2018年5月29日火曜日

あんな事(後続車に道を譲る時は、場所と状況考えようよ。)

大分県で二輪車安全運転指導員をしているおっさんです。

先日、御所オートランドまでツーリング行った帰りに怖い思いをしたのと、色々と考えていただきたい案件だったので、ブログに投稿させていただきます。


御所オートランドからの帰り、10号線を北上していましたが、工事中だった大分県臼杵市の吉野から下戸次に抜ける道路が完成したという噂を耳にしていたので、その道路を走ってみたくなり、吉野方面へ向かいました。

吉野から新しく出来た道路に入ります。

田舎の農免道路的な感じで、道路幅も広く走り易いですが、アップダウンがきつくカーブも多いです。

昼間なら楽しい道だと思いますが、この時は日が暮れて真っ暗でした。

私はハイビームで走っていましたが、当然対向車が来たらロービームに切り替えます。

そんな道中、こちら側が登り、反対側も登りというモトクロスコースで言うところのジャンプ台みたいな坂を登っていました。

対向車側にライトの光が見えたので、コチラのライトをロービームに切り替えます。

坂を登りつめて、下りかけたところ、対向車がハイビームのままです。

眩しいなぁと思いつつ、勘で走っても危ないので、スロットルを緩め、若干左側に避けながら、ゆっくりとその車とスレ違おうとしました。

すると、その車がロービームに切り替えたので、見え易くなったと思いそちら側を見ると、私の目の前を強烈なライトが左から右に流れていきました。

?????

一瞬何が起こったのか分かりませんでしたが、その後、先程までハイビームにしていた車が左ウィンカーを出して停車していました。

!!!!!

どうやら、この車が後続車に道を譲り、後続車が追い越しをかけたタイミングで私登場!!だったようです。

私が速度を緩めず、ハイビームでも勘で車線の真ん中を走り続けていたら???……

考えただけで、恐ろしくなります。


ここで、お話したいのは、後続車に道を譲るなとは言いません。

ただ、その道を譲る場所を考えていただきたい。

見晴らしのいい直線が理想ですよね。

それと、後続車に道を譲る時点でハイビームからロービームに切り替えておくべき。

また、追い越し車両も坂の手前で見通しが悪いのと、夜間だから私のライトの灯りも見えていたハズなので、ゆっくりと追い越して欲しかった。

楽しかったツーリングが一瞬で悲しい事態になりかねない出来事だったので、投稿させていただきます。

「法律で決まっているから。」、「コッチが優先だから。」、「なんで俺が譲らないといけないんだ。」等々考える事がある方もいるかもしれません、もちろん私も以前はそうでした。

しかし、そんな事で我を通して命を失うより、身の危険、様子がおかしい、妙な気配を感じた時点で、スローダウン、停まる、避ける等回避行動を取るべきです。

ある方から「事故は自己責任」という言葉を教えていただいた事があります。

まさにその通りです。

ハンドルを握る限り、どんなに相手がおかしな行動をしたとしても避けきれる、停まれる状況にあればそれを回避するのもドライバー、ライダーの責任だと思います。

今回は、私も運よく助かりましたが、次はどうなるか分かりません。

絶対はありませんが、絶対に近い確立に近づける事は可能だと思います。

運転だけではなく、リスク管理気をつけたいですね。




ちなみに、この日の出来事後で思い出したら、機動戦士ガンダム第3話「敵の補給艦を叩け!」でアムロが太陽を背にガデムの補給部隊を攻撃した時の攻撃を思い出しました。

ネットから引用

ハイビームを背に、追い越し車が突っ込んで来る。

恐ろしく完璧な攻撃ですね。

真面目に終わりたくないので、大好きなガンダムでふざけさせて下さい(笑)

御所オートランドまでツーリングしてきた。

御所オートランドで行われたエンデューロレース「ガルルカップ」に参戦してから自分の不甲斐なさを感じつつ、レース活動はしばらくお預けで、休みの日は、二輪車安全運転指導員としてグッドライダーミーティング、二輪車安全運転大分県大会のスタッフとしてバイクに携わる日々のおっさんです。

そんな日々の中、先日の日曜日が休みであり、天気も良く、最高のツーリング日和だったので、ロードツーリングに行く事にしました。

行き先は、先日「ガルルカップ」の行われた御所オートランド!!


何故か???

