ホントは、その後クラッチを切ってジワっとブレーキングなんですが、両手が塞がるので(携帯で撮影していたので)、動画は撮りきりませんでした。



安全で正確な運転は地道な基礎練習から。

そして、基礎練習の鍛錬の先には、上手い運転が待っている。

速いから上手いのではない、上手いから、結果早くなる。


自分が楽しければ良い??

ゆっくり走っても練習できることはいくらでもあります。

詳しくは、最寄のライディングスクールへ足をお運びする事をおススメいたします。


Enjoy Your Motor Cycle Life

2018年6月15日金曜日

KRS(柏秀樹ライディングスクール)大分編に参加してきた(2018.06.13)

頑張る若者の影響を受け、自転車トレーニングをやり始めたら、最近自転車こぐのが楽しくなって、仕事から帰ったら、トレーニングに行っていますが、体重が全然減らない二輪車交通安全指導員のおっさんです。



二輪車交通安全指導員になったからといって、なった瞬間から、誰にでも完璧に安全なライディングテクニックを教えられるわけではありません。

先輩指導員の指導方法を見て学んだり、初心者のライダーを指導したりして指導員としてのスキルを徐々に上げている最中です。

そんな私にうってつけ?バイク雑誌等で有名な「柏秀樹」さんが開催しているKRS(柏秀樹ライディングスクール)が大分県で開催される事になりました。

柏さんについての詳しい情報はコチラをクリック

私がいつもお世話になっているYSP大分さんが受付窓口となり、実現したライディングスクールです。

それと、YSP大分さんのお客さん友達のもくしゅんさんが熱望し、柏さんに熱烈なラブコールを送った結果でもあったようです(笑)

そんなYSP大分さんが今回のKRSの様子を記載したブログはこちら→柏秀樹ライディングスクールin大分 参加してきました!(ヤマハ・YSP大分)

YSP大分さんは、バイク屋さんとしてプロの目線で書かれたブログですが、私は素人なりに自分が感じた事、感情を書いていきたいと思います。


KRS(柏秀樹ライディングスクール)開催前日

前夜祭??として大分市内の居酒屋で「柏秀樹」さんを始めとし、KRS参加者(もくしゅんさん含む)、YSP大分職員、柏さんと長年の知り合い、KRSには参加出来ないけど柏さんとお話したい方々??が集まりました。

中には、九州のYAMAHAのオフロードイベントではインストラクター等をしてくだっていて、私もRIDE ON DIRTでお世話になった事があるモトクロスライダーの石黒さんも福岡県からいらしてました。

飲み会開始から柏さんのトークは絶好調でしたが、お酒が入れば入るほど、饒舌になっていく柏トーク&ダジャレ。

かと、思いきやライディング技術に関するトークが始まる。

飲み会でもあり、KRSの座学と言った感じでしょうか。

油断をして、他の人と話が盛り上がると、「ちゃんと聞いて!!!」と静止が入る(笑)

柏さんお気に入りのターゲットも見つかり、その人にずーっと絡みっぱなしでした。

それと何より、セロー愛に溢れていましたね。


飲み会の様子の一コマ。

柏さんの長年のファンだと言うTさん。
約30年前に買ったという柏さんの本にサインをしてもらっていました。
その後の記念撮影。
ちなみに撮影者は私。


飲み会参加者全員で記念撮影。

YSP大分さんのブログで顔出しされていましたが、柏さん、YSP大分社長夫妻、石黒さん、私以外は緩いボカシをかけています。

そんなこんなで、飲み会はある程度で切り上げないと本番の翌日がバイクを運転出来なくなります。

日が変わる前に切り上げて、翌日に備えます。




KRS(柏秀樹ライディングスクール)大分編当日

朝9時にYSP大分に集合。

そこから若干の座学、今回受講するにあたって、それぞれの目標を柏さんに告げます。

私は、指導員としての指導方法を学びたい、8の字走行等で必要な急加速急制動の後のスムーズな旋回を目標をしました。

座学の後は、トランシーバーを装着しYSP大分を出発し、ツーリングスタイルで大分市田ノ浦ビーチ駐車場へ向かいます。

ツーリングスタイルと言う点でも、ツーリングにおけるマナー?ルール?を学ぶ機会でもありました。

言われれば、昔先輩から教わったり、ツーリング仲間との阿吽の呼吸で出来ていた事ばかりですが、私だけかも知れませんが、最近のマスツーリングでは、互いに気遣うという事が見られないかも知れませんね。

まずは、千鳥走行(互い違いに並んで走る)をし、先行車両の急なブレーキ操作等でも追突の危険性を回避する。
※ただし、千鳥走行とは言え車間距離が近すぎれば、コーナーリング中に先行車両のイン側を刺してしまったり、アウト側に被せてしまったり、万が一の際に相手のエスケープゾーンを残してあげられない走行は無意味な走行だと思います。

車線変更の際は、最後尾の車両がまず後続車を抑えてその間の車両がスムーズに車線変更出来る余裕を与える。

コンビニ等駐車場から出る際は、進行方向に斜め45度で複数台横並びに並んで、出る時は安全なタイミングで一斉に出て時間の短縮をはかる。

等々、細かい技術を学ぶ前から、当たり前だけど忘れていた事を教えて頂きました。




田ノ浦ビーチ駐車場到着

ここでは、半クラ3兄弟、アクセル3兄弟、ブレーキ3兄弟と言った基本を学び、その後JFターンを学びました。

え??

