2016年7月25日月曜日

林道、憧れの人とか色々てんこ盛り



昨日は、大分市坂ノ市にあるバイク用アクセサリー取扱店GCW(Gear Change World)さん主催の林道ツーリング初級編???に参加してきました。


林道ツーリングに参加するにあたって、まずはツーリング当日より前の日に、いつもの通勤&ツーリング用のタイヤを履いているホイールをオフロード用のタイヤを履いているホイールへ交換しておきます。







そして、プロテクター等装備する腕や脚が擦れて痛かったりするので、インナーウェアを購入。



そんなこんなで、準備万端な前日の夜。
飲み会があり参加。



私は、アルコール類は飲まないのでBW'sで大分駅高架下へ。

結局、盛り上がり帰って寝たのは2:30頃。



そんな時間に寝ても楽しい林道ツーリングとなれば自然と目が覚めるもの。
集合時間に集合場所であるコンビニに向かうと、もうすでに3台オフロード車が停まっていました。

私が合流し、しばらくするとGCWの店主合流。

夏場の林道ツーリングでは水分補給だけは忘れないようにしたいので、コンビニで各自ドリンク購入。

林道入口付近の大分県臼杵市、臼杵石仏公園に向かい、残り3人の方と合流。

合流後、まずは臼杵石仏公園の脇を抜ける感じで1本目の林間セクションの林道を走破。



1本目の林間セクションを抜けた後での休憩。
参加車両は、XR250、WR250R×2、CR250(公道仕様)、KTM フリーライド250R、KTM 250EXC、CRM250R、tmuk TM Racing250ENでした。
珍しい外車や2stが沢山あって面白い組み合わせでした。

この広いフラットダートをバイクが向いている方向へ走って行きます。
方向は逆ですが、先日紹介したオフロード初心者の為の林道散策で走った鎮南山線です。
皆さんは臼杵メジャー林道と呼んでいるようです。

臼杵メジャー林道を抜けて、舗装路を野津方面へ走って行きます。
すると、国道10号線の臼杵市と佐伯市の境目付近にある中の谷トンネルよりやや北側の山にある白谷林道と白山林道の間に出ます。

白谷林道は、野津メジャー林道と呼んでいるようです。

白山林道を進んで行くと、顔が無数の針に刺されたような軽い痛みが…
???、雨がパラパラと降ってきました。
オフロード用のヘルメットは呼吸がしやすいように口元が広めにスペースが取られているのですが、雨が降るとその隙間から雨粒が口元に刺さるように当たってくるので、ちょびっと痛いです。

ココを走り終えると、3台が別行動。

一旦国道10号線に出て、コンビニでライダーへのエネルギーチャージ。

休憩がてらオフロード談義で盛り上がった後、1本軽い林道に入り、国道10号線に戻り風連鍾乳洞入口を通り過ぎてから、左にちょこっと入ったこの神社を起点に反時計回りに周回出来る林道へ入ります。

ただし、この林道神社を基点に板時計回りに入っていくと、最初がとてつもない斜度の上り坂の未舗装路。
一度コケたら復旧が難しい。

逆に時計回りに入ると、行きはよいよい、帰りは物凄い斜度の未舗装路を下らないといけない。
ブレーキをかけても滑り落ちていくといった感じでしょうか?
しかもつづら折れの道です。

行く前に希望をとられ、登りを選んで反時計回りに入りました。

最初は、道は荒れていましたが、コンクリートで舗装されており、斜度が急と言っても登れない事はないなと思っていましたが…

その先に、試練が待ち構えておりました。

普通の急な山の斜面に未舗装路で結構な斜度の坂道がつづら折れで続いています。

当然登りきれ……ずに2回程転倒。

最後の最後で停まり転倒。

降りて体勢立て直し登ろうとするも、タイヤがグリップしない。
轍を外れたいけど、どうにもこうにもならない。

同行者の上手な方のアドバイスを受け何とか登りきりました。

山頂付近では、次の試練、丸太越え。
径は小さかったので、丸太手前でスロットルを煽り、フロントアップのイメージでクリアしようとチャレンジ。

フロントはクリアしたので、やったと思っていると、リアタイヤがガッツリひっかかり体がハンドルにもっていかれました。

体勢を立て直し、スロットルをひねってみると、リアタイヤが滑り転倒。
何とかクリアしGCWの浜田さんに「丸太でひっかかった。」と伝えると「えっ?丸太が小さかった?」オフロード乗りはやっぱり恐ろしい。

幾多の困難を乗り越えていても、次々と現れる試練。





林道って似た景色が多いので、案内して下さる方でも道に迷ったりします。
上級者が分かれ道の先を調査してきてくれたりしながら、何とか工事用の綺麗に舗装された道に出た時には、生還したという言葉が大げさでないくらい、安堵感がハンパなかったです。