2回しか行った事のない御所オートランドですが、私の住んでいる大分県大分市から正直言って遠いです。

真っ直ぐ行って片道3時間。

ちょっとした耐久レースです(笑)

それでも行きたかった理由は、御所オートランドに行く度に現地までの行程、道路から見える景色が綺麗で、コースレイアウトが楽しそうだったからです。

バイクを積載したハイエースだとドライビングを楽しむよりは、ロールに耐える状況が続きますが、「バイクで走ったら気持ちよく走れるやろうね。」とKTM大分整備士N氏と話していました。

もう一つの理由として、御所オートランドを管理運営されている24serviceさんのFace Bookのページで先日初めて御所に行った時にコースを案内してくださったK氏やレース会場で色々と声かけをして下さったK氏の師匠K野氏、K氏の先輩でありライバル?のN氏が練習走行をされるとの情報をお見かけしたので、御挨拶がてら遊びに行くのもまた良しかと思い出発しました。

他にも寄りたいトコがあり、ちょいと遠回りをしてしまいましたが、そちらはスカだったので、御所へ向かう事にしました。


途中、道の駅「菅生」でトイレ休憩。

天気が良かったので、バイクも車も多かった。

あっ、ちなみに今回はバルパンサー号(WR250R)出撃です。


この日のタイヤは、ロード用のタイヤを履いたホイール。
オフタイヤで長距離走ると、ブロックの角が減ってもったいないですから。

御所には、2回しか行っていませんし、行くときはいつもKTM大分整備士N氏のハイエース同乗で自分で運転していませんでしたが、助手席でタブレットを使いナビ役をして、道を覚えられていたので、今回地図もナビもなしで、道を間違えずに行けちゃいました。


大分県から国道57号線で西に向かい、阿蘇山の外輪山を下る滝室坂を下ってすぐの信号を左折し国道263号線へ。

この道がとても気持ちが良かった。

写真の通り、緑豊かで、クネクネと曲がる道がバイクで走るには楽しくて最高です。


で、いつもの悪い癖で寄り道???

写真左の轍の先が気になりちょこっと登ってみましたが、草ボーボーだしタイヤもロード用、ウェア類の装備もガチガチのオフ用ではない感じだったので、途中で諦めて下っていました…

すると、下の道路に一台のオフ車が停まってコチラを見ています。

下に降りてみると、何やら説明をして下さっていますが、道路を隔てているし、ヘルメットを被っているので良く話が聞こえません。

近づいて、お話を伺ってみると、どうやら先程諦めた林道の上にはとても綺麗な景色が広がっているとの事でした。

そんな情報を下さった方の愛車は、年季の入ったXR650??R??逆車と言われていました。
装備は、バックルでベルトを留めるタイプの革のオフブーツ、ガエルネとは書かれていましたが、物凄いビンテージ感たっぷりのブーツでした。

今回は、諦めて今度遊びに行くと心に決めて御所へ向かいました。

途中燃料が不安だったので、給油してみたら、燃費30km/L超えでした。
WR250Rでこの数値は驚き。


なんだかんだで、無事に御所オートランドへ到着。

現地ライダーの方々は、ちょうど走り終わった時で、すぐにお会いできました。
なんとこの時、モトクロスコースを午前1時間、午後1時間の2ヒートを終えた直後だったらしく汗びっしょりでした。

お昼休憩をされる時だったので、私も御一緒させていただきました。

色々とお話を聞かせていただきましたが、御所オートランドの若手ホープの2名のライダー、その2名を指導するライダー、皆さん熱く、将来の一流エンデューロライダーを育てる環境が整っているなぁと、ただただ感動です。

会話の中で笑えたのが、初めて御所に来た時にコースを案内してくれたK氏。
私に対しての発言で、
Face Bookの投稿を見ての感想として、「おっさんっていつも遊んでますよね。」
K氏の師匠K野氏が私に「大分に濃いライダーはいないんですか」と尋ねた時に、
「大分で濃い人って、おっさんくらいしかいないですよね。」って(笑)

会って3回目なのに、だいぶ酷い仕打ちを受けました(笑)

ちなみに、私、Face BookやTwitter、このブログで基本楽しい事しかアップしないようにしています。

だって、仕事とか政治とか、小難しい話したって楽しくないじゃないですか。
ってか小難しい話が分からないだけか(泣)
最近、交通安全に関しては小難しい話してるかな??
まぁそれは、二輪車交通安全指導員としてのお話として受け流していただきたい(汗)

それに、今回も週間天気予報とにらめっこして日曜日は遊びに行くと決めていたので、この季節の家の仕事である剪定作業を事前に終わらせておき、毎日のように洗濯、夕食作りをしていたので、嫁さんにも文句言われませんよ(笑)

楽しい時間はいつまでも終わって欲しくなかったですが、皆さんは、コース付近の草木の切り取り作業があったり、私は早く出ないと帰りが遅くなるので、15時頃現地を出発しました。

帰り道、XR650のライダーとお会いしたトコよりちょい手前付近の道路脇に、小さい生き物発見。

よく観察してみると、なんと子ギツネ(驚)