何を言っているか分からない??

柏さんの記事やDVDを見たことある方なら、これらの言葉を聞くだけで何をしたかは分かると思います。

詳しく知りたい学びたい方は、柏さん関連の書物、DVDの購入をおススメいたします。

今はYou Tube等で無料で見られる動画等ありますが、自分で学びたいと思って買ったDVDを見るのと、いつでも見れたり、無料だから見ようかと思って見るのでは気持ちの入りようが違うので、自分の技術として習得するのは難しいかもしれませんよ。

蛇足ですが、実際、ライザップやスポーツクラブ等でダイエットの成功例が多いのは、優秀なインストラクターもいらっしゃるでしょうが、やっぱり高額な料金を払っている分、元を取ってやろうというのが人の正直な反応だから結果も出易いと言った事を聞いた事があります。

話を元に戻しますが、簡単に言えば、丁寧なクラッチワーク、アクセルワーク、ブレーキ操作の連携といったところです。

「なんだ、それなら俺は出来てる!!」と思った貴方!!!
ぜひKSRを受講して下さい。
柏さんにビシバシ鍛えられますから(笑)

最近巷を騒がせているスポーツ関連の某協会や某大学のパワハラなんか比じゃありませんよ。

悪いときは、真面目にしっかり叱って下さいます。

だって、みんなの今後の安全、命がかかっているんですから。

受講した全てのライダーが長く安全にバイクに乗り続ける為に叱ってくれます。

怒ると叱るは違います。

誰のための何のための指導なのか考えると熱のこもったありがたい指導です。

こう言う事も当たり前なんだけど、当たり前に指導できる人、受講出来る人が珍しくなってきているのだろうか?

あっ、もくしゅんさんにだけは優しかったなぁ(笑)
あれはセクハラにならんのやろうなぁ?本人も喜んでいたし(笑)


熱い指導の後は、美味しい昼食。

と行きたかったところですが、何せ今回のKRS大分編は実験的にやっていたので、時間調整が難しく、別府市に移動し今回は大分県民ならみんな大好きジョイフルで昼食でした。

昼食の最中も柏トークは止まりません(笑)

笑いあり目から鱗あり色々なお話をしてくださいました。



ツーリングレッスン

昼食後は、浜脇温泉から大分市狭間に抜けるワインディングロードを走りながら、CKMの実践。

CKM気になる方は、御自身でお調べ下さい。
自分で調べた事は必ず自身の身に付きます。

柏さんは、少しずつ移動し、一人一人の後ろについてアドバイスを下さいます。

他の方が指導を受けていてもトランシーバーで聞こえているので、それもまた勉強になります。


タンデムレッスン

豊後大野市朝地町里の駅やすらぎ交差点に到着し、ここからはタンデムレッスンです。

4つのフォーム、4つのアクションの違いをタンデムしながら教えて下さいます。


まさかのこんな車両でもタンデムレッスンをしてくださっていました(笑)


それにしても、こうやって見ると、柏さんの後ろで何て偉そうな態度な私なんでしょう(汗)

身体もデカイが態度もデカイとよく言われます(笑)

このあと、私も自分のバルパンサー号(WR250R)でタンデムレッスンしていただきました。

自分のバイクを初めて怖いと感じました。

それ以上に自分がタンデムシートに乗るとリア荷重になるので、加速時はトラクションのかかっている感じが良く分かり、それ以外でもバイクの挙動やどうしたらどう動くと言う事を丁寧に教えていただきました。

道中、大分県の道を気に入って下さったらしく、緑が多くて良いなぁと何回も言って下さっていました。

最後は、鼻唄が聞こえてきたり、最後まで受講生を飽きさせない講習会でした(笑)


講評


最後は、YSP大分さんに帰り、柏さんのまとめの指導を受けた後、今回の講習の感想を書きました。

その感想に対し、柏さんは一人一人に丁寧に柏さんの感想とアドバイスを下さり、赤ペンでアドバイスを書いて下さりました。

柏さんのアドバイスを受けていない方には謎の文言かもしれませんが、受講した私にはありがたいアドバイスです。

ちなみに真ん中のモザイクをかけているのは、柏流指導方法が沢山書かれていますが、その内容は受講した人以外秘密です(笑)


ちなみに、柏さんのDVD4巻まとめて買っちゃいましたよ。


サインしてもらい、写真もお願いしました。


1巻1巻違う言葉を書いて下さりました。


丁寧に書いて下さりました。


一緒に受講したもくしゅんさんもセロー生誕30周年記念のTシャツにサインをしてもらっていました。


もくしゅんさんは、柏さんも愛用していたKUSHITANIのジャケットにもサインをしてもらって…


結局、DVDを買っていたそうです。


最後まで笑顔を見せ続けて下さった柏さんありがとうございました。


今回は、借り物のGSとの事でしたが、お似合いですね。


みんなでお見送り。


股がったらよりさまになりますね。


ちょっとした発進でも、ちゃんと私達に教えて下さった通りの細かい基本動作をされていましたよ。



最後までサービス精神旺盛な柏さんでした。

このあと、御実家?の山口県岩国市まで無事に到着されたそうです。

今回は、大分県までわざわざお越しいただきありがとうございました。

再度の受講を熱望し、またのお越しをお待ちしております。