そんな林道を終えた後でも、まだまだ遊ばせて下さいます。

神社から国道10号線に戻った後、道???って思える入口を右折。
草ボーボーの林道を容赦なく進みます。
進んで進んで進んだ先には、白谷林道(野津メジャー林道)の途中に出ました。

白谷林道(野津メジャー林道)を臼杵側へ抜け、小さい林道を抜けた後に、舗装路に出て解散となりました。

さてさて、それだけでお腹はいっぱいだったのですが、スパ直入ではKTM390CUP with METZELERの最終戦が開催されていました。

その大会に、フリーランスで、私の愛読しているU4 、風まかせ等の記事を書かれている横田和彦さんが参戦されるとの事で、Facebookで


『お近くの方、ぜひ見に来てください(^o^)声かけてくださった方には「U4ステッカー」プレゼントしちゃいます〜!』


と、投稿されていたので、どうしても横田さんにお会いしたいと思い、スパ直入へ直行しました。


スパ直入に到着し、KTMのテント付近を探してみると、お着替え中の横田さんを発見。

慌てすぎて、あられもない姿の横田さんに「横田さんですよね?」と空気も読まずに話しかけてしまいましたが、横田さんはすぐに着替えを済ませて対応して下さいました。(今更ですが、あの時は申し訳ございませんでした。)


御本人に掲載の許可はいただいております。

御本人に掲載の許可はいただいております。

 実際にお会いさせていただいた横田さんは、記事から伝わるお人柄通りの気さくで優しく感じの良い方でした。



お目当ては、ステッカーより御本人でしたが、ステッカーとKTMのドリンクもいただいちゃいました。


写真を撮って下さったKTMのスタッフの方と横田さんに、午前中林道をハシゴしてた話をさせていただくと、大分県はオン(舗装路)でもオフ(林道)でも楽しそうで羨ましいとありがたいお言葉をいただきました。


ちなみに場違いな格好でサーキットをウロウロしていた私は観戦者やレース関係者に奇異な目で見られていたのは間違いありません。




その後は、KTM大分さんの応援観戦に勝手に同行させていただきました。
帰りだけでもと、ツーリングへの合流もお誘いいただきましたが、とても皆様とご一緒できる格好、車両でないので、お断りさせていただきました。

帰りは、折角直入まで来たのでバイク屋さんはバイクを売るだけじゃないらしいで教えていただいた、「郷とうふ店」で豆乳シフォンケーキをお土産に買って帰りました。


帰りがけ、いつもお世話になっているのでYSP大分さんにシ豆乳フォンケーキを持って行きました。
もちろんわが家の分も買って帰っています。

わが家の分には、オカラマフィンと豆乳マフィンも追加で買って帰りました。


帰り着いて、愛機を見ると見事な汚れよう。

いつもは、洗濯、洗車までするのですが、この日はさすがに疲れ果てたので、洗濯だけし、シャワーを浴びました。
洗車は、別日ですね。














オフロードバイクは、泥だらけになって格好が良くなりますね。

でも早いトコ綺麗にしてあげたい。

2016年7月6日水曜日

オフロード初心者の為の林道散策

梅雨のシトシトした雨も止み、しばらく好天が続いていますねぇ。

好天は良いのですが、梅雨が開けきっていないので、湿気を含んだ暑さが体にまとわり付くようで、気持ち悪い暑さです。

そんな暑さの中、平日休みだったのでバルイーグル号(BW's125x)で遊びに行ってきました。
午前中は洗濯等の家事を済ませ、昼前からの出動です。


今日の目的は、初心者でも楽しめる林道散策。

オフローダーの一部は、感覚が麻痺して自分では簡単、安全だと思っている林道を初心者に案内して、初心者に騙されたと言われる事があります。

それは、オフロードに慣れてしまった人と、オフロード初心者との感覚の差が大きいところからくるのだと思われます。

そんな自分もかなりオフロードライフを充実してきている人間かもしれません。

そんな自分がオフロード初心者等を林道に案内する際、どういう林道が良いだろうか?と考えたところ、オンロードタイヤを履いたスクーターで先導する林道なら初心者でもオフロードバイクに乗っていればゆっくり楽しめるのでは?といった発想からバルイーグル号での出動です。