車の流れに乗っていたので停まる事は出来なかったのですが、目が合った時にとても切ない目をしていたし、ヨタヨタと歩く姿は車に轢かれないか心配な感じでした。

何とかUターン地点を発見し、急いで子ギツネのいた所へ向かう。

”イターッ”

まだ道路脇をヨタヨタしています。

急いで写真を撮ろうとしたら、慌てれば慌てるほどデジカメも携帯も取り出せない。

そうこうしていたら、子ギツネは道路脇の茂みの中へ…

追いかけて行くと、茂み中にまだ子ギツネの姿が見える。

よく分からないので、口笛を吹いてみる…効果ない。

奥の手のアレをやってみる…「ルールルル♪」……やっぱり効果ない。

というか、もっと奥に入り込んで見えなくなってしまった(泣)


帰りの道中に、待ち合わせしていた師匠と道の駅「菅生」で合流。

しばらく話し込んでから帰宅しました。

楽しく流して帰っていたのですが、最後の最後で……あんな事が…

それは、別の話で書くとして、結果、御所オートランド!!ツーリングスポットとしてもありですよ。

簡易宿泊施設を建設予定だそうですし、近場には温泉のあるちゃんとした宿泊施設もある。

CRF150、XR230と言ったレンタルバイクも用意出来るそうなので、オンロードライダーでもオフロードに興味のある方は、一回電話してみたらいかがでしょう。

2018年5月10日木曜日

ガルルカップin御所オートランド(2018.05.04)に参戦してきた。

最近ブログをサボり気味でしたが、御報告しなくちゃいけない事もありますし、ボチボチ再開していこうと思っている大分県で二輪車安全指導員をしているおっさんです。

さてさて、御報告しなくちゃいけない事とは…

先日のGW中の5月4日に御所オートランドで開催されたエンデューロレース「ガルルカップ」に参戦してきました。

去年の北九州エンデューロ選手権の夏フェスでYZ125で初レースデビューしてから、RKカップ 九州アマチュアフェスティバルと続き、今年の初めにゴンドーシャロレーで開催されたニューイヤーエンデューロへと続いていましたが…

夏フェスでは、クラッチを焼き2時間半のレースを2周ちょいしか走れていない。

アマフェスでは、めちゃマディで初モトクロスレースとしては最悪のコンディション。

ニューイヤーエンデューロでも、めちゃマディのレースをトレールタイヤで参戦し1周回るのがやっと。

エンデューロレースに参戦していても2時間半も走りきった事がありませんでした。

今回は、せめて完走を目指そうとエンデューロ用にセッティングしたバルシャーク号(XTZ125E)でレースに臨みました。


ちなみに、今回与えられたゼッケンナンバーは「1」。

別に前期シーズン1位になったとかじゃないですよ(笑)

後々分かった事ですが、希望ナンバーもあったらしく、希望ナンバーを出さない人で申し込み順にナンバーを振られていたようです。

レース前日までは仕事だったので、レース当日の早朝に出発し御所オートランドへ向かいます。

本来なら自分の車にバイクを積み込みレースへ向かうのですが、今回はTeam Gear Change Wold with KTM大分という事で、完璧なサポート体制のもとレース会場へ向かう事が出来ました。

車両は、KTM大分整備士N氏が出して下さり、監督としてGear Change Wold店長も同行してくれました。

前日に車両と荷物だけは積み込んでおき、KTM大分のお客様でSix Daysをお持ちのH氏とも合流し午前4時半頃出発し、ボチボチ向かって午前7時半頃到着しました。

いつもながら片道3時間は乗っているだけでも遠い(汗)

会場に入ってからは、先日御所オートランドを案内してくださったK氏に挨拶したり、K氏の師匠にも挨拶させていただいたり。

Twitter仲間でレースに参戦予定のちむ兄、サトゥー隊員、よっし~@@@@@君と合流。

さっさと着替えて、準備を開始。


レースの進行表。


レース前にコース試走がありました。


早速、試走で何回か転倒。

前々日までの雨と早朝の朝露でいい感じのニュルニュルです(泣)


H氏のSix Days。

H氏は90分クラスで、150分クラスに出る私の1時間後にスタートとの事だったので、前半1時間貸して下さいとお願いしましたが、丁寧に断られました(笑)


レース前のブリーフィングです。

身体と態度だけはどこに行っても大きいらしいです(汗)


スタート前に集合写真。

皆さんの許可も何も得ていませんので、私以外の方々はモザイクかけさせていただきました。


レース前に写真撮らせて下さいと、カメラマンから。

しょうがないからポージング。

腹が出てなければねぇ(汗)


決まってるでしょ??

