2016年12月14日水曜日

YZ125復活計画 その1

シェアモトクロッサーとしてYSP大分さんに保管されていたYZ125。

誰かが乗るだろうと思われていたが、誰も乗らないまま数年が過ぎていました。

今年になって、私の周りの知り合いにオフローダーが増え、林道だけでも良いが、コースも楽しみたくなってきた。

WR250Rでも楽しめるが、技術を身につけるには2stのモトクロッサーが難しいが為になるとの事。

そんな良い車両があるなら乗らなきゃもったいないと言われ、乗る気満々になったのは良いものの、車両を確認してみると放置されていた事で色々と不具合が出ている模様。

そんな車両を復活させるべく、バイクの運転技術だけでなく整備技術も師匠が教えて下さると言うので、思いっきり甘えてきました。


わが家のセレナ君もすっかりトランポとして大活躍。

保安部品の装備されたトレールバイクを積載するより、無駄な装備のないモトクロッサーを積載する方が楽ちんだったりしました。


大分県豊後大野市にある、とある工場。
私にとっては秘密基地。(めっちゃ国道沿いでなんも秘密になっていませんが何か??)

ここで、とりあえずリアブレーキからバラしていきました。


バラしだしたら必死なのと面白いので、写真は思い出した時だけ撮っていました。
上の写真はリアブレーキキャリパーを開放整備しているところだったかな?

ピストンの動きが少し渋いようでしたが、開放清掃しシリコングリスでグリスアップし復旧しました。(7割師匠が)


なんだかんだで、リアタイヤも外しちゃう。


せっかくだから、リアブレーキのマスターシリンダーも開放しちゃおうって事で、開放。

中から、メッチャ汚いブレーキフルードが出てきました。

ブレーキペダルからの入力側、防水用のブーツ?ゴムの中身が外からの水も守っていたんでしょうけど、中に溜まった水分を放出しきらんかったみたいで、物凄い錆びでした。

上の写真も真ん中辺りにあるワッシャーのようなもの、表も裏も錆びまみれでしたが、インパクトレンチに取り付けたヤスリで磨きあげました。

マスターシリンダー内部のピストンは、錆やら何やらで汚れてシールにも細かい傷が入っていました。

今回はパーツもないので、シリコングリスたっぷりで師匠が復旧してくれました。

ブレーキは命を預かっていると言っても過言ではないので、師匠と開放しておいて良かったですねと話していました。

ここまできたら、リアサスペンションのリンク、スイングアームのグリスアップもやって起きたいなと師匠がおっしゃってくださったので、リンク周りをバラし、スイングアームを外します。

色々複雑な形をしているので、後で組み付け間違えないように、外していきます。


一回バラして、どんな風に取り付けられていたか位置の確認。


チェーンも外して洗浄します。

取り付けられていたチェーンは継ぎ目がありませんでいたが、結局スイングアームまで外したので難なく外せました。



今日は、リア周りの開放で終了しました。

グリスアップ後に復旧して終わりたかったのですが、今日のところはここまで。

ココまで自分で整備すると、完成した時に乗るのが楽しみでしょうがありません。

バイクは乗るのも楽しいですが、整備するのも楽しいですね。

職場にも家族にも迷惑をかけずに趣味で楽しむ為には、ます安全な車両に乗らなくちゃいけません。

安全に乗るための運転技術、整備技術を身につける為に、師匠の下、しばらく修行を続けます。