2015年10月26日月曜日

グッドライダーミーティング追記

昨日のグッドライダーミーティングで教わった大切な事、書くのを忘れていました(^_^;)

それは法規のお勉強。

お昼ご飯の後、すぐに行われました。




写真は撮り忘れたので参考程度にいつも御世話になっているYSP大分さんの見える交差点のストリートビューをトリミング(^_-)

題材は事故原因に良くある右直事故(右折車両と直進車両の事故)。

バイクで右折待ちの時に、対向車がどの位置までなら曲がるか?といった内容のお話でした。

まずは待機車両の位置で30km/hで走ってくる車を見ます。

皆さんから出た感想は「早い」。

そうなんです30 km/hと言えば原付一種の法定速度。

一般的には遅いイメージ。

でも、実際右折待ちと言う状況で見ると上記の反応。

次に同じ条件で走ってくる原付二種のスクーターを見てみる。

あれっ??
同じ速度のハズなのに若干遅く感じる??

その後にどちらの場合も対向車をある程度の位置に停車。

それから徐々に待機車両に近付け、自分だったらどこまでなら曲がるか?と皆で考えます。

車の場合は車両が1BOXタイプだったせいかまあまあ余裕がある位置で皆さんストップをかけました。

しかし、スクーターの場合は車の場合より曲がりきれるというポイントが近付いていました。

そこで、実験。

ここまでなら曲がると言ったポイントまでスクーターを待ち、そこから待機車両を右折させます。

この場合、スクーターは30km/hをキープしています。

結果は……

危うく衝突コースでした((((;゜Д゜)))

まずは作られた状況だったという事と待機車両に乗っていた方が曲がりきると言うルールをしっかりと守り、対向車のスクーターに乗っていた指導員の方がしっかりとフルブレーキングをした結果ギリギリ回避出来ましたが、実際なら事故していた状況ですね。

じゃあ何故、皆さんは曲がれると思ったのか??

それは教習所等で良く聞く普通車に比べて小さいスクーターは遅く思われている事。

それと、これは言われてなるほどと思った事ですが、同じ状況で余裕を持って曲がれたという人は、安全に曲がれたのではなく対向車が減速してくれていたと言う事だそうです。

その状況で危ない思いもせずに曲がれたので、自分の中ではあの距離なら曲がれる、と勘違いした記憶ができてしまうようです。

実際にはグッドライダーミーティングに参加されている方々は元々が安全意識が高い方々なので皆さん余裕を持って対向車の位置を決めていましたが、一般的なドライバー、ライダーの感じでの実験でした。


自分は曲がれる、前も曲がれた、相手が止まるハズ。

こう言った自分勝手な行動で事故が起きる可能性が上がってしまうんですね。

実際のスピードの怖さ、感覚が分かっていたら、ちょっと遅れたとしても余裕を持って曲がる気になれますね。

良い経験が出来ました。


でも、そこにいた方々だけが知っていても少ししか役に立たない。

なので、私はグッドライダーミーティングに参加した後に出勤した日は、わざわざミーティングとかは行いませんが、皆が集まるお昼ご飯の時とか休憩時間に雑談がてら職場の人にお話しします。

このブログに書いたように意外に30km/hって早いよぉとか色々。

上司も同僚も話を聞いてくれちょっとした話し合いになるので皆の安全意識の向上に役立っているかな??(^_^;)

法規だけでなく人間の心理等、安全運転へのアプローチは様々ですね。



教習所でも習えないそう言う事を色々考えて下さって実践して下さる大分県のグッドライダーミーティングの開催、スタッフの皆様、毎回アンケートを参考に新しい取り組みをして下さる事務局に感謝です。



Posted via Blogaway