格好だけは(笑)


エンデューロレースでは、どんなコケ方するか分からないから首を守るネックブレースは必須ですね。

上半身のジャージの下は、もちろんインナープロテクター装着してますよ。

背中の赤い、ちっちゃいリュックみたいなのは、「キャメルバック」。

長時間走り続けるには、水分補給も大事。

2L分の飲み物の入る袋状の水筒??が入っていて、前側に出ているホースで飲みます。

私は、ポカリスエットと水を1:1の割合で混ぜて入れています。


グローブはこんな感じ。


ブーツはこんな感じ。

とても良い物なんですが、詳しい商品名はよく分かっていないヤツです。

頭の先から足の先まで、Gear Change Woldの店長にコーディネイトしてもらっています。

通販もしているので、気になった方は、問い合わせだけでもメール等でしてみて下さい。

オフロードを愛し、バイクを愛する店長が親切丁寧に対応して下さると思います。


これ、50ccじゃないんですよ(笑)

バイクが小さいんじゃなくて、ライダーが大きすぎるんです。

改めて、ライダーの主要諸元

全長(身長) 186cm
全幅(腹囲) 105cm
重量(体重) 105kg
馬力     XR50R位なら持ち上げられます。

極めて残念な諸元ですが、バイクの軽量化よりライダーの軽量化が早期に望まれますね。 


腰バンドで締め付けると余計に腹が目立つ(泣)


なんだかんだでスタートです。

この時は、「腹減った。」とか余裕の発言をしていましたが…


両手を挙げているのが私。

向かって右横がよっし~@@@@@君。

その右がサトゥー隊員。


真ん中辺りの方々がトップクラスだったと思います。

みなさん余裕な感じ。


スタート前。

カウントダウンのプレートを持ったレースクィーンはいませんでした(笑)


スタート!!!




結局、私は後ろからゆっくりとスタートしました。


私より前に行っていたサトゥー隊員。


先日、御所オートランドを案内してくれたK氏。

この日は、マーシャルとして走っていました。


K氏の後ろ姿。


そして、私。

とてもスピード感がない(汗)


コーナリング。

あんまり足を出した覚えが無かったんだけど、それなりに見える写真を撮ってもらっていたようです。

ありがたい。


これもスピード感というより、重量感すら感じる(泣)


1時間後に90分クラスでスタートした「ちむ兄」。


よっし~@@@@@君。


私。


サトゥー隊員。


K氏。


帰ってきて、このポーズ。


イッチバーン!!!!

順位???

いやいやゼッケンナンバーをお知らせしただけです(笑)


レース後のジャンケン大会。


レースの結果では入賞できませんでしたが、ジャンケン大会では7位入賞致しました。


御所オートランドの地主さんの育てたお米2kgとクリアファイルいただきました。

それと、この後の特別ジャンケン大会で御所オートランドの1日走行券(2000円相当の金券?)いただきましたぁ。

また、遊びに来いって事ですね(笑)


レースのリザルトです。

ゼッケン1は…

19位でした。

抜きつ抜かれつでしたが、とりあえず仲間内では1番???だったようです。


当日の夜は、サポートスタッフと共に反省会も行いました(笑)



2時間半走りきってみて、レースの感想及び反省

前半の1時間を超えた辺りで自分が何周走っているのか?何のために走っているのか?順位なんてどうだって良い、色んな感情が入り交じり、最終的には悟りのような境地に陥りました。

そして、後半になればなるほど、前半コケなかったようなトコで変な転倒を繰り返し、バイクを起こすのに体力を奪われます。

一番最初の試走で調子に乗って気持ちとばしたらコケたので、本番は今回は完走‼️って事でビビってペースを落としすぎ、終始1人で走り続けていたら、あれ?俺林道ツーリングに来ていたんだっけ?と錯覚するくらいのんびりペースで走っていました。

次回は、もう少しレーシングスピードに近付けたいと思います。

そんなのんびりペースでも2時間半走ればそれなりに疲れるもの。

この後、車にマシンを載せたり、運転したりとしていたら、疲れはてていたでしょうね。

そこは今回、Team Gear Change Woldしっかりとしたサポートのお陰で、ゆったりと帰れました。

今回、サポートしてくださったメンバー、レースを運営してくださったスタッフ、一緒に走ってくれたライダー、レース中の追い越しざまに心温まる言葉をかけて下さったライダー、全ての人に感謝してもしきれないレースでした。

そして、何より40過ぎてこんなレースに夢中になっている私を許してくれている家族に感謝です。


レース直後は、バルシャーク号では、やっぱりダメか?と諦めて次回からはYZ125での参戦も考えていましたが、のんびりペースで19位だったんならちゃんと頑張ればまだまだいけるハズという思いに変わってきました。

ちゃんと練習して、体力作りをして、せめて今期いっぱいはバルシャーク号と闘い続けてみようと思います。(エンデューロレースでは)

他にも色んなコースに遊びに行きたいなぁ。