目指す林道は、ちょいと前KTM大分スタッフNさんと御一緒させていただいた林道。
と言っても、林間セクションは抜きにして、広々としたフラットダートのみの区間です。

後で調べたら鎮南山林道という林道だったようです。

林道の旅人という方のホームページでも詳しく載っていますが、データが古いのと私は佐伯方面からではなく、臼杵市内からの道順で向かいました。

まずは、自宅から県道205号線(旧臼坂有料道路)を南下し臼杵へ向かいます。

臼杵市内に入ったら臼杵消防署の交差点を右折、しばらく道なりに走り、農免道路との分かれ道で左折、その先の信号を右折して国道502号線に入ります。

石仏入口を通過し、その先の斜め左に入っていく道へ入ります。



その先を左折し県道633号線に入ります。


県道633号線を道なりにしばらく走ると臼津交通の「神野口」と言うバス停が左手に見えてきたT字路を左折し県道204号線に入ります。




県道204号線をしばらく道なりに走ると、左手にグラウンドのような施設が見えてきて、東屋の屋根のようなものも見えてきます。


その先は、工事中でしたが、グラウンドらしき施設が切れたトコにある道を左折。


林道入り口は、こんな感じ。


林道は、砕石が敷き詰められ良く固めてあり、天気が良いときは、最高のフラットダートです。


ただ、最近の豪雨の影響で数箇所道の一部が塞がれているところはありました。


それと、豪雨の影響で、道が削られ所々轍が出来ているところもありました。

ガレ場と轍の時は、ドカっとシートに座っていては、ショートストロークのサス、小径のキャストホイールのおかげでお尻に衝撃がドッカンドッカンくるので、タンデム用のステップ的な段差に足を乗せ、メットインをクルブシホールドし、スタンディングでガンガン進みます。

変な体勢のスタンディングなので足がプルプルしました。

約7Kmのフラットダートを満喫したら、フラットダートと舗装路が入り乱れてきます。


そんな中、丁度良い日陰の広場を見つけたので、休憩をする事に。


敷物を広げ、お昼ご飯。

と、思ったら。

林道に入る前に、コンビニで買ったオニギリと凍った麦茶がない(汗)

と、言うのも、買い物をした時、メットインがいっぱいだったので、買った物をコンビニフックに引っ掛けていました。

そう言えば、走っている途中、ビニール袋の片方が外れてたな、と思いベースキャンプは設営したまま、オニギリ、麦茶捜索隊を派遣しました。


1個目発見。


2個目。


麦茶、崩落現場に落ちていました。


もう少し寄ってみます。


無事に3者を救出しベースキャンプへ戻ります。

帰ってコンビニ袋を見てみたら…

穴が開いていました(涙)

全部落ちていなくて良かった(笑)


オニギリの他にもう一品、これは家から持ってきていたので、メットインで無事でした。


食後は、もちろんコーヒーブレイク。


ホントは昼寝とかのんびりしたかったのですが、出発も遅かったし、原住民のアリさんたちにブルーシートが占領されつつあったので、素早く撤収しました。

ベースキャンプの先へ進むと残りは、ずっと舗装路でした。


こんな記念碑があったりしました。


起点。


こちらは、山庵寺というお寺へ向かう道への起点。


この分岐点を左に行けば山南林道、右へ行けば津久見方面。


津久見方面へ進むと、戸高工業の石灰石採掘現場がいつも(国道)と違う角度で見られます。


津久見湾と津久見の街並みも見えたりしました。


林道を下って県道217号線と合流します。


旧道(昔の国道217号線)ですね。


林道の旅人さんは、ココを右折して津久見の街に下っていましたが、私は左折し臼杵方面へ向かいました。

この道は、大型ダンプの通る道であることは知っていたので、グッドライダーミーティング外伝???で習った走り方で余裕を持ってコーナーリングをしていました。

すると、すぐにもそのおかげで助かる場面に遭遇しました。

大型ダンプではなく軽トラでしたが。

左コーナー抜けた後の右コーナーと言うS字コーナーでしたが、対向車が見えるまで、パーシャルで旋回していたところ、一般的な概念とは違うドライバーの方がイン、アウト、インというライン取り、アウトは中央車線から車半分飛び出すと言う豪快な運転でこちらの車線に飛び出してきました。

まぁ、こっちは余裕持って走っていたので普通に回避できましたが、コッチ車線をアウト、イン、アウトで膨らんでコーナーを抜けていたら完全に衝突コースでしたね。

良く師匠が言っていますが、人の数だけ考え方も違うから、運転する時も、法律でこうだからとか、常識的にはこうだからとか思わない方が良いと言う典型的な例でした。

臼杵側に降りた後も、40km/h制限の所を制限速度+α位で走っていると猛烈な追い上げの軽自動車が現れたので、見晴らしの良い直線で左に寄って減速したら豪快に抜いていきました。

田舎のじいちゃんは豪快な運転が多いようです。


臼杵市内からの帰りは、九六位山経由で峠道を楽しみながら帰り、ついでにKTM大分さん、ギアチェンジワールドさんに寄り道して帰りました。


とても初心者向けな林道だったと個人的には思うのですが、誰かオフロード行きたい方いらっしゃらないですかねぇ。

安全、安心で御案内いたしますよ。